すぽぉつと音楽の関係に関する一考察
応援にブラスバンド、あるいは「鳴り物」が入るのは、高校野球を始めとする日本の野球の特徴だと思うんだけど、野球に限らず、選手の好みのテーマ曲があったり、この人にはコレ、というように、代名詞的なものもあったりする。
オペラ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」は、どうしてもトリノオリンピックでの荒川静香さんを思い浮かべてしまう。これは多分、私だけではないと思う。
曲自体は、まだF1が地上波で放送されていた頃のF1総集編のオープニングだったか、あるいはどこかのGPを中継する際のオープニングで流れたのか、まぁどちらにしても、ルチアーノ・パヴァロッティの歌を聞いたことがあって、とても感動したことを思い出す。
他にスケート選手関係だと、Evgeni Plushenko のエキシビジョン(だろうか?)が強く印象に残っている。この滑りを見てから、歌詞がリズムに上手く乗っているこの歌はなんだろうと調べたものだっけ。
また、プロレスラーはちゃんと自分のテーマ曲を持っていた(ような気がする)。例えば長州力。
これは某テクノのカリスマが偽名「異母犯抄」として作ったもので曲名は「パワー・ホール」。
他にも、スタン・ハンセンの入場曲も有名だ。これはスペクトラムの「サンライズ」だ。
ブルーザー・ブロディの曲「移民の歌」も有名だけど、Led Zeppelin の原曲とはアレンジが変わっている。
ミル・マスカラスのテーマ曲はジグソーの「スカイハイ」。
悪役ガイジンレスラー、例えばタイガー・ジェット・シンやアブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマは、と思って検索してみたら、タイガー・ジェット・シンのテーマはプログレっぽいカッチョ良い曲じゃないの。コメント欄にあるように、ピンクフロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐」だったこともあるようだ。
あえて避けてきたのだが(^^;、アントニオ猪木のテーマは「炎のファイター」だけど、原曲はモハメド・アリから送られた曲なのだそうで。で、その曲のB面が(当時奥さんだった)倍賞美津子さんの「いつも一緒に」で、作詞がなかにし礼さん・・・。
なかにし礼さん、一流の作詞家だけど、こんなトンデモな曲も手掛けていたとは。いや、だって、Gilbert O'Sullivan の「Alone Again (Naturally)」を九重祐三子さんの「また一人」という日本語訳の曲にしているんだけど、内容があまりに・・・、その、アレだもんで。
原曲の歌詞に近いのはこっちの方だと思う。山上路夫さんの歌詞で歌っているのは麻丘めぐみさん。
他にも、金井克子さんがこの歌詞で歌っていたと思ったのだが見つけられなかった。
って、何を書こうとしていたんだっけ・・・・・・。
ああ、考えたのは「スポーツ選手が歌う曲のアレさ」なんだけど、あれも書こうこれも書こうと思ってダラダラ書いているうちに、考えていたことをすっかり忘れてしまっていたよ。
という訳で、スポーツ選手が自ら歌う曲のアレさなんだけど・・・、なんで本人が歌おうと、あるいはその人に歌わせようと思ったんだろう。そう思わせた最初の曲は、阪神にいた助っ人ガイジン、オマリー(Thomas Patrick O'Malley)が歌う「六甲おろし」が怖ろしい出来だったからなんだな。
その他にも、世界のホームラン王、王貞治さんが歌う「白いボール」がある。朴訥とした歌い方が逆に、野球人王貞治を強く意識させられる、名(迷?)曲だと思う。
逆に、お相撲さんが歌う歌は、何故か妙に上手く感じるんだよなぁ。
やっと本題なんだけど、先日レコードプレーヤーを手に入れた時に一緒に買った2枚のドーナツ盤、1枚は久保田早紀さんの「異邦人」だったんだけど、もう1枚が広島カープで活躍した高橋慶彦さんの「君の声がきこえる」なのだ。
この歌は、上手いんだろうか? 下手なんだろうか? それを判断しようと思うと、なんか体がムズムズしてくるんだよなぁ。
そして、色んな所で捨て値で売られているドーナツ盤を、これからディグるのも趣味の一つにしようか、なんて考えていたり。多分、ハマったら抜けられないんだろうなぁ、こういう沼は。
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