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2014.09.01

略称はFE? 鉄か? ニコンのカメラか?

「見てろ小僧。これがクルマだ!」と、キャブに濃厚なガスを送り込んで がおらがおら 言わせ、エンジンは壮大にメカニカルノイズを発生させ、マフラーからは濃密なガスを排出させた、と、このような感じのSFの短編を読んだことがある。

では、その「小僧」のクルマのチューンというと、前後左右のモーターをバラし、コイルを手巻きして増量し、4輪のモーターのコントローラーをよりアグレッシブにプログラミングし、効率の高いバッテリーと電子回路を無茶苦茶冷やす液体窒素のボンベを積んで、とそんな感じだったように記憶している。

結局は「小僧」の方が勝負に勝って、「小僧」と呼んだオヤジが肩をすぼめて去っていくのが妙に寂しく感じたものだ。


まぁ、現実の世界でも、いかにガソリンを食わないで済むか、いかにパワーロスの少ないクルマを作るか、なんてベクトルになっているし、自動車評論家の館内端(たてうち ただし)さんが立ち上げた日本EVクラブでは、市民有志によるコンバージョン電気自動・・・・・・、エンジン外してモーターとバッテリーに載せ換えた改造電気自動車が「楽しく」作られているようだし、確かホンダだったかが、ホイール・イン・モーターを作ったなんて話も聞いた。エンジンは必ずしも必要ではない、とメーカーが自身の存在意義を否定するようなものを作ったことに驚くと同時に、バスタブにそのホイール・イン・モーターを4つ付けて、それらを制御するコントローラーを付けてバッテリーを積んだら、はい、(一応)クルマの出来上がりという「物語」が非常に興味深かった。

また、つい先日にテレビ東京系で放送されるようになった「“充電させてもらえませんか?”~ちょいと電動スクーターでガチ40キロ刻み旅」では、「満タン」で40キロ弱しか走れない電動スクーターで、横浜から日本列島を横断して日本海に向う旅番組(なのか?)を見ると、こういう「縛り」を逆に使って人情旅、テレビの企画じゃなかったら、三又ソケットを使って自動販売機から「盗電」して旅するのもあ・・・・・・・・・、あー、ケータイの充電で勝手に屋外用コンセントを使ったら窃盗罪でとっ捕まった、なんてニュースも見聞きした覚えがあるぞ。弁償というか、賠償金というか、その手のカネが非常にみみっちい額で笑ったっけ。


ただ・・・・・・、現状の日本じゃ、電気を滞りなく送るために火力発電所がフル稼働していて、それは綱渡り状態だという話も聞く。真夏のクソ暑い日々は、とりあえず、ほかいどー では去った。多分。少しは電力の供給も余裕ができるかな、とは思っている。また、ロシア語の放送が現地局並に聞こえる地域では、至る所に風力発電機が林立している。が、それを電力の消費地、ほかいどー なら札幌だな、に送るための送電網が発達していないそうで。じゃ構築したらどうよ、と北海道電力に言ったら、多分電気料金の値上げとなって返ってくるだろう。じゃ、孫正義に頼む? 彼はアジアの電力グリッド構想なんてのを持っているらしいぞ。モンゴルに太陽光発電所と風力発電所を作って、それをアジアで融通しあおう、なんて話だけど、あの国あの国あの国を、どう言いくるめる?

それに、3年前の夏にタダの水からエネルギーを取り出す、という実証実験と講演を見に行ったのだが、その際にその研究に携わっておられた阿部竜先生は「ここ数年が勝負です」なんてことを仰っていた。が、それ以上の進展が有るのかないのかが分からない。進展していたら、多分、EテレのサイエンスZEROあたりが食いついてくると思うんだけどなぁ。

ああああああ、書きたいことからだんだん離れて行ってしまう~。
こんなに長く書いたのは、こんなニュースを見たからなんだ。

F1を凌ぐ9月開幕フォーミュラEの全容


2014年8月29日(金)18時0分配信 週刊実話

 トヨタのハイブリッド自動車が全世界で売れまくる中、モータースポーツ界も時代に即した形に姿を変えようとしている。9月に開幕する『フォーミュラE』世界選手権だ。早くもF1を凌ぐと話題になっているその全容をお伝えしよう。

 EV(電気自動車)エンジンを使ったフォーミュラカーによる“未来型F1”が今年から始まり、来月、開幕戦北京GP(9月13日決勝)が開催される。今シーズンはこの北京を皮切りにブエノスアイレス(アルゼンチン)、マイアミ(米国)、モンテカルロ(モナコ)、ベルリン(ドイツ)、ロンドン(英国)など世界の10都市の“公道”で開催し、日本ではテレビ朝日が全戦を生中継する。

 参戦するチームには超ビッグネームが連なる。F1とインディカーの元世界チャンピオン、マリオ・アンドレッティが創設した『アンドレッティ・オートスポーツ』、アイルトン・セナとともにF1黄金期を築いた元F1チャンピオンのアラン・プロスト率いる『e.ダムスルノー』、独アウディが総力をつぎ込む『アウディ・スポーツABT』、俳優レオナルド・ディカプリオとフランス老舗自動車メーカーがタッグを組む『ヴェンチュリー』、そして元F1パイロット鈴木亜久里率いる『アムリン・アグリ』も、イギリス人女性ドライバーのキャサリン・レッグを起用して参戦。多士済々の全10チーム20台が初代世界王者を競う。

 「F1と同じ国際自動車連盟(FIA)が管轄するフォーミュラカーレースです。F1と違うのは、電気自動車を使うことで排気ガスが一切出ない。F1は恐竜がうなり声を上げるようなエンジン音が売り物。そのため市街地でのレースができなかったが、騒音問題がクリアになったことで都心部での公道レースが実現する。がぜん注目度が高まっています。交通アクセス、宿泊施設も至便になるので成功は約束されたようなもの。モータースポーツに新時代到来といえますね」(自動車誌デスク)

 使用されるマシンは1年目はワンメーク車。マクラーレン、ウィリアムズ、ルノーなどの名門コンストラクターが協力し、合同で作り上げた。車重は740キロとF1よりやや重いが空力性能は高く、0→100メートルの加速はわずか3秒。エンジン音も従来のエキゾーストノートとは違い、ジェット機の発進音のような甲高く澄んだサウンドに仕上がっている。

 「本来なら敵対視して当然のF1側が全面協力をしているように、ガソリン垂れ流しの現在のF1に未来はないと先読みしているのでしょう。年々、環境と健康、自然エネルギー問題は厳しさを増し、モータースポーツは目の敵にされている。CO2を排出しないハイブリッドやEV、FCV(燃料電池車)に移行するのは自然の流れなのです」(国内自動車レースのコンストラクター)

 F1のファンはクルマ好きの飛ばし屋。アウトドア派に人気が高かったが、フォーミュラEはいわゆるオタク系にも注目されている。ゲームメーカーが参画し、実際のレースと連動し、そのレースにリアルタイムで加われるというバーチャルゲームを提供するからだ。レースを戦うチーム側もゲームメーカーやソーシャルネットワークと連動した加速システムを開発するなど、相乗効果を呼んでいる。

 「テレビを見ればレース展開ばかりでなく、データ連動ボタンを押せばマシンの状態がリアルタイムでわかる。それも全てのクルマでです。チーム監督になった気分でレースを分析できるわけで、オタク族が食いつかないはずがない。TBSやフジテレビが見放したF1を、あえてテレビ朝日が全戦中継するのは、勝算があればこそ。いま最も勢いがあるゲームメーカーや情報通信会社がスポンサーになっており、順番待ちしている業者も“ごまん”といます」(大手広告代理店)

 日本の自動車メーカーも当然注目している。トヨタはすでに耐久自動車レースの最高峰ル・マン24時間レースにハイブリッド車を投入、ドライバーには日本人初のF1フルタイム参戦ドライバー中嶋悟の息子である一貴を起用。今年もアウディに5連覇を許したものの、参加した1台が3位に入り、ハイブリッド車の能力の高さを示した。

 来季からF1に復帰するホンダも2012年からスーパーGTシリーズに『チーム無限』を通じてハイブリッド車を投入。インディカーに参戦中の元F1ドライバー佐藤琢磨がフォーミュラEの開発に携わるなど、参戦準備を進めている。

 「今年、フォーミュラEが日本で開催されないのは、公道でのレース開催の認可が下りないからです。そこでトヨタとホンダが注目しているのが、2020年東京オリンピックのメーン舞台となる臨海部のお台場です。日本第1号のカジノ開始に合わせてフォーミュラEを開催すれば、桁違いの宣伝効果となり、東京オリンピックとの相乗効果も生まれる。世界中が注目するフォーミュラEですし、何よりこの両社には自動車レースに対する情熱のDNAがある。オリンピックを開催する東京都が保証すれば、お台場GPは必ず実現できるでしょう。そうなれば、野球やサッカーを上回るスポーツになるはずです」(東京都幹部職員)

 伝説の漫画『サーキットの狼』では非合法イベントとして描かれた“公道グランプリ”。現実に目の前で行われる日はすぐそこだ。

私はレーシングマシンの生の「咆哮」を聞いたことがない。その「咆哮」を初めて聞く人は、体全体、魂も揺さぶられて、涙する人もいると聞く。今は地上波でF1をやってくれないけど、見ることができた時は、加減速する度に上下するエンジン音が気持ち良かった。フェラーリV12、ホンダV10、フォードV8それぞれに特徴があった。また、セミオートマじゃなかった時代は、「あ、今シフトミスした」なんてことも分かったこともあった。

でも電気自動車のF1はなぁ。
多分聞こえてくるのは、空気を切り裂く音とロードノイズ、それと制御機器から発せられる(のか?)キーン的な高周波くらいなんじゃなかろうか。どこかの電車みたく、ドレミファインバーターなどを使ってくれてもいいんじゃない?

試しに、現行のF1と よーいどん と加速勝負をするとしたら、多分電動F1の方が速いんじゃないか。
だからなのかなぁ、現行F1と電動F1の混走がないのは。

ワンメイクだから、純粋にドライバーの腕の勝負になるんだろうけど、コンストラクターが好き放題作ったら凄いことになるだろうなぁ。テッパンなのはデンソー・トヨタカルソニック・ニッサンだな。ボッシュなどの欧州の電機屋も参加して来たり、意外なところから意外な組み合わせができたりして。マクラーレン・ユアサ・マブチとか・・・・・・。ミニ四駆の世界だな、こりゃ(^^;。

ポチッとよろしく!

あ、一点ツッコミ。
トヨタに「自動車レースの情熱のDNA」があるとは思えないなぁ。スポーツカーを作っていなかった時代に何故F1に足を突っ込んだんだ? 得たものなんて何もなかっただろうに・・・。今の社長ならまだ分かるけど ね。

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