先週日曜日にあったジムカーナの景品としてもらったオイルを活用すべく、某カントク宅前にてオイル交換を行った。前に交換したのは12月の車検の時だから、ほぼ5か月ぶりということになる・・・。って、月平均で700キロほどしか走っていないのか。走らなくなったものだな。
その間、オイル継ぎ足しなんてこともしていたが、いざどれんボルトを緩めて排出されるオイルを見たら、なんと汚いことか。これがこの5か月間のエンジンの汚れなのだ。某カントクのご厚意でフラッシングをしてもらい、それからオイル交換。
やっぱりエンジンオイル交換したては、エンジンの周りも滑らか、音も静かで吹け上がりも軽い。これでまた3,500キロは乗り切れる、なんて思えば、某カントクの「ジムカ参戦毎に安いオイルで交換したら」なんてコメントが。ホームセンターなどで20Lで売っている安いオイルを仕入れて交換したら、とのことだけど、うむむむむ。
その後、暇つぶしを兼ねてディーラー巡りでの試乗車チェックを敢行。まず初めにトヨタのプリウス。私は助手席に乗ったのだが、なんというか言葉にし難い違和感、気持ち悪さだけが印象として残った。この違和感の元はいったい何なんだろう? ハイブリッド車ということで、エンジン音がしないというのもあるかもしれないが、それ以外にも何かありそうな気もする。
それに、シフトレバー(セレクトレバー?)がまるで宙に浮いたかのようなレイアウト、というのは何なのだろう。そしてその下はナビシート用の小物置きとでもいうようなスペースになっているし。
次に、同じハイブリッド車での乗り比べとのことで、ホンダのインサイトを試乗。これを運転したのだが、思いのほかしっくり馴染むような気がして驚いた。シフト、ハンドルなどの操作系は元より、メーターなども全く普通のクルマと変わらない感じで敷居が低い。それに始動だって、キーを捻ってスタート、なんて感じだったし。
乗り心地だって路面の感触をうまいこと尻やハンドルに伝えてきてくれるのもポイントが高い。まったく期待していなかった分、思いっきりグラついてしまったそんな一台だった。カネとハンコがあったらその場で契約を済ませてしまいたいくらいだもの。
まぁ、クルマはマニュアルじゃないと、なんて信念にも似た想いがすぐに蘇ってはきたけれど。
で、最後に乗ったのはマツダのデミオ。
これはこれで普通のクルマだった。ミッションだってオートマでそれなりに慣れているし、操作系だって特別の所がなく全く普通。エンジン音だって、先に乗ったハイブリッド車と比べても遜色がないくらいに室内は静かだし、これはこれでアリかな、とは思った。乗り心地だって路面の凸凹を上手くいなしてくれて破綻がない感じ。だったけど、もっと何かドカンとくるインパクトが欲しい、なんて思いを持ったのも事実ではあるな。
なので、かりに大穴が当たってうっかり買ってしまうとしたら、まったくの予想外だったホンダのインサイトだな。しばらくはカタログや見積書を見てはニヤニヤするとしよう。
もっとも・・・・・・、エンジンの存在感があり、車室内が狭く、ダイレクトな操作感があり、乗ってきた歴史を感じるようなボロさ、なんていう何事にも得難いクルマに乗っている限り、新たに乗り換え、なんて選択肢はしばらく存在しないだろうけど。
最近のコメント