2014.09.01

略称はFE? 鉄か? ニコンのカメラか?

「見てろ小僧。これがクルマだ!」と、キャブに濃厚なガスを送り込んで がおらがおら 言わせ、エンジンは壮大にメカニカルノイズを発生させ、マフラーからは濃密なガスを排出させた、と、このような感じのSFの短編を読んだことがある。

では、その「小僧」のクルマのチューンというと、前後左右のモーターをバラし、コイルを手巻きして増量し、4輪のモーターのコントローラーをよりアグレッシブにプログラミングし、効率の高いバッテリーと電子回路を無茶苦茶冷やす液体窒素のボンベを積んで、とそんな感じだったように記憶している。

結局は「小僧」の方が勝負に勝って、「小僧」と呼んだオヤジが肩をすぼめて去っていくのが妙に寂しく感じたものだ。


まぁ、現実の世界でも、いかにガソリンを食わないで済むか、いかにパワーロスの少ないクルマを作るか、なんてベクトルになっているし、自動車評論家の館内端(たてうち ただし)さんが立ち上げた日本EVクラブでは、市民有志によるコンバージョン電気自動・・・・・・、エンジン外してモーターとバッテリーに載せ換えた改造電気自動車が「楽しく」作られているようだし、確かホンダだったかが、ホイール・イン・モーターを作ったなんて話も聞いた。エンジンは必ずしも必要ではない、とメーカーが自身の存在意義を否定するようなものを作ったことに驚くと同時に、バスタブにそのホイール・イン・モーターを4つ付けて、それらを制御するコントローラーを付けてバッテリーを積んだら、はい、(一応)クルマの出来上がりという「物語」が非常に興味深かった。

また、つい先日にテレビ東京系で放送されるようになった「“充電させてもらえませんか?”~ちょいと電動スクーターでガチ40キロ刻み旅」では、「満タン」で40キロ弱しか走れない電動スクーターで、横浜から日本列島を横断して日本海に向う旅番組(なのか?)を見ると、こういう「縛り」を逆に使って人情旅、テレビの企画じゃなかったら、三又ソケットを使って自動販売機から「盗電」して旅するのもあ・・・・・・・・・、あー、ケータイの充電で勝手に屋外用コンセントを使ったら窃盗罪でとっ捕まった、なんてニュースも見聞きした覚えがあるぞ。弁償というか、賠償金というか、その手のカネが非常にみみっちい額で笑ったっけ。


ただ・・・・・・、現状の日本じゃ、電気を滞りなく送るために火力発電所がフル稼働していて、それは綱渡り状態だという話も聞く。真夏のクソ暑い日々は、とりあえず、ほかいどー では去った。多分。少しは電力の供給も余裕ができるかな、とは思っている。また、ロシア語の放送が現地局並に聞こえる地域では、至る所に風力発電機が林立している。が、それを電力の消費地、ほかいどー なら札幌だな、に送るための送電網が発達していないそうで。じゃ構築したらどうよ、と北海道電力に言ったら、多分電気料金の値上げとなって返ってくるだろう。じゃ、孫正義に頼む? 彼はアジアの電力グリッド構想なんてのを持っているらしいぞ。モンゴルに太陽光発電所と風力発電所を作って、それをアジアで融通しあおう、なんて話だけど、あの国あの国あの国を、どう言いくるめる?

それに、3年前の夏にタダの水からエネルギーを取り出す、という実証実験と講演を見に行ったのだが、その際にその研究に携わっておられた阿部竜先生は「ここ数年が勝負です」なんてことを仰っていた。が、それ以上の進展が有るのかないのかが分からない。進展していたら、多分、EテレのサイエンスZEROあたりが食いついてくると思うんだけどなぁ。

ああああああ、書きたいことからだんだん離れて行ってしまう~。
こんなに長く書いたのは、こんなニュースを見たからなんだ。

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2014.08.28

おお、ナナマル再販とな?

トヨタの旧車好きの間で「やっぱりナナマルだよなぁ」という話になった場合は気を付けなければならない。私自身経験があるのだが、トヨタ旧車を駆る従兄のOさんと話していると、なんだか妙に話がかみ合わないことがあった。

Toyotacorollae70X70_toyota_mark23rdstarletsi

「Oさん、ナナマルってカローラ、スプリンターですよね?」
「違うよ~。マークII、クレスタ、チェイサーだよ」
「あー、だから話がかみ合わなかったんですねー。でも、うちらの他に『ナナマルと言えばFFスターレットだべや』なんていう人がいたらもっと激しくかみ合わなかったでしょうね」
「違いない、ぎゃはははは」

と、祖父の通夜に、そんなクルマの話で盛り上がっていたのだ。

Toyota_land_cruiser_hzj76hv_001だが、そんな従兄の兄ちゃんと私が見落としていた車種があった。それがナナマルのランクルだ。幸いなことに、ランクルやジープ、ジムニーといった「サカナ」をもって鉄錆臭い話に乱入してくるもの好きはいなかったが、もしいたらどうなっていたことやら。

知人には、大瀧詠一の話をしている相手となぜか話がかみ合わなくて、よく話を聞いてみたら太田螢一の話かと思ったとか、はたまた別の知人では、ニール・マッケンジーの話をしていたら、相手が首をひねり「新沼謙治ってバイク乗ったっけ?」と、笑いをかみ殺すのに苦労した覚えがある。

さて、何でこんなマクラを持ってきたかというとだ、何でもトヨタがランドクルーザー70を10年振り(!!)に再販するというニュースを知ってしまったからだ。似たような話がそんなに遠くない昔にあったなぁと思って検索してみたら、トヨタのシエンタも一度販売終了したが1年経たないうちに復活、というサイトにヒットした。でも、シエンタはそう時間もたっていないうちに販売再開だから、技術的な物とか金型とかラインとかも、比較的すぐに復活できたんじゃないだろうか。

でもランクルは、日本じゃ10年振りの復活だ。シエンタの時のような技術的なブランクは問題にならなかったんだろうか。それとも、海外では「現役」として生産されていて、逆輸入の形で入ってきたのだろうか。
トランスミッションも5速マニュアルのみという潔さ。なんと すんばらすぃ じゃあ~りませんか。

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2014.08.23

【Digital】育ちがいいんだろうなぁ【Archives】幸せの骨頂 / 清水ミチコ

Shimizu当初はこのテープを MP3 化するつもりはなかった。しかし、「どんなネタが入っていたっけ?」を聞いてしまったのが運の尽き。ぐいぐいと1987年当時の清水ミチコワールドに引き込まれ、27年経っても変わらない面白さに圧倒されてしまった。


私は音楽と関係のあるギャグ、コミックソングが好きで、そのきっかけは多分、中学時代に友人に借りた変なオムニバステープにYMOの25センチアルバム「増殖」に収録されていたスネークマンショーの「ここは警察じゃないよ」が入っていたからだと思う。

もちろんその当時は、そのギャグが誰のものなのかが分からず、ただその友人と「だぁれぇ?」「警察だ。ここを開けるんだ。お前を逮捕する」「警察はここじゃないよぉ」とじゃれあっていたのだが、後々のスネークマンショーのアルバム「スネークマンショー」で「はい、菊池です」や、「盗聴エディ3部作」、それから先述の「増殖」に収録されていた「NICE AGE」が、ポール・マッカートニー大麻不法所持の現行犯逮捕に深く関わっていたとは、その当時は全く知らなかった。


F0232256_1824510・・・・・・相当激しく脱線したな。
1987年。高校2年生。その当時清水ミチコという存在を知っていたかどうかは怪しい。テレビで見たのか、それとも、やっぱりFM情報誌のレビューによるもので、レンタル屋にあったら借りようと唾をつけていたのか。その当時、レンタル屋で借りてきたLP、CDの録音にTDKのSAというハイポジションテープを使っていたのは、後々にも良い音で聞きたいという気持ちの表れだったのか。

という訳で、清水ミチコさんの「幸せの骨頂」なのだが、これはさほど大きくないライブハウスでの一発録り、という印象を持った。清水さんとオーディエンスの拍手の音がかなり近い。そして、圧巻というか、現代でも十分に通じるように思えるネタが、「音楽講座・オン・ピアノ - ネコ踏んじゃったパロディ」「富士山爆発」「やな六人」「十年前の矢野顕子」あたりになるのかなぁ。

「ネコ踏んじゃった」は、まず普通の「ネコ踏んじゃった」、そして、松田聖子の「ミケ踏んじゃった」、五輪真弓の「化け猫」、ノイローゼ気味の松任谷由実の「イリオモテが死んだ朝に」、うーん、これはネコ踏んじゃった原曲のイメージが全くないような気もするんだけど、まぁ、それはそれで。そして、モーツァルトやベートーベンというクラシック界の大御所、あとはキース・ジャレットがどう弾くか、また、これまではカール・ルイスと呼んでいた物が、これからはベン・ジョンソンが弾いたらで、曲名が「9秒83」なんてネタに展開していくのだが、どれを取っても「ありそうだな」と思えるところが凄い。流石に世界的な陸上選手がピアノと向き合うというのはあまりなさそうだとは思ったけど。

松田聖子の「ミケ踏んじゃった」は、普通のネコ踏んじゃったよりもオクターブが高かった。
五輪真弓の「化け猫」は、冒頭に「恋人よ」が来て、それからは転調っていうのかな、非常に暗いネコ踏んじゃったが続き、最後には葬送行進曲、ときた。
ノイローゼ気味の松任谷由実の「イリオモテが死んだ朝に」は・・・、清水ミチコさんによる松任谷由実の歌真似で、実際にありそうな気分にさせられた。
そして、モーツァルトのネコ踏んじゃったは、なんか明るく、キラキラしている感じを受け、落ちに「アイネ・クライト・ナハトムジーク」が来た。対しベートーベンは、何というか、激情を鍵盤に叩き付けるかのような力強さと「これでもか」というしつこさ、なんて感じも受けた、おヤクソクの「運命」のフレーズも入ってきたりして、ま、やっぱりありそうだな、と。
キース・ジャレットに関しては全く知識がないため、「こうだ」と言われたら「そうなの」と答えざるを得ない。
カール・ルイスからベン・ジョンソンの「9秒83」は、大体想像がつくと思うし、多分今だった、ウサイン・ボルトになりそう。これは、ネコ踏んじゃったのフレーズ、印象を残しながら猛烈な速弾きだった。

「富士山爆発」は、おそらくヘリ搭乗でのレポートの再現だと思うんだけど、その効果音が電動鉛筆削りだったり。

「やな六人」は、楠田恵理子の物まねをオーバーダビングして「帰ってきた楠田枝里子」「楠田枝里子セブン」「楠田枝里子ゾフィー」「楠田枝里子タロウ」「楠田枝里子の母」「楠田枝里子の父」とやり「ロボットという古いタイプではない。せめてレプリカントとでも呼んでください」と畳み込んでくるという。

「十年前の矢野顕子」は、今現在の矢野顕子でも同じなんじゃなかろうか。矢野顕子さんが「あんたがたどこさ」と「ひょっこりひょうたん島」を歌うとこんな感じになるんじゃないか、とホントに強い説得力を持って迫ってきた。

01 清水ミチコ - オープニング・アナウンス
02 清水ミチコ - I Feel Sad
03 清水ミチコ - 慰問の女
04 清水ミチコ - 放送特別音楽講座
05 清水ミチコ - 音楽講座・オン・ピアノ - ネコ踏んじゃったパロディ
06 清水ミチコ - 柴山ビニール
07 清水ミチコ - 渡米するあなたに
08 清水ミチコ - ウィ・セシボン
09 清水ミチコ - 世界のくしゃみ
10 清水ミチコ - カメヤマ美容室

11 清水ミチコ - ピアノであそぼう - ドのジャズ ~ オーメン
12 清水ミチコ - 富士山爆発
13 清水ミチコ - 寿し屋の注文
14 清水ミチコ - アルプス一万尺
15 清水ミチコ - 二人の比較
16 清水ミチコ - 謎の中華三昧
17 清水ミチコ - オーシャンゼリゼ
18 清水ミチコ - 五人の港
19 清水ミチコ - いたわり
20 清水ミチコ - やな六人

21 清水ミチコ - 2x3=6
22 清水ミチコ - ドレミのうた
23 清水ミチコ - その後の寿し屋
24 清水ミチコ - 十年前の矢野顕子
25 清水ミチコ - Lover Comeback To Me

このカセットケースの背には、アルファベットのテンプレートを使って「SHIAWASE NO KOCCHO / MICHIKO SHIMIZU」と書かれていたし、そのテープの内容も覚えているつもりだった。が、改めて聞き直してみると、覚えていたはずのネタにもかかわらず、笑うことができた。これはこれで結構有意義な時間だったような気も、する。

そして、清水ミチコという人は、品と育ちが良く、頭の回転が速く、「ボール」を投げたら思った以上の大ホームランを打ってくれそう、そんな気がする。


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2014.08.21

入門曲?

テルミンネタでもうちょっと引っ張ってみる。な~に、ネタはまだまだあるぜ、けけけけけ。

この不思議な赤い小箱がついてきた大人の科学マガジンの本誌によれば、小山田圭吾さん曰く「ギター小僧の Smoke on the Water 的な曲が Scorpions の、滝廉太郎の『荒城の月』」なんだそうで。



Scorpions の ボーカル、Rudolf Schenker(ルドルフ・シェンカー)とオーディエンスによる荒城の月は、会場の温度を数度上げたことだろう。この例に限らず、外タレがジャパンツアーをするときは、演奏する土地の言葉やCMソングみたいな曲もやるらしい。昔あった「タモリの音楽は世界だ」でデーモン小暮(現デーモン閣下)がそのようなことを話していた。

また、2006年に札幌ドームにやってきた The Rolling Stonesミック・ジャガー(Sir Michael Philip Jagger)に至っては、MCで「札幌に来れてなまらよかった(訳 札幌に来ることができてとてもよかった)」「次の曲はみんな知ってるべや(訳 次の曲はみなさんご存知でしょう)」「また来るべや(訳 次の機会を待ってろよ)」と誰から教わったのか怪しい北海道弁を話し、ライブに参戦した人は涙を流して喜んだという(多少脚色アリ)。


という訳で、私のつたない「荒城の月」を以下に・・・。

ヘッドホンで聞いている人は多分、質の悪い酒を飲んだ後のように悪酔いしてしまうんじゃないかと多少危惧もしていたりするが、背景に THE OFFSPRING のドクロマークを置いた動画はまだ2つ残っている。いつまた出てくるか、震えて待たれたい。けけけけけ。

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2014.08.20

タイヤ要らん?

我がアジト内にはタイヤが12本あった。過去形なのは4本処分したから。

その内訳だが、まず、頂き物のタイヤラックに DUNLOP のスタッドレスタイヤ WINTER MAXX に、シゴト場の知人からの頂き物の黒いアルミホイールが組んである。155/65-13 という、今だったら軽自動車のタイヤでも小さい部類になるんだろうなぁ。

このタイヤ、年末も押し迫った時期の深夜に、それまで履いていたスタッドレスタイヤ、BRIDGESTONE REVO1 155/65-13 がパンクし、そのままの状態で手当てできそうなガソリンスタンドまで走ったのがいけなかった。修理してホイールに組んでも空気が漏れる、と店員に言われ、仕方なくガソリンスタンドからタイヤを買ってしまった。それが WINTER MAXX だったのだが、これが思った以上にコントロール性が良かった。良い方に誤算だった。

BRIDGESTONE 自体は2006年に手に入れたもので、パンクした時点で6年の時間が経っていた、んだな。まだまだ十分に走れると思っていたし、残り溝が足りないようだったらそのまま履き潰してしまおうか、とも思っていた。で、BRIDGESTONE REVO1 はカーショップの夏の終わりの早期予約の割引で手に入れ、その時に外したタイヤが YOKOHAMA GUARDEX F720 で、それが寝室の角に積んである。

さらにその上に積んであったのが、今回処分した BRIDGESTONE POTENZA GⅢ で、これは競技会に出て帰るときに、「何か悪い物」を食ったっぽく、空気を入れても入れたそばから漏れていく感じだった。このときにはちゃんとスペアタイヤに履き替えて、ガソリンスタンドに修理お願いと持ち込んだのだが、穴が開いた位置が微妙に悪かった。トレッド面とサイドウォールの中間ぐらいで、このタイヤで無理無茶はできないなぁ、と思いながらも、履き潰し用として保存していた。

で、ヤフオクで比較的格安で手に入れたのが、YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD07 の 165/60-13 だったのだが、オートバックスに「タイヤ替えてくれー」と持ち込んだら、ホイールがちょっとボディからはみ出ているっぽいからウチではできない、と断られ、仕方なく当時のシゴト場の近くの出光のスタンドで交換してもらったのだ。

それにしても、やっぱり軽自動車だからなのだろうか。タイヤが想像以上に減らない。
履き潰し用、遊び用として GUARDEX を置いてはいるものの、さて、その機会はいつ来るかな。

さて、今回処分した BRIDGESTONE だが、某所では「処分するからカネ寄越せ」とそのようなことを言われ、他をあたってみたら「本来なら処分料を頂くんですが・・・・・・、今回は内緒で」と天使のようなセリフを言われ、もー、頭を下げっぱなし。とりあえず、アジト内のガラクタがちょっとだけ、少なくなった。

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2014.08.17

【Theramin mini challenge】君が代

大人の科学マガジンの付録、テルミン mini、相当前に手に入れ、組み立てては、気持ちの平穏のためにちょこちょこ音出しをしていた。しかし、何か適当な曲を「演奏」してみても、その姿をデジカメの動画機能を用いて撮影し、見返してみると・・・・・・・・・、自分で演っていながら何という曲を演っているのか、さっぱり分からなかった。

そして、その現実のあまりのバカバカしさに爆笑し、これはしばらくの間は人様にお見せするようなものにならないな、と判断し、ただひたすらに音出しだけに専念していた。ただ、どうにもこうにも眠れないときなどにこの赤い小箱のアンテナに手をかざして、音程が変わる正弦波に意識を向けていると、これがまた妙に気持ちが落ち着き、眠れなかったものが眠れたりしたのだ。

しばらくはそんな「密室芸」として密かに音出しを楽しんでいたのだが、この赤い小箱とある程度以上付き合うようになると、鼻歌で再現できる曲だったらある程度は演奏できるよう(な気に)になった。

最初に他人様にお披露目したのは、求職活動中に老人福祉施設に面接に行ったときだ。指定されたのがちょうど敬老の日だったため、電話で「じゃ何か出し物をお持ちしましょうか云々」という話になった。

そして当日。面接の後にじーさんばーさんの前に立ち、確か「君が代」と「里の秋」と「宗谷岬」を演ったのだ。そして、「宗谷岬」は練習もしたことがない曲だったのだが、じーさんばーさんの歌に合わせて音を合わせていくという変なセッションみたいな感じになり、それはそれで楽しかったりもした。まぁ、面接の結果は不採用だったけど。

そんなこんなで、演奏できそうな曲を見つけては試してみて、できそうだったらもうちょっと深く掘り下げる、なんてことをやり、そしてまたデジカメで撮ってみた。その動画を見返したときは、「この曲だ」と分かって最初から聞いてみたなら、その曲に聞こえないこともないのだが、何も知らされないで途中から聞いてみたら、やっぱり何を演っているのかが分からないくさい。自分だけの判断じゃ如何ともし難いので、それじゃ他人様に聞いてもらおうかいと、YouTube にアップしてみる次第なのだ。

でも・・・、最初にアップするのが国歌、しかも、改めて聞き直してみると、ところどころ怪しい部分もあったりするんだけど、そこのところは笑って許してほしい。

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2014.08.13

【Digital】私がアート・オブ・ノイズを・・・【Archives】Into Battle With The Art of Noise / The Art of Noise

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私がアート・オブ・ノイズ(The Art of Noise)を知ったきっかけは何だったろう。音楽環境があまり優れているとは言えない田舎暮らし。なので、多分、FM情報誌か、それと連動しての NHK-FM のクロスオーバー・イレブンの2択でほぼ間違いないと思うのだが・・・。最初に聞いた曲は覚えている。「クローズ・アップ(ホップ)」だ。ということはやっぱり、クロスオーバー・イレブン、かな。以前、トレヴァー・ホーンのシゴトのことを取り上げたが、おそらくそれがファースト・コンタクトだったと思う。

やっぱり衝撃的だったよ。破壊的で衝撃的なスネア、重いバスドラ、サンプリングされた叫び声、それらが耳に残り、アタマに巣食って渦を巻くんだもん。で、この曲の次が名曲「ラジオ・スターの悲劇」と来たもんだ。

それから、トレヴァー・ホーンやアート・オブ・ノイズに関わる情報はないかと、目を皿にように見開き、耳をダンボのようにして情報収集に励んだのだが、そこはそれ。田舎暮らしの貧乏中学生(~高校生)。ソースはFMとFM情報誌しかないんだよ。そういう音楽的閉塞感から逃れたいからと、工業都市の高校に進学し、駅前にあったレンタルレコード屋に入り浸るようになったんだ。

そして、そこでLPレコードをディグって発見したのが「Into Battle With The Art of Noise」なのだ。レンタルレコードだと時間を経るごとに盤面が劣化していくのだが、このレコードはさほど回転していなかったのか、30年近く前に録音したとは思えない大変クリアな音質を保っていた。針ノイズもほとんど聞こえなかった。

だけど、曲的にはどう考えたら良いのかな? A面で一つの組曲、B面も同様。メモ用紙にアルファベットと数字のテンプレートを使って曲目を書いてカセットテープと一緒にケースの中に突っ込んでいたんだけど、それには


BEAT BOX 9.06
BATTLE
THE ARMY NOW
DONNNA

Ztis100_13si237a_thelabelZtis100_13si237b_thelabel


MOMENTS IN LOVE 14.33
BRIGHT NOISE
FLESH IN ARMOUR
COMES AND GOES
MOMENTS IN LOVE

なんて具合で書かれていたのに対し、最初に貼り付けたジャケット画像や英語の Wikipedia によると、記されていた曲名全てに尺が書かれていた。それじゃー、サウンドデータをその尺を参考にして切り分けていったら、あらピッタリ。

Battle
Beat Box
The Army Now
Donnna

Moments in Love
Bright Noise
Flesh in Armour
Comes and Goes
Moment in love


ただ、曲と曲の間に明確な隙間がほとんど無いに等しかったため、ホントにこれでいいのか、とやや疑心暗鬼になったりも、した。

大体、アート・オブ・ノイズ自体、同じ曲なのに違うバージョンを出したり、といったようなことを頻繁にしていたため、その辺りはしっかりした見極めが必要になってくるのかもしれない。


Img017_3ちなみに、なぜか1986年夏にアート・オブ・ノイズが来日して、夜のヒットスタジオに出た時の新聞のラテ欄の切り抜きもこのカセットケースの中に入っていたのだが・・・、番組紹介の文章を書いた人はアート・オブ・ノイズの音楽性を理解していたのか、はなはだ疑問を感じた。

大体、「ピーター・ガンのテーマ」自体インストだし。サラ・ヴォーンが歌っているというレアケースもあったりするけど、やっぱり基本はインスト。そして、番組で演ったのは「Paranoimia」という(苦笑)。


そして、その番組の出演者を見ると、懐かしいの一言で片づけられないような、ね。3030


Img019

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2014.08.10

(ヘタレ)オカルティストによる、TVによる心霊画像の一考察

この時期に、無ければ無いでちと寂しく思うのが心霊現象、怪奇現象、超常現象などを扱ったテレビ番組だ。20年前の地元民放の平日午後のワイド番組では、有名無名問わずで、そのような噂がある場所にリポーターとカメラ部隊を派遣し、まず深夜にロケ敢行し、翌日はその地の周辺、近所で聞き込みをする、という感じのスタイルだった。

そしてスタジオでは、視聴者からの投稿による心霊写真が紹介され、金曜日には坊さん呼んで護摩を焚き、供養する、というのがテッパンだった。

元々北海道は石炭で栄えた地なので、それらの産業遺構のある場所で地元の人のインタビューをすると、「日本人ではない人が強制的に連れてこられて、死んだら死んだで無縁仏」「脱走を図ったものも捕まってしまった人は酷い仕打ちを受ける」云々、という証言が、やっぱりテッパンだった。スタジオではそういう光景を見ていたら霊能者(占い師?)が「その地は地元の心ある人がちゃんと手入れをしている」「そこは、もうある種の聖地のような場所になっている」といったようなコメントをし、その次に番組に寄せられた心霊写真の紹介になるのだが、まぁ、いろんな心霊写真があるもんだわ。

点けていないテレビのブラウン管に大写しになる人の顔だの、観光地で撮った記念写真を見ると、この足は誰の足なんだ? この手は誰のだ? というタイプの写真が紹介されると、大体が「その集団の楽しそうな雰囲気に連れられてきた浮遊霊」だったり、写っているのが個人でその人の手足が透けていたりすると、「事故などで手足の怪我ににご用心」というアドバイスがなされたりした。


そして現在。
いまさら感が強いけど、去る7月16日にTBS系列で放送された『水トク!「世界の怖い夜! 真夏に震える恐怖の絶叫SP」』を見ていたのだが・・・、今は心霊写真というより、心霊動画の方がメインっぽいな。ケータイにも動画機能がついているし、デジカメにも動画機能がある。もはや、誰もがカメラマン、なんて時代だ。ブルーレイレコーダーに録画していたかの番組を見てみると、紹介されたのはやっぱり心霊動画ばかり。余った時間(!?)で、雛壇芸人が心霊スポットを探訪し、ラップ音やポルターガイストによって起こされたと思われる、何らかの物理現象に、その雛壇芸人がビビりまくる、というのも、まぁ、おヤクソクと言えばおヤクソク。

そんなおヤクソク部分はもう、どっかにほっぽっちゃって、と。
よくもまぁ、この世ならざる者が一瞬ではあるけれど存在感を発揮して、レンズの前に現れてくれたな、と思ってしまう。だけど、その「この世ならざる者」が、全部が全部、何らかの現象の積み重ね、偶然の一致によって画像データになったのか、そこのところにどうしても疑問を持ってしまう。鮮明過ぎるがゆえに、逆に信用できない、というか・・・。

たとえばこれ。

尺が短いけど、日本語字幕つきがこれ。

NHKは土曜の夜に放送される「幻解! 超常ファイル」によれば、この「幽霊を乗せた自動車の事故動画」は映像作家によるフィクションであるという。

「世界の怖い夜! 真夏に震える恐怖の絶叫SP」に出てくる動画がフェイクであるとは言わないけど、高画質なカメラに映った「この世ならざる者」はあまりに鮮明過ぎるように感じた。有り得ない場所に映っている顔、信じられない場所から這い出して来る男性の顔、最初は距離が離れた場所にいた「この世ならざる者」が、カメラを振ってまた元に戻したらその存在が近くに移動してきていた・・・・・・。

似たような事例ならUFOにも当てはまる。画像解析の結果、それらしい物体を釣糸で垂らしているとか、CGによるでっちあげとか。

全てが全てインチキであると断定はできない。
しかし、科学的見地から再現実験をしようとしても、再現性が非常に低いのが、幽霊、UFO、あー、超能力も入れてしまおう、などの超常現象だ。ただ、完全アウェイ、猜疑心の目に囲まれた中でも結果を出してきた能力者もいて、彼は今も健在だという。彼の名はユリ・ゲラー。でも・・・・・・、スプーンやフォークを曲げたところで何の役に立とうか(苦笑)。

そう言えば・・・、イギリスの畑じゃ、また複雑怪奇なミステリー・サークル(Crop circle)が作られているのかねぇ。じじぃ二人組が「俺たちが作った」と告白して以来、もの好きたちのイタズラという見方が一般的になったけど、それだけじゃ納得できないぞ。

Ledzeppelinremasters90


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2014.08.03

ウホっ、これはイイクルマ♡

煮詰まり気味だったので、気分転換を兼ねて近郊の解体屋に行ってきた。
天候、晴れ 微風。その状態で、我がクルマのエアコンは頑張ってくれるのかをテストしたかった、というのもある。

エンジンを掛ける。そしてエアコンスイッチポチっとな~。
ふむ、エアコンのコンプレッサーは轟音を立てて頑張ってくれているようだ。日が差していない状態だと、まぁ、それなりに涼風を感じた。が、炎天下を走っているうちにそれなりの涼風温風へと変わり、風量スイッチ最大、内気循環モードにしても温風熱風へと変わった。

涼しい顔して窓を閉めているものの、半そでから出た腕に汗が流れる・・・。

解体屋到着。クルマの下を覗いてみても・・・、「お漏らし」している様子がない。ひょっとしたら、これは大問題か?
そして、広大なヤードに入って我がクルマに使えそうなネタはないものかと軽自動車コーナーをうろついてみた。が、収穫らしい収穫は、なかった。

ならば次は面白そうなネタを探してみた。そしたらあるじゃないの、カネがあったら「これください」と言ってしまいたくなるようなイイクルマが。


じゃん♡

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トヨタ カリーナの SE だ。私が乗っていた AA63、FRカリーナの最終型と並行販売されたFFカリーナの初代。このクルマは、AT151 ってところかな? 正面シチサンで見ると外装もきれいだし、ホントにこのまま乗って帰りたくなる。
いやー、こんなサプライズがあるとは、あー、デジカメ持ってこれば良かった。

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お尻のラインも最高だ。テールランプはホントに、私が乗っていたFRカリーナのイメージを彷彿とさせる。

外装のダメージと言ったら、運転席後ろのドアに結構大きめ目で激しい凹みがあるくらい。自動車板金のプロだったり、運良くそのドアパネルが見つかれば、そこの交換だけでホントに路上に復帰できるんじゃないかと思った。


あ、以降はカリーナ画像はありません。

運転席ドアを開ける。うん、このグリップ感は安心感すら覚えるな~。今乗っているクルマは、まぁ、軽自動車ってこともあるんだろうけど、グリップをそのまま起こしてドアを引っ張るんだ。だけどカリーナは、表に出ているカバーの下の・・・・・・・・・・・・、なんて書けばいいんだ、これは・・・。カバーの下に存在感を主張している押し込み型のノブ、ってことで分かってもらえるだろうか。

この差は大きいよ。特に冬場。雪が降っている中を走ってシゴトに向ったとしよう。仕事中も雪が降ったりやんだりで、気温は0度を下回る屋外の駐車場。出勤のために走り、一度温まったクルマは駐車場にいる間、ずっと零下に晒される。するとドアが凍るんだよ。正確には、気密性を保つためにドアと車体の間にあるゴムが凍る。

今乗っているクルマはその状態になると、華奢なノブを無理矢理に引っ張ってドアを開けるんだけど、その時にそのドアノブが分解してしまうんじゃないかと不安になる。それが怖いから、出勤の時には開閉もしなかった助手席ドアからのアプローチを試みるのだが、車上荒らしイタズラかで鍵穴をドライバーか何かで潰された助手席のドア鍵。仕方がないからここの解体屋で助手席用のドアシリンダーをもぎ取ってきて交換したのだが、これが冬に冷えてしまうと、正しい鍵を突っ込んで回してもロックが解除されない。

仕方がない。選択肢は残りのドア、つまりリアゲートを開けて体を潜り込ませ、エンジンを始動させてちょっと待つ、という方法しか残っていない。・・・・・・、だけどさ、私のクルマはリア周りの剛性感を高めるために鉄製のピラーバー・・・、分かりやすく書くと、大きな開口部のリアゲートを上下に二分するように突っ張り棒を入れているのだ。

ピラーバーの上から体を滑り込ませようとしたが、ちょと無理があった。次は、リアシートを倒してピラーバーの下をくぐる作戦をとった。

えー・・・、私のクルマのリアシートには、エンジンオイル缶2個、ウィンドウォッシャー液の原液がレジ袋に入り、レジ袋の穴にリアシートベルトを通して、急ブレーキやオカマを掘られた時の用心のために固定してある。そのシートベルトのバックルを開放して荷物をバラし、それでようやく運転席までたど・・・・・・・・・、運転席にレカロ(のOEM)を入れていると、後ろから運転席へのアクセスが非常に厳しい。結局、助手席の背もたれを倒して、何とかエンジンの始動に成功した。

エンジンに火が入り、車室内も少しは温まると、それまで頑強に抵抗していた運転席ドアのウェザーストリップ(ゴム、ね)も、解体屋からもいできたキーシリンダーも呆気なく降参した。

なーんでこんな苦労をせにゃならんのだ。あー、リモコンエンジンスターターが欲しいわー。あ、5速マニュアル車でサイドブレーキの凍結防止のためにギアを入れておく癖がついていたら、無人車の暴走事故になりかねないし。むー。

でも、カリーナはカバーの下にあるドアノブを押し上げ、それで「かちゃっ」と音がしたらただドアを引っ張ればいい。ゴムが なんて悲鳴を上げようが関係なし。ただ、冬場に洗車してドアノブあたりの水分が凍ってしまうと、押し上げたドアノブが戻ってこない、なんてこともあったけど・・・、車室内が適当に温まったらドアノブの凍結も解消された。

そんなときに一番有効なのが、ヤカンのお湯をぶっかけるか、解氷スプレーを使うだけど、そんなときに限ってお湯もスプレーも調達できなかったりするんだよなー。


って、冬場のクルマのドアの開け閉めだけで、何でこんなに文章を打たなきゃならないんだ?
話をカリーナに戻そう。運転席ドアを開けてメーターを見る。ツイントリップメーターは健在だった(涙)。走行距離・・・・・・、チェックするの忘れた(^^ゞ。そして、豪華にもオートエアコンがついていた。私が乗っていたカリーナもオートエアコンで、風量や吹き出し口、設定温度は全てダイヤル式だった。でも、ここにあったカリーナはレバー式。

オートエアコンも一長一短があって、冬場にちょっと窓を開けて空気の入れ替え&気分の持ち上げをすると、その寒気をどこで拾うのか、設定温度を変えていないのにも関わらず足元暖房全開になって、それじゃ暑いからと風量を最弱にしても、微弱な熱風が足元に送られるんだよ。窓を閉めて少し経てばその現象も収まるんだけど、ひょっとしたらこのカリーナも同じ症状を持っていたりして。

で、豪華装備、オートエアコンが装着されていたのにも関わらず、窓の上げ下げは手動。手動。手動。ハンドパワーウィンドウだ。オートエアコンにこだわっていながら窓は手回しってのは一体・・・。窓の開閉のためにキーをひねらなくていいメリットもあるが、前後左右の窓を運転席で管理できないというデメリットも。

そして、このカリーナにもしもサンルーフがついていたら・・・、私ゃオーナーのセンスを疑ってしまうね。さすがにそれはなかったけど。

ドアを閉めた。その音もかつての相棒を思い出す。文字で表すなら、ばどん、だな。敢えて今乗っているクルマのドアを閉める音を文字にするとしたら・・・・・・、ばしゃん、かな。中型セダンと元々商用の軽自動車を比較すること自体、全く無意味だが。

つかの間のタイムトリップだった。大量生産されていたモノが徐々に姿を消し、生き残ったモノがその存在を通してその時代を映してくれる。ここは解体屋なので、ぶっちゃけるとクルマの墓場ということになる。まぁ、もうすぐお盆なので、そういった存在が呟く声に耳を傾けるのも一興かとは思う。


さすがに、フロントガラスが蜘蛛の巣状に割れて、明らかに人を食っていそうなクルマ、いや、クルマは悪くないんだよな。でも、そういう存在の声は聞きたくないな。あ、そういうクルマはさっさと部品ごとにバラして輸出させちゃうか・・・。


帰り道もエアコン全開で走ってきたけれど・・・、やっぱり「お漏らし」はしていないなぁ。リキッドタンクの窓を見ると泡立っているのが見えたから、ガスが抜けちゃったかな? 8月、お盆の声を聞くようになるとエアコンを冷房として使うこともなくなっていくだろう。それまでの辛抱だな、うん。それにしても・・・、「エアコン全開」の車内より外の方が涼しいのはちょっとね・・・。で、店に入ると寒いんだこれが。むー。

続きを読む "ウホっ、これはイイクルマ♡"

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2014.07.05

【Digital】これは酷い。あまりに酷い【Archives】Space Invaders(Bootleg) / YMO

昔、シゴト場の「音もだち」のオガタさんに借りたのが、YMOとしては珍しい存在の海賊盤で、その名も「Space Invaders」だ。確かにYMOのファーストアルバムA面の最後には「COMPUTER GAME ”Theme from the Invader”」、「コンピューターゲーム(インベーダーのテーマ)」があるけど、それは曲というか、んー、刺身で言うところのツマ的なもんじゃないのか、なんて思っていたのだが、この海賊盤を作った人は「日本人が訳の分からん装置を持ち込んで音楽みたいなことをやっている。インベーダーゲームのようなものか?」なんて思ったのだろうか。

さて置き、この「Space Invaders」の酷いところは、まず、曲のクレジットがインチキであること。そして、音質もどうしようもなく悪いこと。そのCDを借りたのが結構昔なので、CDのアートワークに関しての記憶は既にない。

じゃまず、インチキなクレジットを貼り付けてみよう。明らかにインチキである部分には色を着けていく。


YMO - Space Invaders(Bootleg)
Live in The USA 1980

01 YMO - Behind The Mask
02 YMO - Rydeen
03 YMO - Nice Age
04 YMO - The End of Eden
05 YMO - Citizens of Science

06 YMO - La Femme Chinone
07 YMO - Canton boy
08 YMO - Firecracker
09 YMO - Cosmic Surfin'
10 YMO - Space Invader
11 YMO - Yellow Magic

なんてことをしてみたけど、実際のところは3曲目から既にインチキだったりする。
もー、曲順もぐちゃぐちゃだし、曲のタイトルも残念な部分があるし、「知らねぇ曲」も、ある。なんだなんだ、The End of Eden って。The End of Asia と The Core of Eden をごっちゃにしてしまったのかな?

じゃ、以下には正しい曲順を。


01 YMO - Behind The Mask
02 YMO - Rydeen
03 YMO - Maps
04 YMO - Nice Age
05 YMO - The Core of Eden
06 YMO - Citizens of Science
07 YMO - La Femme Chinoise
08 YMO - Radio Junk
09 YMO - Zai Kung Tong Boy
10 YMO - Firecracker
11 YMO - Cosmic Surfin'

海賊盤の制作者はYMO「しか」知らなかったのかしら?
3曲目は第二次ワールドツアーのサポートギタリスト、大村憲司さんの曲だし、5曲目はユキヒロさん、9曲目は矢野顕子さんの曲だ。

大村憲司さんの Maps は YouTube ではリクエストにより埋め込み無効なので、これをクリックしてくだされ。

矢野顕子さんの「在広東少年」埋め込み無効か。2度のワールドツアーのCDでは、アッコちゃんの歌声の一部が編集されていたけど、海賊盤だとそういうこともなく・・・。在広東少年が世に出た時もそういうことがあったのかなぁ。って、重箱の隅をつつくようなことは止めよう。要は、インチキ極まりない海賊盤もデジタル化を終えた、それだけだ。


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