シーズンイン
暖かくなり雪が融けて、いよいよ草レースシーズンに突入した。
という訳で、軽自動車のジムカーナ、K-Car Festivalの第一戦に参戦してきた。
なぜかサイト上でのエントリーをするにも腰が重く、結局前日の深夜にエントリーを済ますという始末。まぁ、あまり体調的にも優れないので、当日ヤバかったら電話してキャンセルしよう、なんてことも考えていたのだ。
そして当日。
イベント前日はいつものようになかなか寝付けず、結局睡眠時間2時間で起床時間となった。食事を済ませ顔を洗って日焼け止めを塗りたくって、なんて準備をしていたら、強烈に腹が痛くなり、個室に篭ること10分強。出だしからこれでは思いやられる、なんて思いながらもほぼ予定通りの時間で移動でき、目的地新千歳モーターランドに一番近いコンビニでは、主催者Y氏とも邂逅。ただ、挨拶するだけでそのまま現場入り。
新千歳モーターランドには、いつもの面々が受付開始まで時間を潰していた。
そうこうしている間に、低かったテンションも競技モードへと切り替わり、徐々に高まっていった。
受付を済ませてゼッケンを貼り、ついでに前のナンバープレートを展示用のものに替えるという小技もしてみた。その後すぐにパドック入り。ブルーシートを拡げて各種荷物、ガラクタ類を置き、コース図を見ながらコースを歩いて完熟歩行。
印象は狭い、だった。
スタートしてすぐの180度ターンは非常に厳しい。少し戻って島を避けて回り込み、次の島2つをメガネの様な形で繋げるように回り、外周を回って大きな島を回り込み、外周を戻ってパイロンセクション。右、左、右、右270度、なんて組み合わせも、妙にリズムが狂いそう。
10時からミーティングがあり、それが終われば練習走行時間だ。ミーティングでは、今回からのルールとして、タイムハンデ制と申告タイム制導入、なんて話もあった。
練習時間。
他の参加者が走っているのを見ながら頭に中に叩き込んだコースを反復しようと試みれば、最初の走車からしてミスコース・・・。頭の中のコースを変に上書きされないよう意識して次のも見れば、・・・妖しかった。
完走者の走りを見て頭のコースを確定すると、自分の番までイメージトレーニングを。
そうして迎えた練習走行1本目。
気持ちゆったり目で軽く流しつつ、コースとクルマの特性のすり合わせを考え、どう走ればより気持ちイイかを考えて、タイムは1分11秒383だった。
大体分かったというつもりになって、次はもっと踏んで攻めてみようと試みれば、うむ、結構乗れている感じになってついつい調子に乗りすぎたか。パイロンセクションの最後、270度ターンの進入方向を誤ってややオーバーラン。ゴールで黒旗を上げようとしていたスタッフの姿も目にはいるがそこでフルブレーキ。禁断の6速ギアを使ってややバック。正規の方向から入りなおしてタイムは1分16秒586。
最後のミスがなかったら、多分5、6秒は縮まっていたろう。さらに、もうちょっとだけ目表を高めよう、そう考えて、昼食前にタイムを申告しておいた。それが1分8秒938。後にこの数字の組み合わせで思いっきり舞い上がってしまうことになろうとは、その時は知るヨシもなかった。
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