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さほどの理由もないのに、いきなりネガティブな感情の波が私を襲う。
理由? いや、無いことはない。
ハローワークで紹介状を出してもらって応募した企業のことだ。その企業の求人票には、書類選考後、およそ一週間で次のステップへの返事を寄越す、なんて書いてあった。私がその企業へ気持ちを込めた書類を速達で郵便局の深夜窓口に持って行ったのは、6月10日日曜日未明のことだった。
それから10日近くなるが、返事はない。まぁ、採用したい人の所へは早めに連絡が行く、なんてことを前職場の上司が言っていたが、その言葉を信じるならば、今回も不採用、なんだろう。
だけど、企業が明示した返事の期限をその企業が守らないというのはどういう訳だ。ひょっとしたら、と一抹の望みを抱いて良い返事を待つ身にもなってみて欲しい。待つだけでもやっぱり精神的な負担はあるぞ。
私はアタマの病気で現在も定期的に通院し、毎食後の服薬治療を続けている。このネガティブな感情の波をその病気のせいにしたくない。けど、やっぱり追い詰められているように感じて、逃げ場が、出口が無いように感じて、叫び出したくなる。失踪したくなる。
このまま緩慢な自死を迎えるんじゃないかとすら思うんだ。
私は失業中だ。息をしているだけでもカネはなくなる。だから、切り詰められるところは切り詰めているつもりだ。例えば照明。2DKの我がアジトで、広い方の部屋の照明は20W蛍光灯4本、狭い方の部屋の照明は、20Wの環状蛍光灯2本、だけど、その照明の中身のどこかが焼け切れてしまったのか、1本は点かない。まぁいいや。
そんなアジト備付の照明だけど、最近はあまり使っていないのだ。では何を使っているのか? ふむ、パソコンデスクに取り付けたZライトの電球をLED電球に取り換えて、それをメインの照明に使っている。消費電力6.3W。明るさは485lmとあるけど、これがルーメンってことになるのかな? で、昼白色で一般電球の40W相当、なのだそうだ。
キーボードを打つ時や、Zライトの向きを変えて部屋の照明にする時も、特に不満はない。直視したら眩しいくらいだし。ただ、電球が周囲全体に光を飛ばすのに対して、LED電球は、アタマからの光が一番強くて、周囲にはあまり光が回らない感じがある。
クルマいじりで電球からLEDに換える時も、電球と同じような光り方を期待したら失敗してしまう。LED自体は明るいんだろうけど、レンズや反射板との相性で、正面だけ明るい、なんてこともままある。それの対策なんだろう、発光素子を全周に取り付けて明るさの確保を謳っているものも見かける。
消費電力が少ないからってんで、我がクルマの電装関係もLED化を推進しようかと考えているくらいだし。
ただ、電球と比べるとやっぱり暗い、と感じる人もいたみたいで、調べてみたらホントに暗かった、なんてニュースがある。6月15日 19:28更新とちょっと新鮮さに欠けるけど。
寿命が長く節電に役立つと人気の発光ダイオード(LED)照明。一部には以前から「同じ明るさでも、白熱電球に比べて暗いのではないか」との指摘が少なくなかったが、やはり「暗かった」ことがわかった。消費者庁は2012年6月14日、LED電球を販売する12社に、景品表示法に基づいて再発防止を求める措置命令を発した。「60ワット相当の明るさ」などと表示していたにもかかわらず、実際には3分の1以下の明るさの電球もあった。
■これからは「ルーメンを参考にして」と消費者庁
一般に、白熱電球がほぼ全方向へ光が放射するのに対して、LED電球は下方向には光が届きやすいが、上方向や水平方向への光の広がりが弱い形状のものが多い。
これまでも「同じ60ワットの電球を買ったのに、LED電球のほうが白熱電球よりも暗い」といった、消費者の不満の声が少なくなかった。
国民生活センターに寄せられた電球類(白熱電球などを含む)に関する苦情や相談件数は、2008年が114件、09年度が138件だったのに対して、LED電球が普及し始めた10年度には2倍近い262件になり、11年度は310件と急激に増えている。
今回調査した消費者庁は、「LED電球を買い求める人は、白熱電球で60ワットのものを使っていれば、LED電球でも60ワット相当の電球を買っていきます」とし、消費者側にとってはそこに「落とし穴」があったと指摘する。
消費者庁は、「これからLED電球を買うときには、ワット数ではなく、『ルーメン(lm)』を参考にしてほしい」と強く訴える。
日本工業規格(JIS規格)において、白熱電球の60ワット(W)形の全光束(光源からすべての方向に発される光の明るさの尺度)は810ルーメン(lm)と規定している。
しかし、消費者庁の調査では、違反のあった12社が09年9月以降に販売した54種類のLED電球については、「40W相当」「60W相当の明るさ」などの表示があったが、JIS規格の白熱電球の基準を準用すると、規定の約30%から約85%の明るさにしか達していなかった。
たとえば、エディオンのLED電球のパッケージには「60W形、400lm」と表示されている。実際の調査でもその表示どおりの明るさがあったが、810lmに達していなかったのでJIS規格に照らせば違反になる。
「たしかにパッケージの表示そのものは間違えではありませんが、400lmの明るさでは実質30W形の電球です。『60W形』の表示は誤りになります」と説明。「消費者が810lmの明るさがあると、誤認する恐れがある」と判断した。
■政府も推奨する「LED電球」
全国4000店の家電量販店を調査しているGfKジャパンによると、白熱電球とLED電球は2011年6月と7月に一時、LED電球が販売数量で白熱電球を上回る「逆転」現象が起こったものの、その後再び白熱電球が伸びて、2012年5月時点の構成比では白熱電球が49%、LED電球が35%、電球型蛍光管16%になっている。
とはいえ、すでに東芝ライテックや三菱電機オスラムなどは一般用の白熱電球の生産を終了。パナソニックも12年度中としていた白熱電球の生産終了を年内に前倒しする。一方で、家電量販店のプライベートブランドが1個1000円を切るような安価で参入していることで、消費者にとってLED電球は購入しやすくなってきた。
政府は6月12日、細野豪志環境相が記者会見で白熱電球の販売自粛を求める考えを示した。その後、一部の家電量販店などから「消費者のニーズはまだある」との反発もあって、「LED電球も含めた省エネ効率の高い照明製品への普及促進」と、ややトーダウンしたが、節約志向の高まりや価格の低下が進めばLED電球への移行はおのずと進んでいく。
政府によると、仮に現在ある電球がすべて省エネ型照明に替わった場合、140万世帯分の需要にあたる年50億キロワット時の節約効果がある、と試算している。
新しいものを取り入れようとするなら、ちゃんとそのことについて少しでも情報を仕入れておかないと。
今の我がアジトのメイン照明はLED電球だけど、座卓のは調光式の電球スタンド。でも、調光式対応のLED電球って、探すと無いんだよね。ヨドバシカメラでLED電球をくまなく探して、やっと1種類見つけた、なんて感じで。そして、そんな調光式対応のLED電球は、安売りされているLED電球と比べると、けっこー高い。買うのにちょっと覚悟がいるくらいだ。まぁ、いずれはLEDに取り換えようとは思っているけど、白熱電球の温かい灯りってのも捨て難いんだよね。
使えるうちは使っていこうとは思っている白熱電球だけど、いずれは時間の流れに流されて、歴史遺産みたいな扱いになるのかもしれないなぁ。
あ、LED電球で思い出したことがあった。交通信号機だ。LEDも発熱するとはいえ、白熱電球とは比べようにならないくらい発熱しない。そのため、雪国の交通信号機は、横殴りの雪が降って信号機にその雪が積もっても、白熱電球のように雪が溶けてくれないんだ。そのため、LEDの信号機は冬場は非常にヤバいことにもなりかねない。
一応、警察や製造メーカー、取り付けの業者等もそういうことを考えて、斜め下向きに取り付けることで何とかしようとしたみたいだけど、なんともならないこともある。正面の信号機が見えないから、横の信号機を見て、その上で そろりそろり と走り出すのが雪国ドライバーの冬場の運転方法なんだけど、それって何とかならないもんかな? 消費電力を抑えるためと、球切れがほとんどないというメンテナンスフリーさがLEDの特長だけど、冬場の交通信号機の雪対策はなんとかしてもらいたいものだ。と言って、融雪用に熱線ヒーターを付ける、なんてのは本末転倒な気もするし。
ワイパーでも付けるかい? 由紀がある程度くっついて信号の識別ができなくなりそうだったら、ぎーこぎーこ とワイパーを動かして雪を無理やり落とすとか。あるいは、雪が絶対にくっ付かないようなカバーでも取り付ける? って、そんなのあるかな~?
ちょっと気を抜いた、つもりもないのだが、10日ほどブランクが空いてしまった。
ネタにしたいニュースがあっても知ったタイミングが悪かったり、こりゃイイ、なんてネタがあっても、やっぱり「今さら感」が強いのだ。
そんな「今さら感」ではあるけれど、近い未来の自分に向かって伝えておきたいことがある。それは、
ってこと。
セルフスタンドの表示看板のレギュラーガソリンの値段が、130円台前半まで落ちてきた。会員カード割引を使えば120円台まで行く。こんなレベルまでガソリン価格が下がったのは、と、燃費記録ソフトを起ち上げてみれば、去年の2月下旬に129円という価格まで一度落ちたが、その前後の価格を見れば、129円の前の価格は2月上旬で136円、その次、3月は給油していないな、4月上旬で149円だもん。
でもなんで安くなるのか、そこが分からない。ニュースを見ればなんか分かるかなと思って検索してみたら、ほう、6月14日付でガソリン価格10週連続下げ、なんてニュースがあった。
2012.6.14 05:00資源エネルギー庁が13日発表したレギュラー1リットル当たりの店頭価格(11日現在、全国平均)は、前週に比べて1.9円下落し、143.9円になった。値下がりは10週連続で、2月20日以来の低水準。原油市況の下落に加え、需要の落ち込む6月はガソリンスタンド間の価格競争が激しくなっているためで、都内では130円台の表示も増えている。
店頭価格は47都道府県全てで値下がりした。下げ幅は高知県の3.4円が最大で、静岡県と兵庫県の3.0円が続いた。
春先までは、ギリシャへの追加支援決定や米国の景気回復期待から原油価格は高騰し、国内のガソリン価格も158.3円(4月2日時点)にまで上昇して悪影響が懸念された。
だが、今月に入って欧州の債務危機問題が再燃し、米国や中国の景気失速懸念が強まったことで原油相場は下落した。
ギリシャを始めとするヨーロッパの金融不安と、アメリカ、中国の景気の失速懸念が強まったことで原油相場が下落、ねぇ・・・。安くなるのはありがたいんだけど、ヨーロッパの金融不安はまだまだ尾を引きそうだし、アメリカ、中国の景気に至っては、どうなることやら。いつまでも右肩上がりって訳にもいくまい。
っつか、ヨーロッパ、アメリカ、中国が取り上げられているのは分かったけど、産油国はどうなのよ? 中東だってあまり良い話は聞かないぞ。ただ単に私の耳に入ってこないだけなのかもしれないけど。
嬉しいんだけど、手放しでは喜べないなぁ。このままガソリン価格が下がり続けるとも思えないしね。希望としては、レギュラーガソリンで120円台前半から110円台の間をうろちょろする、のが理想かな。いや、理想は100円切りなんだけど、もうそんな時代は来ないだろう。
でも、またいつ上がる、なんてビクビクしながらアクセルを踏むのはあまり精神的にも良くないなぁ。
10日前に書いたのもガソリン価格に関してのことだったけど、ホント、この先どうなっていくのやら。
ガソリンが安くなるのは嬉しいが、そのカラクリってのがよく分からない。円高で調達しやすくなっているから? それでも産油国の多い中東は一触即発状態なんじゃね?
資源エネルギー庁が6日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月4日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり145.8円となり、前の週と比べて1.6円下落した。レギュラーガソリンの下落は9週連続。東北と九州・沖縄で1.8円、中部と関東で1.6円、中国で1.5円、北海道と近畿で1.4円、四国で1.1円下落。全国すべてのエリアで前週を下回った。
ハイオクガソリンも1.6円値下がりして156.6円、軽油は1.2円下がって127.1円だった。
★e燃費(運営:イード)によると、6月6日のレギュラーガソリンの全国平均価格は137.26円/リットル、ハイオクは147.73円/リットル、軽油は117.81円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL
http://carlifenavi.com/
そんなことを考えないようにして、安いうちに一杯入れておくべきなのか?
でも、安くなったと言っていても、1リッターで90円なんてのを知っていると、気持ち的にはまだまだ高いんだよね。安くなった、なんて実感できるのは、リッター120円レベルまで下がらないと無理なんじゃないかなぁ。
っていうか、近所のセルフスタンドや馴染みのセルフスタンドも逆に値上がりしてんだけど。リッター2円ほど。
報道と実際の動きにタイムラグがあるんだろうけど、ガソリン価格が下がっているという報道で一喜したら、スタンドの価格表示看板を見て一憂する。ホントにどうなってんの?
今日はクリニックの日。気温もそこそこあって、窓全開で走ると、顔に当たる風も気持ちいい。だから、アクセルを踏む右足にも少しばかり力が入ってしまう。
信号が変わって走り出した。ら、対向車線のタクシーが「ビカビカビカッ」と激しいパッシングをしてきた。「ん〜、ライトの消し忘れかな〜」なんて考え、スイッチを確認してみる。ライトは消えている。
と、その瞬間、レーダー探知機が激しく警報をがなり立ててきた。
「うげぇ、こんなところでネズミ取りかよ」
対向車線のタクシーの警告パッシングがなかったら、ひょっとしたら私は、制服さん相手のサイン会に参加しなければいけなかったかもしれない。何にせよ、助かった。
添付の画像はクリニック待合室のディスプレイ。もうそんな季節かと思うのと同時に、物事が上手く回らないもどかしさを感じてしまう。
6時30分、いつもより早く起床した。窓の外は、薄曇り、と言ったところか。玄関を出て見れば、とりあえず、影は見える。ちょっと期待できるか、そう思った。
厚紙に6ミリの穴を開けた「簡易太陽観測装置」と三脚に据え付けたカメラを持って、いい場所がないかを探しながら「簡易太陽観測装置」のテストをしてみる。失望した。一応、6ミリの穴の他により小さな穴を2つ開けたのだが、そのどの穴を通して平らな面に太陽光を投射してみても、思ったほど大きく、思ったほど鮮明に、太陽の様子を観測することは叶わなかった。
これじゃ、YouTube のストリーミングを見た方がマシだ、そう思った。YouTube のストリーミングを見て、金星が太陽の表面にすっぽりと移動したのを見計らって、「簡易太陽観測装置」を持って外に出て再度挑戦してみるが、ストリーミングでさえ巨大な太陽面の中を小さな、と言うより「大きなホクロ」的な金星は、やはり「簡易太陽観測装置」では観測することはできなかった。
先にも書いたように、穴を通した太陽の様子はあまりに小さく、その中を小さな金星が通ったとしても、これが「確実に金星だ」と言えるものは、仮に錯覚でそういうものが見えたなら少しは救いもあったろうが、そんなものすら確認できなかった。
金星の太陽面通過という天体ショーは6時間近く続いたが、朝は青かった空も時間を経るにつれてだんだんと灰色の雲が空を埋め尽くし、太陽の姿を完全に隠してしまった。また、YouTube のストリーミングも、まぁ、1時間も経たずに飽きた。
結論としては、いくら珍しい天体ショーとは言え、金星の太陽面通過は、いかんせん地味過ぎた。
やっぱり防護メガネくらいでお気軽に観測できる日食や、月食、あるいは流星雨と言ったように、誰が見てもはっきり分かるようなものじゃないと、正直つまらんね。
まぁ、金銭面での損もなかったのが幸い、と言ったところだろうか。
金星の太陽面通過の観測は、専用の防護メガネなどのツールを準備できなかったため、ほとんど諦めていた。そんな気持ちでふらふらとネットの海を彷徨えば、ナショナルジオグラフィックのサイトで簡単で安全な観測方法が紹介されていた。ま、それがピンホールカメラなんだけど、ぶっちゃけ、段ボールに小さな穴を開け、その穴を通った光を地面に投影することで、太陽面を移動する「異物」が確認できるんだそうな。
2004年6月の金星のトランジット(日面通過)時に、横浜こども科学館で投影版に映る太陽の姿に見入る日本の小学生たち。防護手段なしに太陽を直接見つめると、太陽の放つ紫外線と赤外線が目に集中して網膜細胞に損傷を与え、最悪の場合は失明につながる。安全に観察するには、専用の「日食メガネ」、あるいは太陽光用のフィルターをつけた望遠鏡を必ず使用しなければならない。
ナショナル ジオグラフィック協会の助成金も受けているウィリアムズ大学のジェイ・パサコフ(Jay Pasachoff)教授によると、金星のトランジットを最も安全に観察できる手段は、おそらくピンホールカメラだという。
ピンホールカメラを作るには、まずボール紙の紙片に直径約6ミリの穴を開ける。この穴を使って壁や歩道の舗装面など、平らなところに太陽の姿を投影すれば観察が可能だ。
Photograph by Itsuo Inouye, AP
ほほー、直径6ミリ、とな。どうやって6ミリの穴を開ける? なーに、なぜかアジトには、前々職を辞すときに「もう使わないから」と言ってもらってきた電動ドリルがある。付け替え可能な錐だって、ちゃんと6ミリのもあった。それじゃってんで、適当な厚紙に6ミリの穴を開け、ついでにそれより小さい穴も二つ開けた。
さぁ、これが吉と出るか凶と出るか。明日の北海道、札幌の天気は・・・、曇り時々雨? 曇りのち雨? うわー、凶引いた・・・。それでも、この天体ショーは朝7時から6時間近く続く。数珠を握って空拝むか?
という訳で結果は、待て次号、ってことで。
アナログ音源のデジタルアーカイブ化の「一部やり直し」にケリがついたんで、VHS資産のデジタル化をしようかと思ったら、あ、月食の日じゃん、なんて気が付いた。でも、気付いたときには遅かった。ピークはとっくに過ぎていた。それでも我が「でかい」コンパクトデジカメの最大の武器、光学20倍+デジタル4倍=80倍望遠で撮影を試みた。
早速その「でかい」コンパクトデジカメを三脚に据え付け、玄関を出る。・・・・・・、月の角度、高度が低い。三脚を抱えてあちこちふらふらするも、比較的障害物も少なく、三脚をおっ広げても誰にも迷惑の掛からない場所、なんて条件に適合する場所は、一階部分が共同車庫でその上に木造モルタル二階建てのおんぼろアパートが建っているという、我がアジトの玄関先だった。
ただ、最大望遠にすると、いくら三脚で固定してあると言っても微妙にずれてしまうのだ。かと言ってパンレバーを少し指で押さえながらシャッターを切っても、やっぱり微妙にブレてしまう。一応手ブレ補正を掛けてあったんだけど、ホントに細かい振動と最大望遠、さらにスローシャッターの組み合わせだと、やっぱり撮影されてパソコンに取り込まれた画像の大体半分は、「眠たい写真」だった。少しのずれが大きく結果に響くのは、まるで、遠距離から目標を狙撃するスナイパーの気分だ。
先に、この天文ショーを伝える記事と写真を貼り付けちゃおう。
南東の空に部分月食 2時間の天文ショー2012.6.4 22:13 [科学]
函館市で見られた部分月食=4日午後、北海道函館市(大里直也撮影)
4日夜、満月の一部が地球の影に入る部分月食となった。
南東の空の月は午後7時ごろ下方から欠け始め、同8時すぎに4割近くが影に入り最も欠けた状態に。同9時すぎに満月に戻る約2時間の天文ショーとなった。
好天に恵まれた北海道陸別町の「銀河の森天文台」には十数人が集まり、月に影がかかる様子を双眼鏡などで観察。一方、この日梅雨入りしたとみられる九州南部などには、雨や雲で見えない地域もあった。
「さっぽろテレビ塔」の間から観測された部分月食=4日午後8時36分、札幌市中央区
月食は、太陽と地球、月が一直線に並ぶときに起きる。6日には、金星が太陽の前を通る「金星の太陽面通過」が起きる。
うわ、テレビ塔の鉄骨の隙間からの月食は凄い。やられた、と思った。私も「手持ちの得物」の性能を最大に発揮して月を狙ったが、高度、角度の低さを逆手にとって、このテレビ塔の隙間からの月食には舌を巻いた。
でも、せっかく撮ったんだ。私の写真もアップしちゃおう。サムネイル画像は長辺を100ピクセルにして、それをクリックしたら長辺は800ピクセルの画像が現れるようにしておこうと思う。もしでっかい画像が欲しい、なんて方がいらっしゃったら、コメント欄にメールアドレス付きでリクエストを寄せてくだされ。前向きに対処し、善処したいと思います。
一応、リサイズ時には撮影時間などの情報もカットされてしまうみたいだけど、カメラの時計が正確であることを前提にして時系列的に言えば、20時32分から20時49分までの月の様子、と言うことになる。
じゃ、貼り付けていくか。
もう明日、だな。6月6日の「金星の太陽面通過」は、それを観測するのに必要な機材を持ち合わせていないため、奇特な誰かがネットでストリーミング中継してくれるのを期待しよう。先日あった皆既日食(北海道では部分日食)も、朝だから太陽光もそう強くはないだろうと直視したら、目が焼けた。残像が残ってしばらくは色の見え方もおかしくなったもんな。
ちなみにその旨をラジオの朝番組に投稿したら、「何度も言っていますが『絶対に直視しないでください』 え~、直視して目が焼けた、なんて投稿も来てますが、危険ですのでやめてください」なんてお灸を据えられたっけ。さすがにラジオネームも読まれなかったけど、DJ氏にとっては多分、「何やってんだあの野郎は」、なんて気持ちだったに違いない。
タックさ~ん、「金星の太陽面通過」は私、諦めてますから。
大体、でっかい太陽の前を金星が通過するって言ったって、肉眼で見える太陽の大きさだって大したことないじゃない。その「たいしたことない」中を「さらに小さい物体が通過する」っても、木の下の陰が三日月形になるって事もないんでしょ? だったら、目を焼く危険を冒してまで観測しようとは思わないもん。
それとも、何か変化があるのかしら?
それにしても日本各地で多くの人が空を見上げるシーンってそうそうないよね。こういう天体ショーが、ひいては世界の平和に役に立ってくれたらいいのにな、って、このブログで書く文章ではないな。このくだりは見なかったことにしてほしい。
ローリー寺西が以前何かの番組で話していた言葉だ。ライブでギターソロになると、恍惚の表情を浮かべつつギターの音に合わせて表情も動くらしいんだな。実際に再現してもらうと、「あ~、ありそう」なんて思うんだけど、その説を逆から確かめてみるとすると、この顔なんかとても良いフレーズを奏でていそうじゃない?
実はこの表情、排尿している時の表情なのだ。いや、ひょんなところから変なニュースが飛び込んできたんで、それでネタを一本でっち上げてしまおう、とそういう訳なのだ。この恍惚の表情も引用記事の中にあるよ。
米国音楽業界誌 Billboard ブラジル版は、おしっこで演奏できるギター「Guitar Pee」を開発し、ブラジル サンパウロ市内にある複数のバーのトイレに設置した。GuitarPeeGuitarPee は、小便器内に取り付けられたボタンにおしっこ(PEE)をあてることで演奏ができる装置。上部にはアンプも設置されており、利用者が用をたすとトイレ内にその「演奏」が響き渡る仕組みになっている。
GuitarPee ボタン部分演奏は録音され、Billboard が開設した専用モバイルサイト「guitarpee.com」にアップされる。録音はボタンにおしっこがあたった瞬間から開始され、水洗ボタンを押したときに終了する。演奏が気に入らなければ何度でもやりなおし、ベストテイクをサイトにアップすることが可能だ。
Billborad では、GuitarPee の設計・開発から、バーのトイレへの設置、そして利用者による演奏をまとめたビデオを公開している。これを見ると、かなりハイレベルな演奏が可能であることがわかる。また、演奏している人たちの表情も実に楽しそうだ。
気持ちよさそうな演奏者
なお演奏の録音には、M「PEE」3ファイル形式が採用されているということだ。GuitarPee デモビデオ
男性用小便器、並びにその周囲の汚れに関しては、便器メーカーや施設管理者などが頭を悩ませていたと聞く。だからなのだろう、このような歌が詠まれ、目に付きやすいところに掲示されるのは。
急ぐとも 心静かに手を添えて 外にこぼすな 松茸の露
急ぐとも 心静かに 真ん中へ 散らば吉野の花もきたなし
急ぐとも 西や東に垂れかけな 皆見(南)る人が汚(北)なかりける
その他、軍関係だったか、あるいは外国のネタだったかで「あんたの銃(砲)の銃(砲)身はあんたが思っている以上に短いから、もう一歩前へ出ろ」なんてのも見聞きした覚えがある。
また、男が立ちションするのがいけないんだと、家での洋式トイレでは座って小用を済ませることを強制される家も多くなっている、なんてことも聞いたことがあるな。
このあたりの時間軸がどうなのかは分からないけど、そういう小便器からの「OB」を激減させるアイディアとして、便器の中央にハエのシールを貼るってのがあった。これはオランダのメーカーなのか、それとも発明家なのか、とにかくそういう手を打つことで「狙いをつけやすくなって」、その結果、周囲の汚れが減ったんだそうだ。似たようなネタとして、サッカーのゴールのミニチュアと小さいボールを便器内にセットして、同様に排尿の際に狙いを定めやすくする、なんて方法も聞いたことがある。
しかし、使い捨てのシールならまだしも、サッカーのミニチュアをセットするなんて仕掛けは、率先してメンテナンスしようとする人がいるとも思えないんだよなぁ。
そんなこんなで、排尿の力でギターサウンドを奏でる装置を付けた小便器が登場した。記事を読んだときには一瞬目を疑った。考える人がいたとしても、実行する人はいないと思っていたから。ただ、もし札幌にそういう穴場的なトイレがあったら、排尿だけのためにそこに行きたくなっちゃうね。
それにしても、記事の中の演奏が気に入らなければ何度でもやりなおし、ベストテイクをサイトにアップすることが可能だ。の何度でもやりなおしって、そうそう何度もトイレに行けるわけないじゃんよ。それだけのためにカフェインなど利尿作用のある物を摂って「演奏」に備え・・・、たいな、もし札幌にそんなスポットがあったとしたら。
で、元気の良い若者だったらイングヴェイ・マルムスティーン張りの「速弾き」も可能だったりするのかな? じーさんのように、終わりそうで終わらない、終わったと思ったらまだ残っていた、なんて場合は、スローハンド、エリック・クラプトン張りになるのか、それとも、泣きのギターのサンタナになるのか、聞いてみたいもんだね。
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