古いカメラ雑誌
探し物のついでにアジトの中をひっくり返したら、片隅でホコリを被っていた各種古雑誌が発掘された。それを手に取って開いてしまうとその中身に引き込まれてしまい、ついつい探し物そっちのけになってしまって、気が付いたら探し物に費やすはずの時間が予期せぬ読書タイムとなってしまうのだ。
その中にあったのが2冊の古いカメラ雑誌、CAPAだった。
1989年5月号には高岡早紀がオリンパスの OM-4 Ti を構えているのが表紙。1992年3月号の表紙は早坂好恵がコニカの高級コンパクトカメラ HEXAR を構えている。それだけでも時代を感じさせる。
紙面で取上げられているカメラもオートフォーカスカメラが出始めた頃なので、マニュアル一眼レフと交換レンズに関するものがほとんどで、その他は暗室作業に関するウラ技などがちょいちょい。広告は今や異端のブリッジカメラや、フィルム、カメラ用品などなどなど。
これが今だったら、メインはデジタル一眼なんだろうなぁ。で、デジ一だったら暗室作業とかもなく、フィルムも必要とされなかったりして。でも、読者投稿ページではぞれぞれのメーカー好きが熱い論争を繰り広げていて、アイドル写真や鉄道写真などが投稿されていたりするのは今も昔も変わらなかったりして。
そういえばかなり以前、別にずっと買っていた月刊カメラマンをまとめてブックオフに持っていったことがあったっけ。ただそれは、売り物にならないからただのゴミとして処理されたような記憶が・・・。
考えると、こういった若向けのカメラ雑誌って、往年のアイドルのカラーグラビアが載っている稀有な媒体なのでは? その筋では高値取引されている、なんてネタがあって、その事実を知っていたら、ちょっとのカネになったかもしれないのに。
さて、このCAPAはどうしよう・・・。
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