BPM 100
ニュースネタを探していたら、大変興味深いものを発見。
心臓マッサージにはビージーズのステインアライブが最適、なのだそうだ。
なんでも、心臓マッサージに最適なリズムが BPM 換算で100で、ステイン・アライブが103なのだとか。でも、それだけだったら同様の速さの曲だったら何でもいいような気もするが、大ヒットして万人が知っている曲となったらこれくらいしかなかった、なんてことになるのだろうか。
でも、心臓マッサージをする時に頭の中でイントロから流れ出すのを待つってのもなんだかなー。いや、かえってそれで落ち着いてマッサージができるのかもしれなかったり。
シカゴ(AP) 英人気グループ、ビージーズのヒット曲「ステイン・アライブ」が、心臓蘇生法(CPR)における心臓マッサージを行う際に最適なリズムだとする研究結果を、米イリノイ大学医学部の研究者が16日に発表した。米心臓協会(AHA)は約2年前から、CPRの訓練にこの曲を使っているという。1977年のヒット映画「サタデー・ナイト・フィーバー」で使われた「ステイン・アライブ」のリズムは1分間に103拍。AHAは心臓マッサージのリズムを、1分間に約100拍が最適としている。しかし、実際にマッサージする人は自分のリズムが適切かどうか不安になり、1分間の回数が少なくなりがちだという。
イリノイ大学のデイビッド・マットロック博士は学生や医師15人を対象に、実験を実施。まず、携帯音楽プレーヤーで「ステイン・アライブ」を聴きながら、そのリズムに合わせてマネキンにCPRを実施する。その5週間後、音楽は聴かないが「ステイン・アライブ」のリズムを思い出しながら、心臓マッサージを実施してもらった。
その結果、音楽を聴きながらの場合は1分間に平均109拍で、5週間後の音楽を思い出しながらの実施では平均113拍でマッサージできたという。
マットロック博士は、心臓蘇生のためには、1分間で100拍を下回るよりも、より多い回数の方が効果が高いと指摘。「ステイン・アライブ」が有効だと主張している。
AHAの広報担当で、ペンシルベニア大学のビナイ・ナドカルニ博士も、この曲の効果を実感しているひとりだ。授業で心臓マッサージのリズムを取れない学生が、「ステイン・アライブ」を聴きながら練習したところ、すぐに適切なリズムを修得したという。
イリノイ大学での実験に参加した医師マシュー・ギルバートさん(28)も、実際のCPRで「ステイン・アライブ」が役立ったと話す。「リズム感がないと言われて心配していた」うえに、ディスコ音楽をあまり知らなかったが、この曲のリズムで止まった心臓を蘇生させたという。
ギルバートさんは、「(英ロックバンド)クイーンの『Another One Bites the Dust』も、心臓マッサージに有効なリズムだという噂(うわさ)を聞いたが、(歌詞的に)あまり適切じゃないかな」と話している。
ああ、リズム的には良さそうだけど・・・、もう一人死ぬ、なんて内容の曲じゃ、救命活動には相応しくないわな。
また、遅いより速い方が良いってことになるのなら、↓を頭の中で流しながらやったらどうなる?
肋骨が折れちゃう?
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