オワリヨケレバスベテヨシ
実際の所その通りなんだろう。そして、逆もまた真なりなんだろう。
やっちまった。
強い寒気が入ってくるとは聞いていた。しかし、その対策を「うっかり」取るのを忘れた。その結果が
だ。
朝起きる。まずは膀胱に溜まった水分を排出し、トイレの貯水タンクのレバーをひねる。タンクの水は勢いよく流れたが、貯水タンクに入る水は流れてこなかった。その時の気持ちは、寝起きで機嫌が悪い状態の上に「絶望感」と「失望感」が乗っかってきた。
今朝は大変冷えたんだろう。こちらの記録では、最も冷えた所が幌加内で -32.6℃(!) ということになっている。そして、札幌も -12.6℃ を記録している。
朝、そろそろ良いだろう、と思って9時に水道凍結に対処できるであろう会社、便利屋に電話攻勢をかける。しかし、時期も時期で大晦日。普通の会社なら仕事納めで年末年始休みに入っているだろう。しかし私も水が出ない生活は嫌だ。
Google で適当な単語を打って対処できそうなな会社に電話を掛けるが繋がらない。繋がっても「大変込み合っているので後ほど掛けろ」と不愛想な録音メッセージが返ってくる。他の会社に電話を掛けるも、呼び出し音が延々となり続けるだけ。負けるもんか、と電話を掛ける。以前、投函されたチラシに同梱されていたマグネットシートに書かれている電話番号にも掛けてみた。しかし、水道凍結に対処できるブツがない、担当者も置いていない、との対応。
また、転送電話でようやく出てくれた会社の担当者も「年末年始休みで、会社として対応はできない」と断られた。
それでも、全国的なネットワークだと思われる会社に電話を掛けてみると、住所と氏名、電話番号をを聞かれ、後ほど対処できる者から連絡を入れさせる、との事。まぁ、確かに電話はあった。が、私がやらかした失敗した人は、他にも沢山いたようだ。電話をくれた担当者によれば、今日はひっきりなしに電話が入り、今日の対応は難しい、と非常な現実を告げられ、今から予約を入れても、動けるのは年明けの3日か4日だという。
本当にタイミングが悪かった。年末年始休みで令和2年の最後の日。同様な失敗をやらかしてしまった人が素早く異変に気付き、素早く業者に連絡を入れ、素早く復旧させたのだろう。その点私の対応は全てにおいて後手に回った。全戦全敗だった。
水が使えない年末年始は考えた事がなかった。かと言って、それを我慢できるだけの甲斐性もない。結果オーライでも構わない。
だが、令和2年をこのような形で終わるのは大変に不本意だが・・・、実家に帰ろうか。
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