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2014年7月

2014.07.05

【Digital】これは酷い。あまりに酷い【Archives】Space Invaders(Bootleg) / YMO

昔、シゴト場の「音もだち」のオガタさんに借りたのが、YMOとしては珍しい存在の海賊盤で、その名も「Space Invaders」だ。確かにYMOのファーストアルバムA面の最後には「COMPUTER GAME ”Theme from the Invader”」、「コンピューターゲーム(インベーダーのテーマ)」があるけど、それは曲というか、んー、刺身で言うところのツマ的なもんじゃないのか、なんて思っていたのだが、この海賊盤を作った人は「日本人が訳の分からん装置を持ち込んで音楽みたいなことをやっている。インベーダーゲームのようなものか?」なんて思ったのだろうか。

さて置き、この「Space Invaders」の酷いところは、まず、曲のクレジットがインチキであること。そして、音質もどうしようもなく悪いこと。そのCDを借りたのが結構昔なので、CDのアートワークに関しての記憶は既にない。

じゃまず、インチキなクレジットを貼り付けてみよう。明らかにインチキである部分には色を着けていく。


YMO - Space Invaders(Bootleg)
Live in The USA 1980

01 YMO - Behind The Mask
02 YMO - Rydeen
03 YMO - Nice Age
04 YMO - The End of Eden
05 YMO - Citizens of Science

06 YMO - La Femme Chinone
07 YMO - Canton boy
08 YMO - Firecracker
09 YMO - Cosmic Surfin'
10 YMO - Space Invader
11 YMO - Yellow Magic

なんてことをしてみたけど、実際のところは3曲目から既にインチキだったりする。
もー、曲順もぐちゃぐちゃだし、曲のタイトルも残念な部分があるし、「知らねぇ曲」も、ある。なんだなんだ、The End of Eden って。The End of Asia と The Core of Eden をごっちゃにしてしまったのかな?

じゃ、以下には正しい曲順を。


01 YMO - Behind The Mask
02 YMO - Rydeen
03 YMO - Maps
04 YMO - Nice Age
05 YMO - The Core of Eden
06 YMO - Citizens of Science
07 YMO - La Femme Chinoise
08 YMO - Radio Junk
09 YMO - Zai Kung Tong Boy
10 YMO - Firecracker
11 YMO - Cosmic Surfin'

海賊盤の制作者はYMO「しか」知らなかったのかしら?
3曲目は第二次ワールドツアーのサポートギタリスト、大村憲司さんの曲だし、5曲目はユキヒロさん、9曲目は矢野顕子さんの曲だ。

大村憲司さんの Maps は YouTube ではリクエストにより埋め込み無効なので、これをクリックしてくだされ。

矢野顕子さんの「在広東少年」埋め込み無効か。2度のワールドツアーのCDでは、アッコちゃんの歌声の一部が編集されていたけど、海賊盤だとそういうこともなく・・・。在広東少年が世に出た時もそういうことがあったのかなぁ。って、重箱の隅をつつくようなことは止めよう。要は、インチキ極まりない海賊盤もデジタル化を終えた、それだけだ。


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2014.07.02

一粒で、何度美味しい?

暇つぶしにハードオフで色々と物色していると、「何だこれは」と衝撃を受けたレコードを発掘するに至った。

Img010

似たようなタイトルの曲は、(多分)誰もが知っている狩人の「あずさ2号」が有名だ。

だから、アジトに持ち帰り封を切って中身を確かめるまでは、「あずさ2号の二匹目のドジョウ的なもんじゃね?」確信し、ジャケットに写っている国鉄色の特急電車は何系だ、おお、湘南色の電車もあるなぁ、と、曲のことなど全く考えずに、ただニヤニヤしていた。

が、いざ開封してみると・・・・・・、まず、アーティストの BUZZ に関しては全く知識がない。しかし、歌詞などが書かれている裏を見ると、え? あれ? こっちの方が先であるという事実にまず驚いた。

Img011

Wikipediaによれば、「あずさ2号」のリリースは昭和52(1977)年3月25日なのに対し、「はつかり5号」は昭和50(1975)年5月10日リリースと、2年近く先に「はつかり5号」は世に出ていた。しかし、驚きはまだあった。B面の「サマー・ビーチ・ガール」の作詞が竜まち子、作曲、編曲が高橋幸宏だった。


何だと!?


Title竜まち子が竜真知子の変名で、「あずさ2号」の歌詞を書いたのも竜真知子であるというのは、A面、B面の違いがあるにせよ、似たようなタイトルの曲に関係しているのは偶然なのだろうか。
そして、作曲が高橋幸宏。YMO信者として鼻血物である。ユキヒロさん、こういうシゴトもしていたの?

Playersだがしかし、驚きはまだ終わらなかった。
この曲を演奏していた人のクレジットもあったのだが、それはさらに鼻血を出す要因となった。ギターが高中正義伊藤銀次、小出博志、は BUZZ の人か。で、キーボードが今井 裕、小出さんと同じく、BUZZ の人、東郷昌和、ベースの重見 博・・・は検索しても見つけることができなかった・・・、そしてドラムが高橋幸宏。フォークコンビのバックに、後藤次利以外のサディスティックスが揃い踏みである。これを驚きと言わずして何と言おう。

ホントに思わぬところに思わぬ形で興味深いものを発掘しちゃったなぁ。良い意味で、犬も歩けば棒に当たる、だな、こりゃ。これだもん、チープな「宝探し」は止められない。


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2014.07.01

こりゃーイイ。だけど・・・

先日、ダイソンの掃除機が当たるかも、に誘われて今のスズキの看板文句である「エネチャージ」とは何ぞやを知りたくて、乗りたいクルマを押さえておくようにと電話してから、某スズキディーラーに行ってきた。

乗りたいクルマ? そりゃーMT一筋の私にとって、現行のスズキ車で乗りたいクルマはスイフトスポーツに決まっておろう。

いまどき新車の試乗車じゃ珍しいMT車だし、体が自分のクルマの感覚に特化していることもあって、走り出しはエンストぶっこくんじゃないかと思ったけど、そこはそれ。右足と左足を会話させて、そろーりそろりと走り出した。まぁ、それにしても静かなもんだ。アイドリング状態だと、タコメーターを見ないとエンジンが回っているのかどうかも分からないくらいだった。

それでも、走り出したらシフトストロークが短くて、おまけにそれぞれのギア比が近いこともあって、我がクルマの走り出し状態の時にやる「1→N→2」でクラッチも二度踏みなんて癖もスイフトには不要だった。エンジン、ミッションがそれなりに温まったら、手首の動きだけでシフトチェンジできる。エンジンもテンロクなので、自分のクルマではできないダラダラ走りも可能。ただ、やっぱり全開にしたい訳よ。さすがに街中じゃ「理性を置き去り」にすることもできず、やれたことと言ったら、瞬間的に、瞬間的に、瞬間的に、瞬間的に、2速全開くらいなもんで。

3000回転を超えたあたりから、美味しそうな雰囲気というか、クルマが「もっと踏め」と語りかけてくるように感じて、その時は多分、顔がだらしなく緩んでいたことだろう。


だがしか~し。


タイヤがデカいんだよ。195/45R17 81W ってナンデスカ? 昔乗っていたハコカリもタイヤの太さは195だった。が、扁平率は60で直径は15インチ。17インチで扁平率45って、縁石アタックやキャッツアイ無視という愚挙をしようものなら、ホイールが歪んでしまいそうで、それが怖い。それに、夏用、冬用とタイヤを2セット持たないと生活できない北国だ。タイヤ8本、ホイール8枚確保するだけで結構懐が寒くなるだろう。国産タイヤにこだわらず、安価なアジアンタイヤを選択したとしても、やっぱりそれなりに値は張るんじゃないの?

それと、食わせる燃料がハイオクと来たもんだ。ガソリン価格に関してはもう何も書きたくないけど、今はセルフスタンドでレギュラー166円。ハイオクだとリッターあたり+11円、って感じか。燃料タンクが42リッターだから、燃料警告灯が点くまで走ったとしたら、大体30リッター位入るのかな。30L x 177円=5,310円也・・・・・・。

いや、イイんだけどね。今のご時世でやんちゃ系に振ったクルマがあること自体ありがたいと思わないと。
ハンドルを握っている間は理性をその辺に置くこともできるだろう。が、車庫なり駐車場なりにクルマを止めて、ふと我に返る瞬間が、ね。少子高齢化やエコカーの台頭でガソリンがダブついて安くなる、だの、景気回復で所得も倍増、なんて楽観論も耳にしたことがあるけど、それはいつの話だ?

でもって、スイフトスポーツをディーラーに返して、試乗で走った道を自分のクルマでも走ってみた。すると・・・、高揚感が違うんだな。大体、エンジンをかけた時だって、エンジンは存在感を猛烈にアピールしてくる。走り出すと、クルマの色んなところからギシギシ音がする。スイフトで2速全開にしたところで同様にしてみたら、やっぱり今の私にはこのクルマなんだな、と改めて思った。

少しずつ自分好みに手を加え、おバカな加工なんてこともやった。
高速道路に乗ってそれなりに頑張ってみると、カーステレオの音はエンジン音、排気音、風切音にかき消され、ボリュームを上げないと音楽も聞こえない。でも、それでイイじゃん。

タイヤ、こだわらなかったら安い。ガソリンもレギュラーでいい。
ターボがイきかけていて、チョイ乗りを繰り返すと、ルームミラーには煙幕が映る。このクルマに乗って10年以上になるけど、ディーラーで新車を試乗する度に、より我がクルマに愛着がわく。ドアは錆で穴が開いているし、考えてみたらその穴が開いてからは洗車もしていない。今じゃ開き直って、汚れや錆穴もモディファイと思うようにしている。

まぁアレだ。面白い話の主人公のクルマってのはボロいじゃん。意識的、無意識的、いずれにしても、そういうのに憧れているのかもしれないな。クルマ自体、ファニーフェイスだしね。


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