雨男、否雪男
1月7日はいつもより2時間以上早起きして、雪中ジムカーナのエントリー用紙を提出しに主催のショップへ向かった。
アジトを出たときは空は青くて日も差して、日向にいる限りは結構暖かだと感じたのだが、走り出してしばらくすると、雪が ちらちら と舞いだした。そして、その ちらちら が、ショップに近づくにつれてホワイトアウト状態を伴う猛吹雪へと変貌した。
午前11時から始まったラジオ番組では「今の札幌駅上空は晴れております。ここで交通情報です。吹雪のため札樽自動車道の小樽-銭函間が通行止めとなりました。おおっ、こちらは晴れているのに少し離れただけでこんなにも天気が違うものなんですね」的なことを言っていた。
これじゃシゴトに障りがあるなぁ、なんて思いながら運転していたら、その天候の急変に巻き込まれてしまったのだった。
昨年1月末、稚内からの戻り道で、あわや遭難か、それを嫌って大街道に出たら、極めて酷い吹雪渋滞に巻き込まれ、ほとんど動かない車列の中で長い時間を過ごしたことを思い出して、体には鳥肌が。どうやら、心の傷はまだ完全には塞がっていないようだ。
ん? そういえば、ショップへの道でジムカ会場での顔見知りとすれ違ったっけ。
彼は、腰が低く物腰も柔らかで、クルマに乗せればメチャクチャ速い。その速さは、草ジムカーナに留まらず、JAF の地方選でも優勝してしまう程。そんなとってもイイ人なんだけど、ついたあだ名がイエティ(敬称略)、という。
彼の体調、コンディションに反比例して天気はどんどん悪くなるという伝説を持っている、恐るべきお方。でも、皆に慕われているのだ。
普段は遠いところに住んでらっしゃるそんなお方が札幌にいるからこんな荒天になったのでは、なんて「つい」考えてしまったひでぇヲレ。そんなことをショップで話したら、実はお前が雪男なんじゃねぇのか、なんてツッコミを入れられたり。それに対し、いえいえ私は晴れ男ですからうはははは、と力なく笑って返してみたり。
ショップにいる間ホワイトアウトの吹雪は続き、出勤のタイミングを計るのも難しい。それでも何とかショップを辞し、えいやっと走り出したら、やっぱり瞬間的に視界0状態へ。
いやー、怖かった。
その吹雪の影響でシゴトにも大きな障りが出て、いつもよりも長くシゴト場にいたそんな土曜日。
PS
イエティさん、
読んでらしたらゴメンなさい。
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