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2014.01.06

第一回VHS映画祭

知人で、ある意味恩人のSさんの招待を受け、第一回VHS映画祭に参加してきた。

この映画祭は、かつてどこの家にもあった(であろう)VHS ビデオカセットを持ち込み、過去のテレビ番組だったりかつて商品として流通していたものをミニシアターの大きなスクリーンで見ながらダベって、ツッコミを入れたり、感心したりという趣旨のもので、私がかつて VHS カセットに録画したはイイが、生来の無精と整理下手が祟って、再生してみるまで何が録画されているか分からないものを再生してみるという、ある意味闇鍋的な恐ろしさ、面白さ、可能性を秘めているイベントだ(と思った)。

まぁ、ホントに何が録画してあるか分からないものを持ち込むのもちょっと怖いので、ある程度持っていきたいネタをピックアップしてそれが録画されているカセットを探してみたのだが、これがどうにも見つからない。その代り、「おお、このカセットにこんな物が録画されていたのか」と、我ながら改めて驚いてしまう、なんてこともあった。

そんな作業の中で発掘するに至った5本のカセットを持ち込んで、再生するネタは主催のSさんの判断に委ねようと思ったのだ。して、その5本のカセットの中身とは・・・。


1.1994年放送の、矢追純一UFOスペシャル、その他
2.宇宙人解剖フィルム
3.1993年夏、地元TV局の午後のワイド番組であった心霊特集
4.NHKのトップランナー、明和電機出演分、日本初のテルミニスト、竹内正実さん出演分、他
5.北海道未放送、クラフトワーク来日公演

個人的には、クラフトワークで行って欲しかったのだが、矢追純一UFOスペシャルが選ばれた。
内容が内容で、参加者の中に業界関係者もいらっしゃって、ナチスが開発して、タイガー戦車の砲塔とくっつけたUFOや、ヒトラーが南極で生きている、などというネタに激しくツッコミが入って、ま、これはこれでアタリだったかな、と。

他の方のネタにカルトQを録画したものがあって、その中でビートルズに関するネタに関しては、2問しか分からなかった。カバーした日本人アーティストで、イエロー・サブマリンを音頭調でカバーした(確か仕掛け人は大瀧詠一さんだと思った。ご冥福をお祈りいたします)金沢明子さん、アレンジが違う曲のイントロのクイズで、YMOのデイ・トリッパー、と、それだけだった。

また、完全アートなビデオ、繊細なコマ撮り人形アニメ作品、全国高等学校クイズ選手権に参加するも出オチになってしまった本人、関係者がマスターテープをダビングした某アーティストの路上ライブ映像などもあり、6時間ぎっちり楽しむことができた。

個人的には、やっぱり過去に放送されたテレビ番組を録画した物がツボで、今のご時世じゃまず創られないだろうなぁ、なんて思える番組にツッコミが入ったり、高校時代に見たくても見られなかった番組(の一部)、メリークリスマス・ショーで、山下洋輔さんのピアノ、今野多久郎さんのリズムに合わせて、桑田佳祐さんと忌野清志郎さん、泉谷しげるさん、古館伊知郎さんのセッションが見ることができたのは嬉しかった。

今考えると、このメリークリスマス・ショーは、出演者のギャラだけで相当な額のカネがかかったんじゃないか、と邪推してしまう。今同じようなことをやろうと思っても、制作会社、スポンサー、テレビ局がゴーサインを出すか、怪しいもんだ。ある意味、バブルな時代だからこその番組だった、のかもしれない。

それにつけても、色々な人、所に秘蔵されている VHS カセットは、見るだけでも楽しいし、楽しみを共有できるのも嬉しいし、そのビデオに対する見識を持っている人のトークを聞くだけでもためになるし、とにかく面白かった。

主催のSさんは、今回は実験。これからいろいろ試していきたい、イベントとしての体裁を整えたい、なんて仰っていた。微力、というか無力ながら、私にできることがあって時間的に都合がつけば、是非に手伝いたい、なんて思ったもの。

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