声を掛けるべきだったかな
近場のスーパー夕方6時。
3年前の春に辞めたシゴト場での顔見知りにそっくりの女性に遭遇した。レジでの清算を追えて袋詰めのためのテーブルで接近遭遇と相成ったのだが、近くでそれとなく見れば見るほど、Tさんに似ていた。後姿といい、キュッと結んだ薄い唇といい、メガネの奥で光る目といい、ホントにTさんかと思った。
大体、着ている服からして、シゴト場で支給される制服によく似ていたし。制服だったら胸に名札があったんじゃなかったっけ、と思って、やっぱりさりげなく観察してみるも、名札は見当たらなかった。
やっぱり人違いか、と思いつつ屋上の駐車場に行って我がクルマを引っ張り出して出口へとゆっくり走っていたら、Tさんのクルマとそっくりなクルマの前を通過した。Tさんのクルマは特徴のあるナンバーだったのだが、そのおぼろげな記憶と照らし合わせてみても、やっぱりTさんか、と思わざるを得なかった。
思いがけずに私の行動範囲、しかも徒歩圏のスーパーで、Tさんのそっくりさんを見るとは思わなかった。まぁ、縁があればまた見かけることもあるだろう。その時は一声掛けてみようか。でも「進展」は期待していない。だって、Tさんは人妻だから。みんな元気、とか、近くにお住まいで、とか何とか当たり障りのない言葉をいくつか並べるだけで、多分、次回の邂逅は終わるだろう。
でも、ホントに驚いた。そして、ちょっといい気持になった。
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