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2005.06.14

脳内ヒーロー等身大

公共の交通機関を利用する時によく頭の中で巡らせてしまう想像、あるいは妄想が私にはある。

私が乗っている時に、バスやタクシー、地下鉄や電車などで、このまま推移すると相当深刻なことにもなりかねない事になったらどうするか、なんて感じの脳内シミュレーションだ。

それが運転手の体調の急変だったら・・・。
運転手の異変に気付いた私はハンドル等の操作系を可能な限り奪って、できるだけスムーズに、安全に停止させ、乗務員用無線で事態を報告し、運転手の容態を確認して etc etc。

そんな映画のような、私の脳内シミュレーション(妄想)のような事が実際に佐賀であったそうな。

バス間一髪:
運転手意識もうろう、女性ガイドが救う 宮崎


 13日午前11時半ごろ、佐賀県唐津市の国道で、走行していた宮崎県の観光バスの男性運転手(53)が突然吐血し、意識もうろうとなった。添乗していた女性ガイド(39)がとっさにハンドルを操作し、サイドブレーキを引いて急停車、あわや大惨事の危機を免れた。乗客28人や乗員2人にけがはなかった。

 唐津署の調べでは、バスは定員54人で、宮崎県高岡町の永峰観光バスが運行。年配の団体旅行客28人を乗せ、12日から1泊2日の旅程で同市を訪れていた。

 13日は唐津市呼子町を出発し、国道204号バイパスを時速50キロ程度で走行中に運転手が吐血した。直後に、バスは中央分離帯に乗り上げたり、対向車線にはみ出るなど、500~600メートルを蛇行。運転手が前のめりになって苦しんでいたため、ガイドが脇からハンドルを握り、サイドブレーキを引いた。バスは、道路左の路肩に左前輪を乗り上げた格好で止まった。

 同署は「目立った被害は街路樹に当たって割れたバックミラーだけ。乗客や第三者に被害が及ばなかったことは不幸中の幸い」と胸をなで下ろしていた。

 運転手は、同市内の病院に搬送され、胃かいようによる吐血と診断された。ガイドと乗客は別のバスに乗り換え、宮崎に向かったという。【朴鐘珠】

毎日新聞 2005年6月13日 22時01分

まぁ、実際にその場に居合わせた時に、この記事内のガイドさんのような行動が取れるか怪しいものではあるのだが。ひょっとすると、他の人が行動するのをただ黙って見ているだけかもしれないし、先に行動した人の指示に従って手伝うだけかもしれない。

この辺りは普段と一緒で、腰が重くて行動に移すまで時間がかかる自らの性格を見事に反映しているような・・・。
で、いざやる時になったら、あるいは他に行動する人がいなかったら、多分、愚痴りながらボヤキながら、泣き言を言いつつも少しキれながら行動するんじゃなかろうか。「黙って見てねぇで手伝え」なんてことも口走りつつ。

嗚呼、なんてカッコ悪い。


ともあれ、佐賀であったこの事故が大惨事にならなかったことはホントに良かったと思う。

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