こ、これは・・・
伊森 ちづる2020年1月22日 11:00サンコーは、リモコン操作で2.5tまでの車を持ち上げられる、電動ジャッキ「シガーソケット電動ジャッキ」を発売した。価格は7,980円(税込)。同社のオンラインショップ「サンコーレアモノショップ」で販売される。
車のシガーソケットに接続して、手元のスイッチボタンを押すだけでジャッキアップする電動のジャッキ。昇降時間は約1分で、普通のジャッキのように手でハンドルを回す必要がない点が特徴。
高さは36cmまで上がり、2.5tまでのクルマに対応するとしている。一般的な軽車両から、ワゴン車まで対応し、スタッドレスタイヤの交換はもちろん、巻きにくいチェーン作業にも活躍するという。
持ち運びに便利なケースも付属。使い終わった後はコンパクトに収納できるとする。
本体サイズは400×170×110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4,200g。インプットはシガーDC12V/13A。ケーブル長は4,500mm、昇降範囲は、11cm~36cm軍手、バッテリーアダプタ、ケース、緊急用ハンドル、ヒューズが付属する。
いや、便利、なのかこれ。シガーソケットから電源を取るならモーターが回るのだろう。タイヤのエア圧を調整するためにシガーソケットから電源を取るコンプレッサーを持っているけど、けたたましい。圧力を上げるためにモーターに「ちょっと」仕事をさせているからなんだろうけど。
スペック的には引用記事内にもあるが、一応こっちにも期しておく。
重さが 4.2キロ、昇降範囲は 11cm~36cm、2.5トンまで対応、コンパクトなケースに収納できるから、クルマに積みっぱなしでもいいだろう。でも、出先でパンクし、スペアタイヤに取り換える位しかメリットは感じないな。それがネット販売で7,980円・・・。欲しいか? いや必要ない。
大体、パンタグラフジャッキで一番高く持ち上げたら、正直言って怖い。安定性がないから。仮に山道で自爆してタイヤにフェンダーが食い込んでいる場合は、まず力技でフェンダーを引っ張り、ケリも入れて車載ジャッキが入るスペースを確保。その後、車載のパンタグラフジャッキのウォームギアの力で無理矢理タイヤを解放させることが出来るだろうけど、車載だったら大体そんなもん。
また、メーカーが思い切り割り切って、スペアタイヤがないクルマ、というクルマを出していたもおぼろげに記憶している。居住スペースを優先し、スペアタイヤを「捨てた」っぽい。それでパンクしたときはどうするのかと言うと、パンク修理キットがあって、それをエアのバルブから充填するらしい。
釘やネジ等の突起物を踏んでのスローパンクチャーならそれで事足りるのかもしれないが、スローパンクチャーじゃない、もう一段難易度が上がってしまった場合はどうするんだろ? バーストとか・・・。
ま、個人的には、スペアタイヤは必要、だな。そして、時々はそのスペアタイヤの空気圧もチェックしないと。一般的に前後左右に履くタイヤの空気圧は、個人的には2キロ位。しかし、スペアタイヤの場合は4キロ近く入れるように、とタイヤ側面にも書かれていた、ような・・・。いざスペアタイヤ、なんて時に、スペアタイヤの空気圧が足りず、ぺちゃんこ状態であることもままあるようで。
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