前日アップ分でも書いた我がクルマに適合するクイックシフトパーツ取り付けのリベンジ戦に取り掛かる。
昨年末に挑戦した時は、私の勘違いで途中でミスったと思い込み、ただシフト周りの全バラ、機構確認で終わった。
それは、アジトから結構離れた遠い場所での作業だったこと、ほぼワンオフ品であることで取説がなく、その代わり、あったのは製作者によるサポートメールでの説明と、パソコンで見られる動画説明の二本だったことで、自分自身の理解が足りていなかったのだろう。絵を描いて手引きを作ればよかったな・・・。
今回も明るく広い屋外作業スペースを求めて動き回ろうかとも思ったのだが、微妙に天気が悪くて屋外での作業は気が進まない。
なので、前回作業で学び、身に付けたシフト周り全バラをアジトの暗い共同ガレージ内で行い、シフト機構を摘出。摘出したシフト機構をアジト内に持ち込み、パソコンで動画説明をエンドレスで流しながら作業した。
その結果、何の問題もなく、極めてスムーズにクイックシフトパーツの組み込み、取り付けは完了した。あとは、クイック化したシフト機構をわがクルマへ取り付け直せば終了となる。のだが、これが一筋縄ではいかなかった。
詳しく書けばもっと長くなってしまうのだが、要はクイック化したシフト機構は高さがかさ上げされ、その結果、元々ついていたシフト機構を隠すフロアコンソールが干渉して完璧には取り付けられなくなる、のだ。
対処としては、
無理矢理つける
のがベター、らしい。
フロアコンソールだけなら4本のネジ、シフトレバー前に 2DIN のカーステ用ボックスがある場合はさらに2本のネジで固定されるのだが、この無理矢理作戦は、ネジ1本がつかなくなるだけ。
だけど、コンソールのネジ穴を合わせてネジを締めこむだけでも結構な一苦労・・・。
暗いガレージ内で、クルマの室内灯と懐中電灯の明かりだけを頼りに、クイック化したシフト機構をクルマに戻して取り付け直すのにもちょっと苦心したし。
今回の作業全てを10とすると、シフト機構取り外しは2、クイック化作業は3、取り付け直しは5だな・・・。
で、そのシフトのクイック化をしてのインプレッションは・・・・・・、これが凄く良いのだ。
操作感からして段違い。大袈裟じゃなく、ゴムが鉄に変わった感じを受ける。シフトレバーを動かす距離が縮まり、その分少し操作が重くなったが、その重さも思ったほどではなかった。
まだ買い物でのチョイ乗りしかしていないが、違和感を感じないほどに完全に馴染み、慣れるのが楽しみだ。
初めてこのアルトに乗ったとき、シフトのグニャグニャ感であまりに頼りなく感じた。それまで乗っていたのがトランスミッションを直接操作するFRのクルマだっただけに、その差には正直、愕然としたものだ。乗っているうちに こんなもんだ と思って慣れはしたけど、今回のこのクイック化で、改めてグニャグニャしている、ギアが選択できればいいんだろ的ノーマルの投げやりさを思い知った次第。
それにしても、変な体勢で変なところに力を入れたため、今は変なところに力が入らない。数日後には変なところが筋肉痛となって私を襲うだろう。
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