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2004.12.16

むし

鉄筋コンクリート5階建てのアパートの4階に住んでいた昔。
とある深夜にふと目が覚めた。特に尿意や便意もなく。そのまま布団の中にいてもなかなか寝付けないため、二段ベッドの下の段から私は起きだし、立った。上の段では弟が寝息を立てている。常夜灯のオレンジ色した仄暗い明かりのなか、何をするでもなく立っていると、足元になにやら素早く動く物体をみつけた。

なんだろう? 虫か? 何の虫だ? ムカデ? 鉄筋コンクリート作りの上階なのに、そんなのいるわけがない。なんだか気持ち悪い。ティッシュでつぶしてやろう。

瞬時にそれだけのことを考え、すぐ行動に移したが、その「虫」の移動速度が思いの外早く、ティッシュでつぶすまでには至らない。
次善の策として、その「虫」を何かで囲い、逃げられないようにしてからつぶそうと思った。何か具合のいい物はないか・・・、弟の帽子を使う事にした。

そやつを帽子で被せて移動を制限した。ティッシュもしっかり用意した。

帽子を取ってさぁつぶさん。
すると、そやつは壁に向かって走り出し、そしてちょっとした物の陰に隠れた。その、ちょっとしたものをどかすと・・・、いない。消えた?

薄暗い明かりの中とはいえ、その物の陰から別の場所に移動すると、私の目に付くはずだ。だがいない。消えた、という言い方が最もしっくり来る。

家族全員寝静まった深夜、田舎なので外も非常に静か。眠りの途中だったとはいえ、その時はしっかり目覚めていた。
そんな中で見かけたあれは一体なんだったんだろうと、思い出すたびに考えるのだ。

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コメント

 ・・・カマドウマでないことを切に祈ります。

投稿: きりろん | 2004.12.19 18:51

グーグルのイメージ検索をしてみましたが、「便所コオロギ」系とは違っていました。

余談ですが、イメージ検索をかけると、腹の底からこみ上げる、酸っぱく黒っぽい何かを感じましたが、力をこめて押し戻しました。

うう、気持ちわりぃ>カマドウマ。

投稿: たけぴ本人 | 2004.12.21 02:39

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