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2014.02.07

ニッチとサブカルと深夜バラエティ

最近はホントにテレビを見る機会が減った。録画してまで見てみたい番組自体も少なくなった、ように感じている。これは私が世の流れについていけなくなったからそう感じているのだろうか。それとも、テレビ放送自体に全盛期のような「勢い」が無くなったからなのか、それとも、テレビ放送だけでも BS、CS、地上波という選択肢が増え、テレビ以外にも選択の幅が広がったから、テレビ番組の「濃さ」と言うか、「密度」というか、あるいは「作り手の想い」が相対的に薄くなったから、なのだろうか。

そう思う私が現在見ているテレビ番組は、テレビ東京系の経済関係と、Eテレ、例外的にタモリ倶楽部、といったところだ。詳細は、まぁ想像してもらおう。

そんな木曜夜のEテレで「schola 坂本龍一 音楽の学校」だ。2月6日夜からは「日本の伝統音楽」と題して、旧石器時代から日本人の底流にある音楽の根源を探るというテーマになった。そこでまず出てきたのが、穴の空いた石、だ。それを楽器とするならば、シャーマン的な人が「神」を降ろすために使う、とか何とか。その他には、土鈴だったり、遺跡から発掘された木片がギターのネック的なものと考えて、レプリカを作って糸を張ったもの、というものがあった。

そして、その穴の空いた石を実際に吹いて音を出していた人は、確か10年ほど前にタモリ倶楽部にも出ていた和光大学の関根秀樹先生だった。HDD レコーダーに VHS で録画したタモリ倶楽部をダビングし、時系列に並べて BD や DVD にまとめようと保存していた中に、たまたま手作り楽器を作る企画があって、その指導役として登場したのが関根先生だったのだ。タモリ倶楽部ナレーターの武田広さんよれば、焚火の達人、なんて紹介もされていたな。

2月6日のEテレでは「和光大学講師」と言う肩書きの後に「古代文化史研究家」とあった。して10年ほど前のタモリ倶楽部では「和光大学非常勤講師」で「道具文化研究者」であり「民族楽器にも造詣が深い」とテロップが流れていた。たまたま HDD レコーダーにその時にタモリ倶楽部が保存されていたからピンと来た訳だけど、まさか10年近いタイムラグで関根秀樹先生をテレビで見ることになるとは思わなかった。


似たような事なら過去にもあった。EテレがNHK教育だった時代だ。どっちが先だったかは覚えていない、-多分、タモリ倶楽部だろう-、泥団子がタモリ倶楽部のマナイタに乗ったことがあって、そう時間も開かないうちに、泥団子の達人の先生がNHK教育にも出ていた。いや、教育テレビじゃなくて、ただのNHKかもしれない。

なんか、ダラダラした深夜のバラエティとお堅いイメージのNHKに同じ人が出てくることに、何とも不思議な感覚に陥ったことを思い出す。


NHK、特に教育(現Eテレ)では、民放がまずやらないようなことをやるが、その方向性がタモリ倶楽部の方向性と一致してしまうのだろうか。そう感じてしまうと、現在の少ない私のテレビ視聴時間の内に占めるEテレの割合が高いのも、なんとなく頷けてしまう。だって、偶然見てしまった「デザインあ」も、一度見たら病みつきになってしまって、ずっと録画予約しているもんな。例えば「デザイン問答」では平泉成さんのしゃがれた声に独特のユーモアとテンポがあって、あの人がこんなことをしているのかと想像するだけで面白くなってしまう。

また、「しわけ」ではNHKアナウンサーの森田美由紀さんの声がサンプリングされて何度も使われると、その言葉の意味を理解するための神経回路が遠回りしてしまうこともある。

「おもってたんと違う」は、ついつい画面にツッコミを入れたくなってしまうし、「デッサンあ」では、老若男女12人が素材をぐるりを囲んでそれぞれの方向から見た光景をそれぞれの「技法」で描いているのが面白いし、その12人の中に「あ、この人は」なんて思う人も入っているからまたその意外性が面白いんだよな。覚えているだけでも、プロレスラーの中邑真輔さんだったり、大物歌手、八代亜紀さんがいたり、キッチュさん・・・、松尾貴史さんがいたり・・・。

とにかく、忘れかけていた何かを思い出させる点で、深夜バラエティとEテレはどこかで繋がっているような気がする。


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コメント

いつもブログ見てます☆ずっとコメントしたくて仕方なかったです。ただブログの内容が音楽のこととか専門的すぎて、私には全くもって難しすぎて理解できなくて(笑) 殆ど話題についていけてませんが、これからコメントしていきたいです。失礼な事を言ってたら、申し訳ないです。

投稿: ステテ子 | 2014.02.07 23:15

はじめまして、ステテ子さま。

コメントありがとうございます。
失礼だなんてとんでもないです。読んでくれていると表明していただくだけでも嬉しいんですから。

基本的にはハッタリが多いんですよ(猛汗)。だから、ちょっと深くツッコミを入れられるとうろたえてしまいます。と、こんな感じですので、お気軽にコメントしていただければ幸いです。そして、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: たけぴ本人 | 2014.02.09 00:13

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