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2012.02.08

機密保持?

先日応募書類を送った企業からレスポンスがあり「2月7日の10時半でどうだ」と振られ、それに対して「その日時で結構です。よろしくお願いします」と答えたのがちょっと失敗だった。というのも、我がアジトが入るオンボロアパートへ通じる路地で排雪作業が行われることをすっかり失念していたからだ。


ちなみに除雪排雪とはちょっとばかりニュアンスが違う。除雪は一般的には「雪かき」や「雪はね」と呼ばれ、家の前に積もった雪をよけて、その雪でちょっとした空地に山をこしらえ、あるいは、歩道と車道のわずかな隙間に山脈を作る作業のことを言う。

そして排雪とは、除雪してもし切れなかった雪や道路沿いの山脈を重機やロータリー除雪車で破壊し、その雪をダンプに積み込み、札幌市内の外れや、郊外の雪堆積場に持ち去ることを言う。その雪堆積場だが、そこはまるでピラミッドの建設現場か、オーストラリアはエアーズロックのような光景が広がり、それはそれでなかなか圧巻なのだ。徐々に積み上げられた雪の上にダンプが乗って、運んできた雪を荷台を持ち上げてがばっと落すと、それをパワーショベルで平らに均す、なんて作業が行われているのだ。

ある意味、さっぽろ雪まつりも、大通公園を雪の堆積場にして、その雪で雪像を作ったのが始まりなのかもしれないぞ。そして、さっぽろ雪まつりよりも、ひょっとしたらダイナミックな光景が繰り広げられるのが、札幌市内各所、あるいは近郊の雪堆積場での作業なのかもしれない。


で、クルマ一台すれ違えないような狭い路地に半ば無理矢理フルサイズのホイールローダーを押し込んで、除雪しきれなかった雪が踏み固められ、波打っている雪面を強引に削り取り、それをダンプに乗せるのだ。そのため、その路地は完全通行止めとされ、その作業が終わるまではクルマの出入りができなくなるのだ。ある時などはその排雪作業時間と私の出勤時間とがカブり、アパート共同車庫の前に硬く締まった氷雪塊が残されていたことがあった。

これはヤバいと誰のかは分からないけど共同車庫内にあったプラスチック製のスコップでその氷雪塊に立ち向かったのだが、それじゃまず歯が立たない。歯が立たない上に、腰に「びしっ」と嫌なサウンドが響き、次いで脳が痛みを感じ、その場から動けなくなってしまったことがある。その状況を察したのか、路地の出入り口で通せんぼをしている警備員がホイールローダーを誘導し、いとも簡単にその氷雪塊を持ち去っていってくれた。よって遅刻はすんでの所で免れた。

だが、今回は私のこれからが決まるかもしれない面接。遅刻は許されない。そして、当日は燃えるゴミの日で、午前8時以降のゴミ出しと路上駐車は絶対にするな、とお触書が回ってきた。

面接で指定されたのは午前10時半。アジトからは多く見積もっても1時間はみておきたい。一応、深夜に偵察に行ったときには、大体20分掛かった。これが走るクルマの量が増え、信号に引っかかる回数も増える昼間と考えたら、やっぱりそれくらいの時間は必要だろう。

ということは、アジトを出るのは午前9時半前後にしたい。だが、問題はいつ排雪作業が始まるか、だ。まさか、ゴミ収集車とかち合うこともないだろうし、午前8時に排雪作業が始まって、午前9時にその作業が終わる、というのが確実だったら、のんびり構えてもいいだろう。しかし、その作業がいつ始まっていつ終わるのかすら定かではない。

試しにテレビのデータ放送で除雪状況などを見てみたが、どのチャンネルを回しても「未定」ってのはどういうことだこのやろう。

そういう訳で、保険としてメインバンクの有料駐車場に一時的に置かせてもらうことにした。それが大体8時ちょい過ぎ、のことだ。その後私はアジトに戻って風呂に入り、無精ヒゲを剃り落し、寝癖のついた髪も頭を洗うことでスッキリし、また、ちょい熱めのお湯に浸かることでまだ半分ほど寝ていた頭も完全に覚醒した。

風呂から上がり、パン一で暖房機の熱気で体に付いた水分を乾かしつつ、持参するべきものを確認する。履歴書や職務経歴書は先に送っているから、それらのコピーを持てばいいか。また、せっかく札幌市の西側に向かうんだったら、ついでに前日のニュース記事で見かけた米軍艦を拝みに行ってやろうとカメラも一緒に持って、一時的に置かせてもらってたメインバンクの駐車場へ行き、そのメインバンクで記帳をし、利用スタンプマシン(?)に駐車券を通して、よーし、これでタダで出られる、と思ったのもつかの間、・・・、100円取られた。ち。


それでも、市内西側に向かう際に使う道路を通って面接先の企業に行く。ちょっと時間を食ったが、それでも予定時間の10分前には着くことができた。そしていざ面接なのだが・・・、呆気ないくらいに短いものだった。ただ、前の職場を辞してからもうすぐ2年になるんだけど、その間何をしていたのか、と問われた。まぁ、当然といえば当然だろう。療養が必要な病気になってしまった。が、現在は定期的に通院していて症状も安定しているから全く問題ない、とそのように答えたが・・・、やっぱりマイナスポイントだろうなぁ。でも、それ以外にどう答えようがある? 内臓や循環器系の病気にでもなってみるか?

それらを見越した上で「使ってみよう」と思ってくれたならうれしいのだが・・・。

その後、先日見たニュース記事にあった米軍艦を拝んでやろうかと思って石狩湾新港へ向かい、大体この辺だろうとアタリを付けた場所に行こうと思ったら、排雪作業でも行われているのかパイロンで完全に道がふさがれて、おっかない顔をした警備員が複数人立っていた。

「日米間の理解を深めたい」 米ミサイル駆逐艦「マスティン」が石狩湾に寄港


2012.2.6 14:42 米国

Plc12020614580007p1 東日本大震災の被災者支援でも活躍した米海軍の誘導ミサイル駆逐艦「マスティン」(9200トン)が6日、北海道小樽市の石狩湾新港に入港した。マスティンの北海道への寄港は初めて。約300人の乗組員は寄港中、札幌市で開催されている「さっぽろ雪まつり」の会場を訪れるなど、市民との交流を図る。

 マスティンは2003年に就役したイージスシステム搭載の駆逐艦で、平成18年から神奈川県の横須賀基地に配備されている。昨年3月の東日本大震災では、宮城県沖などに出航し、洋上での救助・捜索活動を行ったほか、艦載ヘリコプターで物資や食料を輸送するなど、米軍が展開する「トモダチ作戦」の一翼を担った。

 入港後、報道陣向けの記者会見と艦内見学が行われた。海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」などとともに任務に当たったという艦長のスコット・テイト中佐(42)は「これまで各地に寄港してきたが、北海道には独特の文化があり、乗組員一同、楽しみにしている。こういった寄港が日本への理解の助けになると同時に、日本の人たちにも、私たちが自衛隊と協力してこの国を守っていることを理解していただける場になることを願っています」と話した。

 その後の見学会では、操舵室(そうだしつ)や戦闘指揮室、食堂、ヘリ格納庫などを艦長自らが案内。すべての兵装への司令を行う戦闘指揮室だけは撮影が禁止だったが、薄暗い部屋に地図などの情報が映し出され、まるでハリウッド映画のワンシーンのよう。テイト艦長は「洋上で展開しているときは12~15人がこの部屋で任務を行っているが、緊急時には25人くらいまで増える。部屋が暗いのは、レーダーのスコープがよく見えるためです」と説明した。

そのままUターンするのも癪なので右折し、より海に近いところへと行ってみれば、平日昼間だというのに寒空の下で釣りをしている人が多数。多分米 軍 関 係 の 見 回 りかなんかだと思うんだけど、釣り人のクルマの中にひときわ目を引く一台のクルマが、いた。

Img_1117

職場の裏が海だからと釣った魚を干物にして、ネットで販売する某マンガみたいなことを想像し、結構微笑ましいかなぁ、なんてことも思ったりしたが、やっぱり、シ ゴ ト サ ボ っ て 釣 り に 来 て い る 、としか思えないんだよなぁ(^^;。

まぁ、そんな写真も撮れたことだし、さて帰ろうかい、とその前に、先ほどのバリケード部に立っていた警備員に話し掛けてみた。

「こんにちは。米軍の船が入ったって聞いたんですけど」
「あ、見学はできないよ」
「そうですか。お疲れ様です」

米軍艦を拝むことは叶わなかったが、ちょっと離れた場所にクルマを止めて、靴を長靴に履き替えて森の中を抜けて行ったら接近できたかな? まさか米軍人が警備をしていて「Freeze! Hold up!」なんてことにならないよなぁ。

それにしても・・・、石狩湾新港に寄港する米軍艦ってのは、さっぽろ雪まつりが目的なんじゃないのか、なんてことも思ってしまう。だって、以前にもこういうことがあったと記憶しているもの。それはいつだったかなぁ。一昔前、になるかもしれないな。

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