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2013年9月

2013.09.30

きっかけは・・・

さて、なんと書き出せばいいんだろう。
結論的には簡単なのだが、そこに至るまでの過程がちょっとばかり長い気が、する。そのきっかけをどこに据えるか、ちょっと考えた。壇蜜とするのもアリっちゃアリなんだけど、それじゃなぁ・・・。

という訳で、そこに至るまでの過程を最初から書くことにする。長そうだと思った人は閉じちゃってください。

最初は、盆休みに実家に帰省した時に見た新聞のテレビ欄でその番組が紹介されていたことだ。へー、そんな番組もあるんだな、と思いアジトに戻ってきてから録画の予約をした。それが当地のローカル局、深夜枠で冒険的な取り組みをして、水曜どうでしょう、そして大泉洋なる人材を発掘したHTBの「壇蜜古画(だんみつのいにしえ)」だった。北海道の各地でかつて栄えた鉱山の遺産、遺構を、美しい映像とそこの関係者、出身者によってその地に対する思いを紹介し、そのナレーションを務めるのが壇蜜さんだったのだ。そして、ちょうど9月26日深夜が最終回だった。

そこで取り上げられた「鴻之舞鉱山」の回で、その鉱山をイメージして作られた曲があるということを知った。それが、ダーク・ダックスザ・ピーナッツ、そして茉奈 佳奈の「銀色の道」だった。

「銀色の道」を紹介している Wikipedia では、


また同時に、「この歌詞を彼(作詞家・塚田茂氏)から渡されたとき、どことなく懐かしさを覚えました。"遠い遠い遙かな道は冬の嵐が吹いているが谷間の春は花が咲いている-"。少年期を過ごした鴻之舞に重なる内容です。正直なところ、曲をつける時点では、それほど意識はしていなかったと思います。でも父が亡くなり、その後、何度か紋別を訪れて、父の無念の思いや自分の望郷の念が重なりあって自分自身、この曲の原点が鴻之舞にあると確信するようになったのです。」と言及している。

とあって、「へー、歌い手によってこんなに印象が違うもんなんだねぇ」と、思って終わる筈だった。

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2013.09.28

ふさぐな

今のシゴト場は、1週間先輩のHさんがいて、1週間後輩のIさんがいる。未だ新人扱いということで、赤いハチマキを巻いている。

Hさんは色々な話題を私に振ってきて、まぁ、愚痴なんかも言い合ったりして、と、あまり話すのが得意ではない私にとって、Hさんはとてもありがたい存在だ。

対してIさんは、無口でぶっきらぼうで、まるで私の悪い面を見ているかのような人だ。まず話しかけてこない。会話が成立したかと思っても、何かどこかが噛み合わない。稀に話しかけてきたかと思えば、思いっきり、ストレートに、私が口にしたくないことを尋ねてきた。何気なく、それとなく、軽く匂わせておいて、私はその場から逃げた。

社交的で、余りお喋りが得意ではない私でも、人が口にしたくないことをいきなりズバッと訊くってことはしないし、できない。Iさんとはその前段階で軽~くお化け関連の話をしたのだが、そのことと絡めて「幻覚を見る人」だと、Iさんは私を認識したようだ。
否定したけど、まぁ、そういう風に思うなら思ってもらってもいい。だけど、これがシゴト仲間じゃねぇ・・・。

とあるシチュエーションで、動線がカブることがあったと仮定する。私は他の人の動線の上にいるんだと判断して、人が近付いてきたら身を引く。Hさんや他の人も似たような感じで、私の動線とクロスするような場合には、大体、空手チョップを体の前で垂直に動かしたり、声を掛けて謝意を伝えてくる。が、Iさんの場合には「よけて当然」という印象しか受けないのだ。さらには「俺は俺で勝手にやる」なんて感じさえも受ける。

それで、全てが上手くいって何事もなくシゴトも終了、なら問題もない。が、シゴトの最後に使った機械をバラしての分解掃除がある。その際に、バスタブにキャスターが付いたようなタンク(?)、水槽(?)の中にバラした部品を入れて洗うのだが、Iさんは、機械をバラすのに動き回る動線の上にそのタンクを置き、作業する。その機械をバラしたいから、最短距離で動きたいのに、動けない。Iさんを迂回するルートを取るか、時間はかかっても「超最短距離」を移動するために、機械の間をしゃがんで動くか・・・。

いや、私がその場面で「ゴメン。そこ開けてくれないかな?」と声を掛ければ済む話だったのかもしれないけれど、Iさんも私も話し下手で、お互いになんか変な印象を持っていると、なかなか声も掛け難い。


まぁ、そうこうしている間にIさんは別の部署に異動したのだが、これは出世なのか、それとも・・・。
おかげで、Iさんがやっていたシゴトを、半ば なし崩し的に私がやるようになり、かつ、それまでやっていた機械のバラしもやらないといけないとなると、正直「うがぁ」と暴れたくもなる。

ちなみに、勤務態度でいえば、IさんもHさんも無遅刻、無欠勤。
して私は・・・、欠勤3回に遅刻2回。出来の悪い人間でスミマセン。


これからメチャクチャ忙しくなり、さらには年末進行などもあったりして、出勤時間が後ろ倒しになる、なんて話を聞いた。その代り、退勤時間も結構伸びそうな予感・・・。ダイジョブかなぁ。「カネのため」、「メシのため」と割り切ればいいんだろうけど、もう少し別の他の想いも持ちたいんだ。やるからには。


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2013.09.23

ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ

私が乗っているクルマは平成7(1995)年式の軽自動車。運転席ドアの下部は錆で朽ちて穴が開き、屋根の部分の塗装も薄くなってところどころ白くなっている、18年オチのオンボロだ。ちなみに、9月22日現在の総走行距離は153,915キロ。このクルマを手に入れたのがちょうど10年前の冬の事だったのだが、その頃からこのクルマの持病として「エンスト病」が、あった。エンジンが暖まっている状態で再始動を掛けると、アイドリングが本来の回転まで上がらず、その状態で加速してからアクセルを抜くと、エンストした。

既定の回転数まで上がらない状態だと、エンジンを始め、ボディの各所でブルブルブルとちょっと嫌な振動を感じてしまうのだが、そのエンジンを制御しているコンピューターがその状態を認識する(? のかな?)と、すっとアイドリングが規定回転数まで上がるのだ。

ただその後、走っていて信号に引っかかってアクセルを抜くと、今度は回転数が下がらない。エンジンブレーキが効かず、仕方なくギアを抜いてブレーキを掛ける、と、そういう症状もあったりする。まぁ、ワタシ的にはご愛嬌と感じているのだが。その場合も、ちょっとアクセルを入れてやることでその状態が解消することもあるので、特に気にしちゃいない。

そんな我がクルマだが、エンスト病が進行したのか、それとも燃料ポンプかフィルターか、それともインジェクターが汚れてしまったのか、はたまたプラグの寿命なのか、とにかく、交差点で止まるときにスピードメーターと連動してタコメーターもゼロを指してしまうことがあった。

今売られているクルマに結構な割合で付いている「アイドリングストップ」だと思って笑って済ませている。現行車だとブレーキから足を離したり、アクセルを踏み込んだりしたらエンジンが静かに回り始めるのだが、私のクルマの場合、信号待ちから発進する際は、キーを捻っただけじゃエンジンが掛からない。「きゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅる」とセルモーターが回るだけだ。仕方がないのでアクセルを踏み込む。「ばおん」とまぁ、イイ音を立ててエンジンが復活する。なので、現行車との大きな違いは、アイドリングストップからの復帰のときに、大きな音がするかしないか、だな。

ただ、その状態で何度も信号に引っかかるとちょっと辛い。その度毎に「きゅるきゅるきゅるきゅる」、そして「ばおん」なのだから。まぁ、ある程度走っている間にその原因が消えるのか、その状態の再現性は著しく低い。

しかし現在。主として通勤で400キロ走り、燃料計の針も振り切れた状態で「アイドリングストップ」が、出た。ガソリンを満タンにしたらその状態も解消されるだろう、と思っていたのだが、これがなかなか解消されない。試しに、時間を置いてエンジンを冷やし、その状態でエンジンを掛けてみたのだが、やっぱり回転数が上がらない。アクセルに軽く足を乗っけていないと、規定回転数を保つことができない。

エアコンを入れたらアイドルアップするだろうと思ってボタンを押してみたのだが、まぁ、規定回転数よりかなり低い回転数で なんとか アイドリングをしてくれた。が、軽くアクセルを煽って右足を離したら、そのままメーターパネルの警告灯が点灯する。どうしたもんだろ?

月曜日、出勤する際には、エンジンを焼く意味、燃料系統の汚れ(?)が流れてくれることを期待する意味を込めて、ちょっと高回転維持で走ってみようかとは思う。が、これでその症状が解決しなかったら、さて、主治医の社長の工場に行くか、それともディーラーに行くか。

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PS
P114日本で最初に「アイドリングストップ」機能がついたクルマは、実はトヨタの古いスターレットなのだ。形式名 KP61 。その廉価グレードに「エコランシステム」という名で組み込まれたのだが、当時は今と違ってMT車全盛。「あのクルマ、またエンストこいてら。ヘタクソだなぁ」なんて周囲の目が恥ずかしかったのかどうかは分からないけど、さほど普及はしなかったみたい。参考は昔読んだクルマ雑誌の記憶と、このサイト

改めて見ると、KP61 は新鮮でカッコいいな。後継車の EP71 もほとんど見かける機会もないんだけど、見たら目で追ってしまうもんなー。

2013.09.21

YO-2

腰痛のことは以前にも書いたんだけど、まさかその腰痛で足が痺れて動けなくなるとは思ってもみなかった。シゴト場に欠勤の連絡を入れ、それからずっと眠り続けた。いや、横になり続けた、が正しい。体を真っ直ぐにすると、腰に電撃が走ってその度毎に目が覚めたのだから。

明けて9月19日。馴染みの外科へ行き、これこれこうで、と説明したら、3月に受診したときに撮られたレントゲン写真を見て、「特に異常は認められないなぁ。筋肉痛だろう」とのこと。

え?
ま まぁ、そんなに古くはないけど、過去のレントゲン写真で今現在の痛みを診断するとは・・・。それで、痛み止めと温感湿布と、トドメにコルセットが、出た。

深夜のテレビCMで頻繁に見かけるバンテリンの腰のサポーターを、試しに Amazon でちょっと検索してみたら、思いがけない値段だった。そこで表示されている値段の半額ぐらいだったら、ちょっと試してみてもイイかな、なんて思うんだけど、4,000円近い価格だと躊躇してしまう。なので、病院から出されたコルセットでしばらく凌ごうかと思う。

それにしても、まさか私が腰痛で足が痺れて動けなくなり、症状が軽減したところで外科、整形外科に掛かったらコルセットを出されるとは思いもよらなかった。

温感湿布を貼って、Tシャツの上からそのコルセットを装着するのだが、そのコルセット姿を見られるのがなんか気まずい。普段ならクルマの中でTシャツ姿になってそのカッコでシゴト場の扉を開けて更衣室に行き、シゴト着に着替えるのだが、コルセットを隠すためにTシャツの上にシャツを羽織り、それでもなるべく見つからないようにと、こそこそ動いた。

痛み止めと音感湿布とコルセットの3点セットで、かなり意識せざるを得なかった腰の痛みが、仕事に集中すれば忘れられるくらいのレベルにまで落ち着いた。だけど、シゴトが終わった後に機械をバラす作業があって、その際に取り出す部品がやたらと重かったりバランスが悪かったりして、その度毎にやっぱり呻いてしまうのだ。

いつまで続くかな、この腰の不調は。

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2013.09.14

増えた、のか?

シゴト場で、ちょっとの戯れにゴミの計量をする秤に乗った。それで弾き出された数値が69キロ。これは、1日コンスタントに1万歩歩いていたときと比べたら増えたのか? それとも、筋肉が贅肉に変わっただけで変わっていないのか。

毎日コンスタントに歩いていたときは、摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多かったと実感できた。風呂に入る度に腹が引っ込んでいくのが分かった、と書くと大袈裟だけど、実際、長めのベルトを腰に回していたら穴が足りなくなり、ドライバーで無理矢理穴を増設したのだが、それでも足りなくなり、結果としてバックルで締めた余りの長さが背中まで到達した。

その時に、例えば家電量販店ででも体重計に乗ってみれば良かったのだが、その時はその時でそこまで考えが回らなかった。そして今回の69キロ。着衣で1キロと考えると、これは高校時代の体重に等しい。ちなみに身長は183センチ。

まぁ、びんぼう があって、食うモノも食わないこともあったから、それがリバウンドしたのか。

以前働いていたシゴト場での健康診断では、80キロに手が届きそうな数値が出たこともあった。その時から比べると、ホントに若い頃に買ったズボンがまた履けるのは、ま、そこそこ嬉しい。だけど、若いときのように無理がきかないんだな。すぐに体調が崩れ、色んな部分のバランスが取れなくなる。

今は現状維持+たるんだ腹回りをどうにかしたいと思っているんだけど、普通に寝そべって腹筋運動をしたら、腰をやっつけちゃうんだよな。という訳で腰は温存しておきたい。ならば、深夜テレビの通販でやっている、電極を貼り付けて無理矢理筋肉を動かすマシーンは欲しいとは思わないしなー。

やっぱり歩くか? それとも、先日面接に行った会社で紹介されたロッククライミング等が体験できる施設に行って、スパイダーマンごっこでもするか。


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2013.09.12

モチベーションダダ漏れ、テンションガタ落ち

まず腰痛。
今のシゴトは立ち仕事。普通に立つだけだったら腰も痛くないのだが、ちょっと前屈みになって作業を続けると、腰が悲鳴を上げだす。しかし、休憩時間に痛みをこらえながらその腰を伸ばすような姿勢を取り、その後にシゴト後半に突入すると、腰は痛みを忘れたかのよう。痛みを忘れたのか、それとも慣れたのか。いずれにしてもこういう不定愁訴があると、やる気もガタ落ちになるって訳だ。

そして両膝。こちらはさほど痛みも感じないのだが、曲げ伸ばしや、本来曲がらない方向に力を加えることで「バキっ」と良い音を鳴らしてくれる。この音は関節液内にできた気泡が弾ける際に出る音で、キャビテーションとか言うらしい。いや、キャビテーションをググっていたら、そのページの中に関節を急激に曲げたときに「ポキッ」と鳴る音。としてクラッキング、と紹介されていた。

足や手の指の関節を始め、体を強く捻ることで腰の辺りからも音を鳴らすことができるし、首も左右に倒すことで連続して「ばきぼきべき」と鳴らすことができた。これらの行為は体にとって決して良いものではない、と以前見たテレビで紹介されていたが、ドナルド・L・アンガーは60年以上にわたり、毎日左指の関節を鳴らす一方で、右の指関節は決して鳴らさないということをこつこつこつこつ続け、指の関節炎の原因を研究した。その「功績」により2009年イグ・ノーベル賞(医学賞)を受賞した。どちらの手にも関節炎の症状はないという。という紹介があると、ホントのところはどうなんだ、なんて疑問を持ってしまう。

個人的には、関節が冷えている状態で鳴らすと激痛が走る経験から、なるべくクラッキングはしないようにと心掛けるようになったのだが、やっぱり手指は無意識のうちに「ぽきっ」なんて鳴らしてしまうこともままあるし、足の指も、曲げた状態で床に強く押し付けることで「ぱきぽきぺき」と鳴らしてしまう。で、その影響は、右手中指に絶えず痛みを感じるようになってしまっている。また、長年続けていた癖の影響なのか、関節も指の細さのラインから少し外れるようにして膨らんでいる。


そしてシゴトの内容なのだが、メインの業務から外れ、作業が終わった他の部署の清掃をすることが多くなった。腐っていないと言えば嘘になるが、それでも、メインの業務の忙しさがピークを迎える時間帯になると「戻ってきてくれ~」と声が掛かる。その声掛けと、とりあえず、バカ話を始め、結構何でも言い合える存在がいることでまだ耐えることができているが、その存在がいなかったら多分、導火線に火が着いていたと思う。

とはいえ、上司から「あっちの方、手伝ってあげて」と指示されると、あまり良い気持ちはしない。

ならば、そのメインのシゴトの技能習得の具合はどうなのか、と問われると、出来ていない。
私は右利きで、右投げ右打ちなのだが、立った打席が「左打席」。初めてする作業だから、おいおい慣れていって、自分なりのスタイルを確立できるだろうと思っていたのだが、なかなかそれが難しい。「真芯」で食うことがあっても、それが続けられない。

成績が芳しくないなら二軍落ち、というのも理解できるのだが、もうちょっと「出場機会」を与えて欲しかったな、なんて思う。突発的にその「打席」に人がいなくなって、その間に「代打」として立つこともあったのだが、本来の人が戻ってきたらお役御免となってしまう。

まぁ、続けていれば汚名を返上する機会もあると信じたいし、まだ他の部署の作業を手伝ってくれと言われるうちは頑張りたいんだけどね。ただ、理性と気持ちのマッチングがなかなか上手くいかないんだ。


あとは・・・、基本的に週休2日制で、日曜日の他に、シフトと合わせて平日が休みになるんだけど、その休み前の時間の使い方が上手くいかないのもある。HDD レコーダーに録り溜めた番組を見て、HDD の空き容量を増やそうとしているんだけど、それをやると、その番組分、時間が掛かる。やっとひと月前に録画した番組まで追いついてきて、HDD の容量も10時間ほど稼いだものの、その10時間だってちょっと録画したらすぐになくなってしまう。

で、その録画映像を見る際に使っているのが、リサイクルショップで買った座椅子なんだけど、それに座ると、30分と同じ姿勢を保っていられない。だんだん腰が前に出てきて、背もたれの部分に頭を乗っけるくらいまで体をずり下げてしまう。ひょっとしたら、これも腰痛の原因の一つなのかなぁ。

でも、パソコンデスクのイスに座っていても、最初こそ尻を座面に乗っけて足を前に出すスタイルだけど、時間が経つにつれて、座面の上に正座したり胡坐をかいたり、体育座りをしたり、最終的には座面の上でヤンキー座り、なんてことも。これも腰痛の原因なのかなぁ。

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2013.09.05

静かだねぇ。頭もイイねぇ。でも、でしゃばり

Img1054月にホンダの N-ONE を試乗したからなのか、8月の末にホンダからダイレクトメールが届いていた。なんでも、アコードのハイブリッドを試乗したなら、徹底的に磨きにこだわった「磨き屋シンジケート プレミアムシューホーン」をプレゼントするという。

なかなか時間が取れなかったのだが、そのシューホーンに釣られて直近のホンダディーラーへ行ってみた。が、アコード・ハイブリッドの試乗車はウチにはないという。その代り、ちょっと離れたディーラーには試乗車があるが、どする。あ、シューホーンはこのキャンペーンが始まった途端にすぐになくなってしまったよ、とのこと。内心がっかりしながらも、とりあえず試乗するだけでもイイか、と紹介されたディーラーに向かう。

それにしても、空気がとても湿っていた。我がボログルマをアジトの共同車庫から引っ張り出した途端に、フロントガラスが白くなった。エアコンの冷媒が漏れたか、とも思ったが、何のことはない。白くなったのは外側だった。ワイパーレバーを動かして解決。しばらくしたらエンジンの熱で曇ることも無くなるだろう、と何ともなしに考えていたら、水滴がポツリポツリ・・・。

紹介されたディーラーに着いて、いざアコード・ハイブリッドと対面。第一印象は「デカい」だった。北米向けの物をこっちに持って来たら予想以上の反響で、契約しても年内に納車は無理だ、そうだ。

いざ試乗。
っつか、自分好みのドラポジを取るにはどうしたらイイんだ? 電動シートかよ。どのレバーだ? あ、これか。それらしいレバーをあれこれいじくっていたら、リクライニングの角度が変わったり、太もも下のサポートが上がったりと、ちょっと戸惑った。エンジン始動も今の流行り、なんだろう。キーが車内にあれば、エンジンスタートのボタンを押すだけで始動できる。でも、エンジンが回っても、その鼓動を感じることができなかった。何といっても静かすぎる。

走っているときもなかなか「走っている」という感覚が沸かなかった。CVTなんだろう、変速ショックもない。耳に入ってくるのは、いつの間にか豪雨になった雨音だけだった。ワイパーを間欠モードにしていたのだが、豪雨になった途端にワイパーが一生懸命働き始めた。そして、信号で止まればワイパーも間欠モードに戻る。ほほう、頭イイねぇ。

だけど、クルマがどんどん進化していったら、中に収まる人間はバカでもいいのか、なんてことも考えてしまう。デカい割には取り回しも楽だったし、インサイトやプリウスのように、ルームミラーの中を横切るラインもない。形も嫌いじゃない。ホントにちょっと大きい普通のクルマに電気自動車の要素を入れました、な感じだ。

そう言えば、以前面接に行ったカーナビ、カーオーディオなどの実証試験をする会社では、そういうワイパーの稼働状況を「前を走る他のクルマと共有」し、カーナビにもその情報が表示される、なんて言っていたっけ。

でも私は、クルマにそういうモノは要らないな。
車室内にエンジン音がもっと聞こえて欲しいし、タイヤが路面を掴んでいる感覚を味わいたい。そして、自分好みに手を入れることができる余地が欲しい。

アコード・ハイブリッドと比べたら、我がオンボログルマは、容赦なくエンジン音が車室内に入ってくるし、ある程度以上スピードを出したらカーオーディオのボリュームも上げないとろくに音楽も聞こえない。ブレーキを踏めば、タイヤが止まろうとする感覚が足に伝わってくる。雨が降ったら降ったで、ワイパーは自分で調節しなければいけない。ま、撥水コーティングしているんで、大抵間欠ワイパーで済むし、スピードを上げればワイパーも要らなくなる。

私のクルマは、シートは腰痛持ちにも楽なドイツ製に交換し、ハンドルも運転に楽な姿勢を取りたいがために、ディープコーンタイプのにした。足回りも、多分、社外品で一番安い組み合わせにして、ほんのちょっとだけ締めた。おかげで道路の凸凹も素直に拾ってくれる。今の私にとって、今乗っているこのオンボロが一番合っているんだろうな。

でも・・・、こんなにデカくてガソリン1リッターで30キロ走るの? なんか騙されているような気がしないでもないのは、やっぱり私が偏屈のへそ曲がりだから、なんだろうな。

で、アコードって元々こんなにデカいクルマだったっけ? そ言えば、シビックもデカくなっていたなぁ。小さ目なクルマが好きな人間にとって、これは嫌な流れだわ。その上、ペダルも3本生えていないと嫌だし。で、「ペダル3本」にこだわったら、一気に選択肢が狭まるんだよなぁ。だから、・・・あ、もう10年乗っているのか、このオンボロとはまだまだ長く付き合いたいね。


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