のべ487曲
オーバーアラフォー世代なら、多分ど真ん中のストレートと(勝手に)思っている、エアチェックした懐メロテープのデジタル化を終了した。生来の整理下手と無精が祟って、再生してみるまで何が入っているのかが分からない、そんなテープが33本。だが、それが幸いしたのか、テープを再生し、聞き取った歌詞を Google などで検索を掛けると、かなりの確率で欲しい情報、つまり曲名、アーティスト名、作詞家、作曲家が分かり、さらには、「この曲には元ネタがあったのか」なんて情報にぶち当たってしまうと、その元ネタの曲をも探して、「ライブラリ」に加えた。その曲数が487、なのだ。
まぁ、リクエスト主体のラジオ番組だし、春が近くなれば卒業を歌った歌もガンガン流れてきたから、結構曲目的にはダブっているのもある。
そして、元々は NHK-FM で木曜の夜に放送していた「ジョイフルポップ、レトロの木曜日」を番組一本丸々エアチェックして、好きな曲だけをピックアップしてオムニバステープを作ろうと思っていた、んだと思う。ところがある時、これらの、現在オーバーアラフォー世代の懐メロを後世に残しておかなければ、なんて思い立ってしまい、その結果が「謎のテープ33本」という訳なのだ。そう思うんだったら、ちゃんと曲名とアーティスト名をカセットレーベルに書き込んでおけ、と思われるだろう。が、思春期の私はいかんせん
字が汚かった。
てめぇで書いた文字が判読できないことも多々あったくらいだから、その汚さがどの程度のものなのかは想像がつくだろう。ゆっくり書いた文字や、カセットテープと一緒にメモ帳の紙に曲目を書き込んでおいたこともあるにはあったが、鉛筆書きで文字が薄くなって判読できなかったり、ボールペンやサインペンでメモ用紙に書き込んだとしても、今度は細々とし過ぎて文字が潰れてしまって読めない、なんてこともあった。
だからかえって、インターネットで検索したら欲しい情報を見つけることができる現代までそのテープを保存しておいたのは良かったんじゃないか、なんて思う。だから、かな? Excel でアーティスト名、曲名、作詞家、作曲家をまとめることができたもの。するとまぁ、S級の大ボス的な大御所作詞家、作曲家がいろんなところでわんさかわんさ。作詞家で阿久悠、作曲家で筒美京平という名前は、Excel を開いてスクロールさせたら必ずどこかに存在する。
また、阿木燿子作詞と宇崎竜童作曲、というコンビも結構あったな。
驚いたのは、アン・ルイスの「ラ・セゾン」。作詞、三浦百恵、作曲、沢田研二・・・(゚O゚;。
あと、私はYMO教の信者であり、テクノポップ、ニューウェーブ等は好きなんだけど、その中であって許せない、というか、全く食指が伸びないのが丁MИ関係。で、中山美穂の「JINGI・愛してもらいます」の作曲が小室○哉、なんだな_| ̄|○。そう思って聞き直してみたら、嗚呼・・・、やっぱ匂うわ。
さらには、小泉今日子のデビュー曲「私の16才」が、森まどかの「ねえ・ねえ・ねえ」のカバーで、2曲目「素敵なラブリーボーイ」に至っては、7年前に林寛子が同曲を歌っている始末。デビューから2曲続けてカバーってのもなかなかないんじゃないかな。ちなみに、「素敵なラブリーボーイ」は、私は林寛子バージョンの方が好きだな。
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