我慢センサー
ヒトから「我慢強い」なんて言われることがある。が、自分ではあまりそう思っていない。涼しい顔してなるべく耐えるように、とは考えていて、耐えられなくなってからギブアップするのだが、それが他の人のレベルをちょっと超えた段階だったりするのかもしれない。
だけど、その我慢のセンサーが最近妙に誤作動するように・・・、なった。そんな気がする。
例えば、起きてから排尿に至るまでの段階で、この感じだったら20分は大丈夫だろう、なんて考えて身繕いとかをするのだが、その目測を誤ることが多くなった。アジトから銀行へ行って用事を済ませ、ついでにコンビニで買い物を終わらせてからアジトに戻ってトイレ、なんて段取りを組んでいても、最初の銀行で既に破綻してしまう始末。
これが小さい方だからまだいい。最悪は人目を憚りながら軽犯罪法に違反するコトも可能といえば可能なのだから。
だけど、大きい方での目測も誤ることが増えたのは正直なところではある。
このくらいの「圧力」ならば、シゴト場まで持つだろう、なんて考えながら走っていると、思いのほか早く「土石流」が押し寄せ、「堤防」を超えようとする。そのときの位置関係で、アジトに取って返すか、いつものコンビニに戻るか、もうちょっと耐えて道の途中のコンビニに立ち寄るかそれよりも近いスーパーにお邪魔するかゲーセンかガソリンスタンドか交番か・・・、なんて考えを巡らせて、最良の処置を取るのだ。
そんな人間の尊厳を賭けた静かな戦い、冷や汗と脂汗つきがあるかと思えば、逆に、いつもの普通の体調で普通に耐えることができて、個室に入ってもまだ少しの余裕があるはず、なんて思っていたら実は決壊寸前だった、なんてこともあったり・・・。
何でこんな難儀な体になってしまったのかね。
37年も使っていればこんなことにもなるのかな? 手間隙かけてレストアなんかもしてあげたいねぇ。
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