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2011.08.07

タダの水からエネルギー?

先月13日アップ分の「タイトルの」講演会、かなぁ、研究発表会、なのかなぁ、とにかく覗きに行ってきた。外は雨。夕立か? 北海道は亜寒帯の筈なんだが、温帯にシフトしたんじゃないのか、なんて思う位だ。傘を差してアジトを出たが、目的地に着く頃にはほとんど雨は降っていなかった。

比較的早く目的の場所に着いたため、良い席をゲットできた。
だが・・・、よく分からなかった、というのが正直な感想ではある。

沢山ある水から、(とりあえず)無尽蔵に降り注ぐ太陽光の可視光線を使って、水素を取り出す、という所は分かった。そしてそれは、北大の阿部竜さんを初めとするグループが、世界で初めて実験を成功させた、なんてことも分かった。可視光線以外の、紫外線を使った同様な実験は、昭和44年ごろに東京大学で行われていた、なんてことも分かった。また、光触媒を用いたさまざまな技術は日本が世界に誇っていいものだということも分かった。最近酸性雨という言葉を聞かなくなったのは、日本がそういった環境問題に真剣にとりこんできた結果だ、なんてことも分かった。しかし、また酸性雨が問題化しているという。それは中国の大気汚染が日本にもやってきているからだ、ということも分かった。

とりあえず、そういうことなんだということは分かった。
しかし、ちょっと踏み込むとこれが良く分からない。

光触媒を用いて水から水素を取り出そう、それを目標にして色々試してみたがどうにも上手くいかない。気分転換で、芝生の上で横になっていた。次の日も次の日も横になっていた。すると、植物の成長の早さに気が付いた。ならばそれをヒントにしてやろう、直接水から水素を取り出すんじゃなくて、その途中に一段ステップを作ってやろう、なんて思いつき、それも試行錯誤した後に実験が成功するに至ったという。

じゃぁ、その効率はどれ位なのか? 確か、数%までは行っていなかったような気がする。だけど、そこらにある水と(とりあえず)無限のエネルギーである太陽光を使ってエネルギーを取り出すことができるなら、これは既存のエネルギー関係、それに伴う利権にも結構な衝撃を与えるんじゃないか、なんてことも思ったし、そうなれば痛快だとも思った。

だけど、作った水素はどう使うの? 持ち運びはどうするの? 水素で走るクルマなんかも一応は売られている。が、一般人がおいそれと買える値段ではないし、既存のガソリンスタンドのように水素スタンドが整備されるかどうかも怪しいもんだ。人件費削減でセルフサービスのスタンドが増えている現在で、水素スタンドもセルフ化しようというのはいささか危険過ぎると思う。

でも、否定論ばかり並べたって夢がないやね。

この新しい技術を用いた新しいエネルギーの取り出し方にはまだまだ改良の余地があるだろう。そして、お話ししてくれた阿部さんによれば、ここ5年が勝負だ、なんてこともおっしゃっていた。ならば期待しよう。エネルギーのほとんどを輸入に頼っている日本だ。その輸入エネルギーも「ウチで作れるようになったから、もういらないよ」なんてなったら面白い。

それに、昔から言われている「石油はあと50年で無くなる」も、技術の進歩などで新たに採掘することができていて、その度に「あと50年」と言われてきたが、どうやらそれもそろそろ限界らしい。ホントに50年で枯渇してしまう、のかもしれない。

さぁ、そうなったらどうする? 産油国は手札が無くなってじり貧、それまでに手を打たなかった日本はさらにじり貧。
そして、エネルギー獲得のために争いが起きる、ということは歴史が証明している。

ならば見守ろう。何かできることがあるなら手伝おう。


お話を聞きに行って、分かること、覚えていることだけを書いた。

中には熱心にメモを取っている人もいて、この人何関係? なんて思ったりもしたし、こういった場ではやっぱりプレゼンテーション用のソフトをフルに活用しなくちゃいけないんだなぁ、なんて全く関係ないところで関心もしたり。いや、使われていたのは Macintosh だったので、ソフト名までは分からないが。

いやぁ、よくは分からないまでも面白い話を聞けた。

でも、個人的には、個人で使うエネルギーは個人で調達したい、なんて気持ちもあって、そういうこともアンケート用紙や質問用紙に書き込んではみたが、どうやら個人レベルでの話ではないようで、それがちょっとばかり残念、という気も、する。で、個人用、家庭用でのエネルギー調達は、ガスマイホーム発電辺りがちょうどぴったりなのかもしれない。それがいずれ、水から太陽光で取り出した水素に変わるなら、それでもイイね。

あとはクルマだなぁ。現在の電気自動車の航続距離を考えたら、冬場の北海道ではまず使い物にならない。電池って寒いところでは性能も落ちるし。ならば、水素を使った燃料電池をエネルギーにする? やっぱりこれかなぁ。でも、水素スタンドがそう簡単に日本全国に普及するとも思えないし、と、ここから思考のループに陥って、嗚呼、答えが出ないんだな。

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コメント

水を電気分解してできる、水素と酸素の混合気体なら、水素みたいに爆発しないそうですょ。融点も酸素、水素より高い為液化するのも簡単だそうです。炎を近付けると『爆縮する【爆発の逆】』ので,周りに衝撃波を伝播しません。爆縮時に宇宙空間に遍く存在する宇宙エネルギーを取込む。と言われています。よって、爆縮の際に生み出されるエネルギー量は、1回の爆縮に使用される水素・酸素が其々に持つエネルギーの数倍~数十倍になるとのこと、スタンレーメイヤー氏の水て゛走る車の特許?資料・ブラウンガス製造装置の開示資料など、ネット拡散していますから、エネルギーを闇の勢力の支配から取り戻すにもそれほど時間はかからないでしょう。誰でも好きな時に好きなだけエネルギーを作れる時代は、直ぐそこまで来ています。ただし、自然と調和する・自然を壊さない・必要以上に他に干渉しない【自然、即ち宇宙の法を守る】事が条件ですが。

投稿: わらしべ | 2011.08.23 01:17

はじめまして、わらしべさま。
コメントありがとうございました。

水素を取り出すために水を電気分解するのにはコストがかかるので、もっと別の方法はないものか、と考えた果てが、可視光線を光触媒に当ててそれで水から水素を取り出す方法だったと記憶しております。

宇宙エネルギーに関しては寡聞にして分からないのですが、私個人としては個人で使う分のエネルギーは個人で調達がベスト、と思っています。

また、エジソンのネガティブキャンペーンに敗れはしたものの、交流や蛍光灯を発明したニコラ・テスラ博士が考え、提唱した、無線送電によって世界のどこでもエネルギーを取り出せるという「世界システム」が実現したならば、エネルギー問題も些細なものとして片付けられるような気もしております。

投稿: たけぴ本人 | 2011.08.25 01:37

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