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2014年3月

2014.03.23

古いメモ帳

Speakerあまりにもディスプレイ内臓のスピーカーの音がショボいってんで、先代のシステムで使っていた SONY の SRS-PC71 なるスピーカーを置くついでに、パソコン周りの整理をしていたら、古いメモ帳が出てきた。

内容を見る限りでは、おそらく地元FM局の深夜番組を聞いてハガキ職人をやっていたときのものだと思う。とすれば・・・、18年近く前になるのかな。深夜生活者だったその頃はまだパソコンを持っていなくて、明け方にアジトに戻ってきたら遅い夕食をかきこみながら予約録画していたビデオを見て、気になることがあったらメモを取って、なんてことをしていたっけ。そのメモ帳には、ホントに言葉の断片しか書かれていないものも多かったのだが、それだけでも当時の記憶が甦るというのはちょっと驚いた。

さらに驚いたのは、なんでこんなに詳細に記述してあるんだろうと思う文章があったことだ。それを改めてパソコンで入力していたら、まーまーまーまー、ミスタイプがひどい。こんなにタイピングがヘタクソだったっけ、なんて自己嫌悪に陥ってしまった。

して、その詳細に記述されていたのは、有珠山昭和新山に関することなのだ。

もしもその当時にパソコンを持っていてネットワークに繋がっていても、今のようなインターネットではないので、Wikipedia で調べて一丁上がり、なんて訳にもいかない。かと言って、その当時に有珠山、昭和新山付近に行ったかと言えば、多分ない。一応、伊達市には親戚も住んでいたが、そこは特に山に近い訳じゃない。じゃ、何を見て書いたんだろう、と首をひねるばかりである。一応、以下にそのメモを丸写しした文章を貼りつけるが、なんでこのような文章を書いたのか、本当に分からない。覚えていない。

寛文の噴火
寛文三年(1663) 大量の軽石・火山灰を噴出し、大爆発と降灰によって家屋焼け5人死亡。山頂火山原に小有珠円頂丘を生成する。


明和の噴火
明和五年(1769) 噴火前に自信が頻発し、洞爺湖の水位が低下。噴火の詳しいことは不明である。


文政の噴火
文政五年(1822) 旧暦の1月19日になって鳴動とともに噴火が始まり、22日には猛火を噴き出し焼け石が降って山腹の草木を焼き払う。2月1日、熱雲が発生し南西斜面を流れ下って旧アブタの部落を全滅させる。死者50人、負傷者53人、馬1437頭が犠牲になる。


嘉永の噴火
嘉永六年(1853) 旧暦の3月15日に山頂の北東部が爆発。熱雲が東斜面に流れたが住民は避難し犠牲者は出なかった。活動は五ヶ月続き大有珠円頂丘を生成する。


明治の噴火
明治43年(1910)7月25日夜、洞爺湖に近い金比羅山で最初の爆発。以後半月の間、金毘羅山と有珠山外輪北屏風岩線上で水蒸気爆発を次々起こし45の爆裂火口を生ずる。湖岸で地盤の隆起が始まり、約170メートルの新山(四十三山)を形成する。この後、噴火地点に近い湖岸でセ氏42度の温水が湧きでているのが発見された。

昭和新山の噴火
昭和18年(1943)12月28日から地震頻発し、有珠山の東麓の地盤が次第に隆起する。翌年3月から4月にかけて1日30センチもの隆起活動の後、6月23日朝、畑の中から突然噴火。間欠的な爆発を繰り返して七個の火口を生成するとともに地盤はますます高まり、尾根山を形成する。11月になり尾根山を突き破ってマグマが出現。成長を続けて昭和19年9月には標高407メートルの溶岩円頂丘となり「昭和新山」と名づけられる。


有珠山の噴火
気象庁は1977年有珠山噴火と命名

昭和52年(1977)8月6日から地震頻発。翌7日午前9時12分、有珠火口原の中の小有珠の南東側山すそが突然噴火、伊達、壮瞥方面に降灰あり。

8日から9日にかけて大きな噴火が3回あり、北側山麓の温泉街と洞爺村方面に大量の軽石と灰を降らす。
13日午後10が37分の軽石噴火を最後に噴火活動は一段落。この間の噴火回数は大小合わせて16回に及ぶ。

8月16日 虻田町泉地区で降雨による泥流発生。9月14日 泉・入江地区で再び泥流被害発生。

8月末から火口原内びオガリ山が1日に90センチずつ隆起し、“中有珠”と呼ばれる新山を形成するとともに外輪山の北東部を山麓に向って押し出す。また、大有珠の立岩は連日の地震で大きく崩落。

明けて53年9月16日 朝からの降雨で泥流が発生し、泉地区の田畑、温泉、入江地区の陣かに大きな被害。続く26日にも泥流の発生を見るが、これまで犠牲者なし。

10月24日 朝から断続的な降雨続く。午後9時半頃、大泥流発生。「木の実」「全日空」の二つの沢から流れ出した泥流の速度は秒速6~7メートル 泥の量は8万トンともいわれる。ついに、3名の犠牲者が出る。


夏と正月には、毎年、母方の祖父母が住んでいた伊達市に行っていた。そして、昭和52年の噴火の直前まで、伊達で海水浴をしていた。家に帰って数日後に噴火して大変驚いた覚えがある。見える筈もないのに噴煙が見えるかと目を凝らしたっけ。ただ、当時住んでいた町でも小規模の降灰はあったようだ。

祖父母の家では、噴火が収まってもしばらくは火山性地震とでもいうのだろうか、とにかく小さい地震を何度も感じた覚えはある。また、有珠山のもっとも最近の噴火は14年前のものになるが、ちょうどその頃、父方の一番若い叔母が亡くなった。葬儀に向かうため高速道路を走っていたら、災害派遣の自衛隊のトラックと何度もすれ違ったな。


・・・、えーと、これはどうオチをつければいいのかな?
最初に書いた SONY のスピーカーのことでも書いて〆にしようか。このスピーカーはハードオフでジャンクとして投げ売りされていたものだ。ディスプレイのショボいスピーカーと比べると、低音がやたらと強調される音となった。このスピーカーの仕様を SONY のサイト(PDFファイル)で見てみれば、再生音量にかからわず豊かな低音に補正する IBB(Inteligent Bass Boost) 機能とあり、これでパソコンを起ち上げたら、轟く雷鳴がより迫力あるものとなった。こんなことなら、このシステムにしたときからこういう環境にしておけば良かった、かな。


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2014.03.22

ウチだったら Welcome 、か?

奈良県で、郵便受けに現金が入れられるという事件(なのか?)が頻発しているとか。

現金投函さらに17戸計76万円


新たに17戸に26万円の現金

2014年3月21日(金)21時37分配信 共同通信

 奈良県生駒市にあるマンションの郵便受けや新聞受けに投げ込まれていた現金について、生駒署は21日、新たに17戸から約26万円分の申し出があったと明らかにした。20日分を合わせ、確認された現金は計30戸の約76万円となった。

 現金を入れた人物や目的については依然として不明のまま。

 生駒署によると、新たに申し出があった17戸は、いずれも玄関扉の新聞受けに現金が入っていた。金額は2千~3万3300円。紙幣はそのまま、硬貨はチラシに包まれた状態だった。

 生駒署は防犯カメラの映像を解析するなどして、現金を入れた人物を特定する。

何とも気前がイイ人というか、奇特というか、変な人がいるものだ。記事で読んでいる分には羨ましい気持ちがあるのが正直なところではあるけれど、実際に我がアジトに郵便受け(ドアの郵便受けだから土間に落ちる)にカネがあったら、私だったらどうするだろう? 額にもよる? 神様からの贈り物だと勝手に解釈して、だんまりを決め込む? 押し貸しみたいなヤツが後で来られても困るから、正直に警察に通報する? それとも、いいネタができたと警察に通報した上でブログネタにする?

当事者に取ってみたらやっぱり不気味悪い、かな。
で、何のためにこういうことをするんだろ。

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2014.03.13

古い人間なのかなぁ?

YouTube を徘徊していたら、レコードプレーヤーとレコードを買った若い人、‐おそらく高校生‐のレビューを見つけた。それはそれでいいのだが、その動画を見ていてちょっと耳を疑うことを言っていたのには驚きを通り越し、呆れた。ひょっとしてジョークなのか。それとも、マジで? 概容だけピックアップするならば「レコードを買ったはいいが、どういう風に聞くんだ?」なんて感じだ。

レコードは

外周部に針を置く

これはもう、常識以前の当たり前のことだと思っていたのだが、逆に平成生まれの若いモンには、知らなくて当たり前のことなのかもしれない。となると、これを常識だと思っている私や同世代はもう、年寄り扱いされてしまうのだろうか?

例えばテレビのチャンネルは回すもんだったし、それからタッチ式のチャンネルになって、ようやくリモコンでチャンネルを変えるようになった。電話だってそうだ。ダイヤルは、やっぱり回すものだった。数字に対応した穴に指を突っ込み、時計回りにストッパーまで回す。ダイヤルが戻ったら次の数字も同様に、数字に対応した穴に指を突っ込んでストッパーまで回す。じーころころころころ、なんて擬音だってあった。

が、今はプッシュ式が主で、数字に対応した周波数の音の組み合わせ、DTMF 音が幅を利かせている。ちなみに擬音としては、ぴぽぱ、だな。私はそのダイヤルの音で「メリーさんの羊」を「演奏」することができる。

凄い人になると、ルパン三世のテーマを「演奏」する人もいる。

0025プッシュホン全盛の現代で、じーころのダイヤル式の黒電話を見せたら、その扱い方を分かる若いモンはいるんだろうか。ま、こんなネタを上げること自体、もう年寄りの仲間なんだろうけど・・・。


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2014.03.11

CM続きでもう一本

過去に何かの拍子で見て、思いっきりどっパマったCMを数本、ネタとして上げておきたい。

まずはこれ。

イギリスのホンダが制作を依頼したものと理解している。そして、この2分を長回しの一発勝負でキメるために気が遠くなるような試行錯誤があった、と何かで読んだ記憶がある。ああ、これだ。で、最後に流れてくる音楽は、初め Sugar Hill Gang の「Rappers Delight」だと思っていたんだけど、実は Chic の「Good Times」が元ネタ、か な・・・。

はじめに低音が響いてくることから、やっぱり Sugar Hill Gang の方かしら?
ちなみにこのCMは、あまりの出来の良さで伝説になっているっぽいぞ。詳細はこっち


続いてはこれ。
ミラービールの人間ドミノのCMだけど、撮影に参加した人の中に骨を折った人もいたんじゃないかと思うんだけど。階段を落ちていく様なんてさすがにヤヴァイでしょ。

でも、「最後のヤツ、空気読め」といいたくなってしまうのは、やっぱり作り物だからと安心しているからかな? そして、BGMは DEVO の「Freedom Of Choice」かな。


じゃ、最後はこれ。CMといえども、空母や潜水艦まで投入するとは、なんというカネの使いようだろう。

シトロエンって国営企業だったっけ? そうでもしないと、海軍の協力も得られないんじゃないの?

でもま、CMってインパクト勝負だけど、画面のインパクトが強過ぎても、逆に商品が覚えられないもんね。その辺りのさじ加減も難しいんだろうね。

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2014.03.10

という訳で・・・

Img129とある雑誌のアンケートに答えたら、厳正なる抽選の結果世界のCMフェスティバルのチケットが当たった。記憶が正しければ、過去にあった世界のCMフェスティバルの開催は平日で、会場がSTVホールだったような・・・。でもまぁ、こういう僥倖に恵まれたからには、「馬にんじん」ヨロシク、その日を目標に何とか体も騙し切ろうというものだ。

さて、いざ当日。開場の20分ほど前に会場に着けば、既に10人ほどが列を作っていた。そして、開場の時間が迫るにつれ、私の後ろに並ぶ人も増え、会場のスタッフが「2列に並んで前に詰めてください」と呼びかけていた。

Dsc_0018_2開場の時間になった。受付で拍手代わりに使う、手形(?)が配られ、否応にも期待が高まった。が、なんでBGMに(多分)栗コーダーカルテットの Truth が流れるんだ? ちょっとヘナヘナとなってしまった。
やがて、開演の時間が近付いてくると、受付で渡された手形がBGMに合わせて少しずつその存在感を増していった。そして開演なんだけど、面白かったCM、興味深かったCMをメモろうと思ってそれなりの待機をしていたんだけど、客電が落とされるとメモ帳も闇の中。なのでメモっても、何が書いてあるか判読が困難なものが・・・。

それに、今回は3時間半という長丁場とのことで、面白いCMといってすぐに思い出せるほど、私の頭の記憶容量は多くないのだ。ただ、やたらと印象に残ったのは、パンダチーズのCMだな。これは、おお、YouTube でも見られるぞ。パンダチーズを拒むと、どこからともなく二本足で立つパンダが現れ、そこら辺のものをメチャクチャにする、というのが基本パターンだな。そして、そのパンダの暴虐を知った人は、スーパーで並んでいるパンダチーズの前で、そのパンダに出会うと「一つ買うか」「いや、もう一つ」と言って難を逃れるんだな。

たしか、エジプトの方のCMだったと思うんだけど、このパンダチーズのCMが連続して流れる訳じゃないので、パンダが出てきてそのテーマソングが聞こえてくるだけで、ある程度落ちが分かってしまうという、テッパンなCMだったな。これはこれで面白かった。

あとは、ルノーのCMは、これからの人生が嫌になるような感じがして、これも面白かったな。結婚式で神父(牧師?)が、これから離婚までにかかる額の概算を速射砲のようにまくしたててしまうパターンとか、子供が生まれたら成人するまでに、やっぱりどれ位かかるか概算をまくし立てて、修理の金額を知っておこう、なんて感じでオチだったと思う。

その他にも驚いたのが、英国航空のCMだな。これは YouTube にあるかな?

あった。さすがに街中を大型旅客機が行くのにはビックリしたわ。市街地で車がスピードを出させないようにするバンプを越えるときにシートベルト着用のサインが出たのには笑ったな。


あと覚えているのは、筋骨隆々の黒人(ボブ・サップ?)の体の至るところにセンサーが取り付けられて、筋肉を動かすとそれに対応した楽器が鳴るという、どこか明和電機的なアプローチがあるCMがあったのだが、映像のインパクトが強くて何のCMだったのかが分からないのはちょっとなー。

もう一つはアップルコンピュータのCMで、リドリー・スコットが手掛けたCMに強い衝撃を受けたな。これは1984年と2008年のものが続けて流されたのだが、これも YouTube にあるかな?

あったねぇ。どっちもほとんど同じなんだけどハンマーを投げる女性の腰にiPodがあるかないかの違いだけだな。それが時の流れ、なんだろうな。


でもホント、面白かった。腰痛をおして行ったんだけど、3時間半もの間、腰は悲鳴を上げなかった。
あ、そうそう、巨額の資金を使って作られたCMの対極に位置するCMとして、日本の桐箪笥のCMがあった。これも YouTube にあった。

こういう、作り物じゃない、ハプニング的なネタもイイね。


続きを読む "という訳で・・・" »

2014.03.09

開場

開場
開場
メディアの取材も入っていた。
また、受付ではこのような物も配布されていた(^.^)。

世界のCMフェスティバル

世界のCMフェスティバル
ただいま開場待ち。
久し振りに笑えるかな?

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