感染
11月30日になってすぐ、某カントクと電話会談をしたのだが、そのときの私は妙に激しい下痢を抱え「これからトイレに入るからまた」なんて言って掛けなおしてもらったのだ。
掛けなおしてもらっても「調子が悪い。ノロかも」なんて冗談めかして言ったのだが、それが冗談でなくなったのには正直驚いた。
電話会談後に飯を食い、〆にデザート代わりの小さなクリームパンを食べたのだが、そのクリームパンの甘さが妙に胸に残りムカムカしていた。その後風呂に入って体を温め、退社を促進しようと思ったが、胸のムカムカはさほども良くならず、かと言って手持ちの薬の中に胃腸薬関係はなかった。仕方がないので風邪薬を飲んで横になったのだが、そのとき既に、酒を飲みすぎたときのように天井が回っている状態であったのだ。
消化が進んで翌朝には楽になっていることだろう、なんて思っていたが、ことはそう楽観視できるものではなかった。
それから少ししてから先に言った下痢がエンドレスで続く嵐の状態に。それも、ガスかと思ったら実は・・・、なんてのばっかりで、これはもうタチの悪い胃腸炎だと確信するに至った。それからは、熟睡すらできず、少し寝てはトイレに立ち、寝床に戻ってきたらまたすぐにトイレ、という感じだった。
だが、こんな下痢だけだったら、まだ出勤しようと思っていたのだ。
が、そう思っているうちに口の中にしょっぱい唾が溜まってきて、胃の辺りからは、なにやら黒い塊が「逆流するからその用意されたし」なんて告げてくる。
トイレに駆け込み、蓋を開けたところでリバース・・・。思ったよりその行為は辛くなかったが、すぐに二発目が。電話会談後に食べた「揚げ物二種」の色が印象的だった。そして、これはもう、個人が持っている自己治癒力の範囲を超えたものだと思い、顔を洗い、口をゆすぎ、身繕いを整えて病院へ。
受付と内科外来で同じことを言うのも疲れ、待っている内にも2度トイレに行き、診察、触診を受け、大きな薄いピンク色の点滴を打ってもらい、その間にもまたトイレへ。1日で数え切れないくらいに便器に座ると、便器のたまり水の中の「我が生産物」には、それ系統の色は非常に薄く、ただ、直腸に溜まった液体を排出するだけ、という感じ。
点滴が終わり、会計を済ませ、病院そばの調剤薬局で薬を処方してもらい、アジトに取って返してすぐ横になり、携帯電話で欠勤の連絡。それからも、トイレに行くほかは寝て過ごしたのだが、12月に入ったら灯油とガソリンの値段が上がる、とのことでその調達を。ついでに、帰りにスーパーへ立ち寄り、脱水症状防止のためにアクエリアスとウーロン茶と、他、固形物を食べたら戻しそうな懸念があったため、ウィダーインゼリーを数種。
金曜、土曜と寝続けて、とりあえずトイレに行く回数も減った。日曜も眠って、月曜には復活と行きたいところではある。
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コメント
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体調戻りました?
ウチの職場でも先週中盤に1人ノロにヤラレてました。
感染ルートも謎で、防ぐ方法といえば手洗い徹底くらいしかないんでしょうか?
ニュースでも報じていましたが、流行っているんですね。
投稿: 旧スズキ派 | 2007.12.02 22:04
スイマセン。
すっかりころっと見落としてました。
ネットで調べたのとほとんど同じで、いきなり来ていきなり収束した胃腸炎、って感じでした。
感染ルートは謎、って訳ではありません。
食べ物を介在した感染のほかには、ノロ感染者の排泄物の乾燥した物を極微量吸うことで発症、ってことみたい。
投稿: たけぴ本人 | 2007.12.12 03:59