「アルトいいな」
この年末に発表された8代目アルト。年が明けて3月くらいに「アルト ターボRS」がリリースされるという。
2014年12月26日(金)11時33分配信 clicccar2014年12月22日に発表された、スズキ・アルト。8代目となった新型アルトも、軽自動車らしいベーシックカーという初代からのキャラクターと、先代モデルのアルトエコが実現したガソリンエンジン車トップの燃費性能という現代的な価値を高めたモデルとなっています。
しかし、かつてのアルトには、そうした価値観とは異なるベクトルの提案がありました。
アルトの歴史を紐解くと、2代目モデルにおいて、「ツインカム」や「ターボ」を登場させた後に、ツインカムターボを搭載した「ワークス」をデビューさせています。軽量でシンプルなボディにハイパワーエンジンというホットな軽自動車でした。
そして、今度の新しいアルトには、2015年3月頃に「ターボRS」というスポーティグレードが追加設定されることが明らかとなっています。
アルト・ワークスは、その後5代目アルトまで存在していたスポーティグレードですが、6代目アルトで消滅。およそ10年ぶりにスポーティグレードがアルトに復活することになります。
5ドアボディの各部に装飾が加えられた「アルト ターボRS」。
詳細は不明ですが、発表会にて展示されたボードを見る限り、マニュアルモード付2ペダルミッションを搭載する模様。さらに3ペダルの5速MTを期待する声も聞こえてきます。
「アルトいいな」を実現した初代モデルの開発テーマ同様に、ターボRSにも「アルトいいな」の実現は期待できるのでしょうか。
(山本晋也)
ちっちゃくて、やんちゃな車がほぼ皆無なこの時勢に、敢えてやんちゃ系モデルがリリースされるのは正直、嬉しい。テッパンで5速マニュアルが出てくれるとさらに嬉しいのだが、その辺りはどうなんだろう。そして「ワークス」と名乗らないのもまた疑問ではある。記事のように、後から満を持して「ワークス」を投入するのだろうか。
で、気になるのはお値段とランニングコスト、だな。今や軽自動車と言えども15インチタイヤ当たり前、な風潮だが、このモデルもそんな大きな「靴」を用意しなければいけないのだろうか。私もアルトワークス乗りの端くれだが、タイヤサイズは13インチだ。冬場の「靴」は国産じゃないと怖いのだが、夏場だったら、選択肢としてアジアンタイヤを調達すれば意外なほどに安くつく。果たしてその消耗品が安く上げることができるのかが気になる。
他にも、軽自動車と言えども肥大化している昨今、ツルシでどれくらい走るのかの燃費も気になるな。多分、今のスズキのカンバン、エネチャージも搭載されるだろうけど、それで何キロ走るだろうか。
果報は寝て待て、なんだろうけど、ワークス乗りの端くれの懸念が一蹴されることを望んでやまない。
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