2014.09.01

略称はFE? 鉄か? ニコンのカメラか?

「見てろ小僧。これがクルマだ!」と、キャブに濃厚なガスを送り込んで がおらがおら 言わせ、エンジンは壮大にメカニカルノイズを発生させ、マフラーからは濃密なガスを排出させた、と、このような感じのSFの短編を読んだことがある。

では、その「小僧」のクルマのチューンというと、前後左右のモーターをバラし、コイルを手巻きして増量し、4輪のモーターのコントローラーをよりアグレッシブにプログラミングし、効率の高いバッテリーと電子回路を無茶苦茶冷やす液体窒素のボンベを積んで、とそんな感じだったように記憶している。

結局は「小僧」の方が勝負に勝って、「小僧」と呼んだオヤジが肩をすぼめて去っていくのが妙に寂しく感じたものだ。


まぁ、現実の世界でも、いかにガソリンを食わないで済むか、いかにパワーロスの少ないクルマを作るか、なんてベクトルになっているし、自動車評論家の館内端(たてうち ただし)さんが立ち上げた日本EVクラブでは、市民有志によるコンバージョン電気自動・・・・・・、エンジン外してモーターとバッテリーに載せ換えた改造電気自動車が「楽しく」作られているようだし、確かホンダだったかが、ホイール・イン・モーターを作ったなんて話も聞いた。エンジンは必ずしも必要ではない、とメーカーが自身の存在意義を否定するようなものを作ったことに驚くと同時に、バスタブにそのホイール・イン・モーターを4つ付けて、それらを制御するコントローラーを付けてバッテリーを積んだら、はい、(一応)クルマの出来上がりという「物語」が非常に興味深かった。

また、つい先日にテレビ東京系で放送されるようになった「“充電させてもらえませんか?”~ちょいと電動スクーターでガチ40キロ刻み旅」では、「満タン」で40キロ弱しか走れない電動スクーターで、横浜から日本列島を横断して日本海に向う旅番組(なのか?)を見ると、こういう「縛り」を逆に使って人情旅、テレビの企画じゃなかったら、三又ソケットを使って自動販売機から「盗電」して旅するのもあ・・・・・・・・・、あー、ケータイの充電で勝手に屋外用コンセントを使ったら窃盗罪でとっ捕まった、なんてニュースも見聞きした覚えがあるぞ。弁償というか、賠償金というか、その手のカネが非常にみみっちい額で笑ったっけ。


ただ・・・・・・、現状の日本じゃ、電気を滞りなく送るために火力発電所がフル稼働していて、それは綱渡り状態だという話も聞く。真夏のクソ暑い日々は、とりあえず、ほかいどー では去った。多分。少しは電力の供給も余裕ができるかな、とは思っている。また、ロシア語の放送が現地局並に聞こえる地域では、至る所に風力発電機が林立している。が、それを電力の消費地、ほかいどー なら札幌だな、に送るための送電網が発達していないそうで。じゃ構築したらどうよ、と北海道電力に言ったら、多分電気料金の値上げとなって返ってくるだろう。じゃ、孫正義に頼む? 彼はアジアの電力グリッド構想なんてのを持っているらしいぞ。モンゴルに太陽光発電所と風力発電所を作って、それをアジアで融通しあおう、なんて話だけど、あの国あの国あの国を、どう言いくるめる?

それに、3年前の夏にタダの水からエネルギーを取り出す、という実証実験と講演を見に行ったのだが、その際にその研究に携わっておられた阿部竜先生は「ここ数年が勝負です」なんてことを仰っていた。が、それ以上の進展が有るのかないのかが分からない。進展していたら、多分、EテレのサイエンスZEROあたりが食いついてくると思うんだけどなぁ。

ああああああ、書きたいことからだんだん離れて行ってしまう~。
こんなに長く書いたのは、こんなニュースを見たからなんだ。

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2014.08.31

えーとえーと・・・

これは一体どう理解すればいいのだろう。
両チームともに堅い守りがウリで、ホームベースが TOKIO の城島リーダーが24時間テレビで走る距離よりもさらに遠いのか。それとも、両チームともに貧打に泣き、相手投手を攻めるに攻められないのか。それとも何か他に理由があるのか・・・。

軟式野球延長45回も決着せず

中京0-0崇徳 延長45回でも決着せず


2014年8月30日(土)7時54分配信 日刊スポーツ

<全国高校軟式野球:中京0-0崇徳>◇30日◇準決勝◇明石トーカロ

 2日続けてサスペンデッドゲーム(一時停止試合)になった中京(東海・岐阜)と崇徳(西中国・広島)の一戦は、延長31回から再開。延長45回、0-0でまたしても決着せずサスペンデッドに。明日31日に持ち越された。

 31日の延長戦は9回まで。これでも決着がつかなかった場合は抽選で勝者を決める。勝ったチームは同日引き続き行われる決勝戦で三浦学苑(南関東・神奈川)と対戦する。

 31回から45回までこの試合も無得点。崇徳は34回裏に無死三塁の好機があったがスクイズ失敗などでサヨナラを逃した。

 2日間で30回を投げ抜いた中京・松井、崇徳・石岡の両投手がこの日も先発、最後までマウンドを降りなかった。

 両校は28日に15回まで戦い、0-0。翌29日に16回から再開したが得点が入らず30回で再びサスペンデッドゲームになった。

 同大会は日程の消化を優先させるため、延長15回で引き分け再試合ではなくサスペンデッドゲーム(一時停止試合)を採用。日本高野連によると、これまでの最長は1981年の大津(山口)-口加(長崎)戦と83年の平工(福島)-松商学園(長野)戦で記録された25回だった。

 これまで最も長い延長戦とされているのは1983年(昭58)9月20日に行われた天皇賜杯全日本軟式野球大会決勝で、ライト工業(東京)が延長45回の末に田中病院(宮崎)を2-1で下して優勝。8時間19分の死闘に敗れた田中病院の池内雄一郎投手は1人で522球を投げた。

 3日間のイニングスコアは以下の通り。

<28日>

中京000000000000000=0
崇徳000000000000000=0

【中】松井(15回、10安打、215球)
【崇】石岡(15回、5安打、177球)

<29日=16回から再開>

中京000000000000000=0
崇徳000000000000000=0

【中】松井(15回、9安打、217球)
【崇】石岡(15回、6安打、214球)

<30日=31回から再開>

中京000000000000000=0
崇徳000000000000000=0

【中】松井【崇】石岡

9回までに決着がつかなかったら延長戦で15回まで。16回から30回までに決まらなかったら再延長戦と。31回から45回までやっても勝負がつかなかったから再々延長戦 か? 8月31日日曜日はどんなに長くても9回で、それで決着がつかなかったら抽選って、要はくじ引きだろ。こうも長く戦った相手なら「くじ引きになってもイイや」なんて思いを持つんだろうか。

だって、延長戦って1点でも むしり取って 逃げ切ればそれで勝ち。だけど、どちらも むしれない。

まさかとは思うけど、こういうことを書いちゃうと人間性が疑われてしまうかもしれないけど、小学校の運動会の徒競走で、走ったみんなで手を繋いでゴール、なんてことを経験した人があらかじめ打ち合わせておいての、真剣勝負に見せかけた八百長試合、なんてことはないよなぁ。嗚呼、こう考えてしまうのは、やっぱり私の心根が腐ってしまったからなのだろうか。

あ、え?
うわー、両チームとも45回を一人のピッチャーがマウンドを守っているでやんの。どんだけ強いんだよ。
これがアメリカだったら、体を壊すからと100球も投げさせないんだろうけど、もうそのレベルをはるかに超えている。体は、肩は大丈夫なんだろうか。

これが決勝だったら、両行とも優勝、なんてオチに持っていけそうだけど、準決勝だろ? で、決着がついた or くじ引きで決勝に臨むことができるようになっても、そのまま引き続いて決勝で待っている三浦学苑(南関東・神奈川)との試合だろ。54回裏が終わった途端に天候が急変して、雨天順延になってほしいなぁ。54回投げ続けたピッチャーと、休むことができたピッチャーだと、多くの人は休むことができたピッチャーを抱える三浦学苑が有利だと思う。少しぐらいハンデを付けたっていいんじゃないかなぁ。

それにしても、事実は小説より・・・、ってホントにあるんだねぇ。

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2014.08.30

観客も再々々延長戦

うわー、この試合、何とも凄まじい。野球がなんだか長距離の耐久走のように思えてくる。選手も大変なら見ている方も大変だろうな。正直な気持ちは「どっちでもいいから早く点を入れてくれ」なんじゃないだろうか。

軟式野球延長30回で再試合へ

30回決着つかず2日続けてサスペンデッド

2014年8月29日(金)14時43分配信 日刊スポーツ

<全国高校軟式野球:中京0-0崇徳>◇29日◇準決勝◇明石トーカロ

 前日28日に延長15回、0-0でサスペンデッドとなった中京(岐阜)と崇徳(広島)の準決勝が、再びサスペンデッドになった。
 16回から試合再開。しかし両校ともに得点を挙げることができず30回でサスペンデッドに。明日30日、31回から試合を再開することになった。
 これまでの同大会の最長イニング試合は、81年の大津(山口)-口加(長崎)と、83年の平工(福島)-松商学園(長野)の25回。大会記録を更新した。

えーと、9回で決着がつかなかったら15回までの延長戦。それで決着がつかなかったら再延長戦。それでも決着がつかなかったから再々延長戦、って事でいいんだよな。なんか不安になってきた。

それにつけても、スコアラーやウグイス嬢も大変そうだ。スコアラーはページがあればまだ何とかなるだろうけど、ウグイス嬢は今まで言ったことがない言葉を使ってアナウンスするんだ。「31回表、中京高校の攻撃は1番○×、△◇▽君」なんて感じで。

さて、この前代未聞の大延長戦、雌雄を決するのはどっちだ?
このエントリがアップされてから結果が分かるのは、何時間後だろうか。

いずれにしても、この大延長戦を戦い抜いた両行の選手と観客には惜しみない拍手を送りたい。もう、この試合は勝ち負けの問題ではない、とすら思う。っていうか、1日の休息日があったっていいと思う。大体、ピッチャー何枚使った? 1枚2枚だったら、ひどく疲れていると思うぞ。投げられたとしても、それは多分精神力によるもので、コントロールもなかなか定まらないんじゃないか。

なんていう感じで、期待と不安が入り混じる、そんなニュースだった。


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2014.08.28

おお、ナナマル再販とな?

トヨタの旧車好きの間で「やっぱりナナマルだよなぁ」という話になった場合は気を付けなければならない。私自身経験があるのだが、トヨタ旧車を駆る従兄のOさんと話していると、なんだか妙に話がかみ合わないことがあった。

Toyotacorollae70X70_toyota_mark23rdstarletsi

「Oさん、ナナマルってカローラ、スプリンターですよね?」
「違うよ~。マークII、クレスタ、チェイサーだよ」
「あー、だから話がかみ合わなかったんですねー。でも、うちらの他に『ナナマルと言えばFFスターレットだべや』なんていう人がいたらもっと激しくかみ合わなかったでしょうね」
「違いない、ぎゃはははは」

と、祖父の通夜に、そんなクルマの話で盛り上がっていたのだ。

Toyota_land_cruiser_hzj76hv_001だが、そんな従兄の兄ちゃんと私が見落としていた車種があった。それがナナマルのランクルだ。幸いなことに、ランクルやジープ、ジムニーといった「サカナ」をもって鉄錆臭い話に乱入してくるもの好きはいなかったが、もしいたらどうなっていたことやら。

知人には、大瀧詠一の話をしている相手となぜか話がかみ合わなくて、よく話を聞いてみたら太田螢一の話かと思ったとか、はたまた別の知人では、ニール・マッケンジーの話をしていたら、相手が首をひねり「新沼謙治ってバイク乗ったっけ?」と、笑いをかみ殺すのに苦労した覚えがある。

さて、何でこんなマクラを持ってきたかというとだ、何でもトヨタがランドクルーザー70を10年振り(!!)に再販するというニュースを知ってしまったからだ。似たような話がそんなに遠くない昔にあったなぁと思って検索してみたら、トヨタのシエンタも一度販売終了したが1年経たないうちに復活、というサイトにヒットした。でも、シエンタはそう時間もたっていないうちに販売再開だから、技術的な物とか金型とかラインとかも、比較的すぐに復活できたんじゃないだろうか。

でもランクルは、日本じゃ10年振りの復活だ。シエンタの時のような技術的なブランクは問題にならなかったんだろうか。それとも、海外では「現役」として生産されていて、逆輸入の形で入ってきたのだろうか。
トランスミッションも5速マニュアルのみという潔さ。なんと すんばらすぃ じゃあ~りませんか。

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2014.08.23

【Digital】育ちがいいんだろうなぁ【Archives】幸せの骨頂 / 清水ミチコ

Shimizu当初はこのテープを MP3 化するつもりはなかった。しかし、「どんなネタが入っていたっけ?」を聞いてしまったのが運の尽き。ぐいぐいと1987年当時の清水ミチコワールドに引き込まれ、27年経っても変わらない面白さに圧倒されてしまった。


私は音楽と関係のあるギャグ、コミックソングが好きで、そのきっかけは多分、中学時代に友人に借りた変なオムニバステープにYMOの25センチアルバム「増殖」に収録されていたスネークマンショーの「ここは警察じゃないよ」が入っていたからだと思う。

もちろんその当時は、そのギャグが誰のものなのかが分からず、ただその友人と「だぁれぇ?」「警察だ。ここを開けるんだ。お前を逮捕する」「警察はここじゃないよぉ」とじゃれあっていたのだが、後々のスネークマンショーのアルバム「スネークマンショー」で「はい、菊池です」や、「盗聴エディ3部作」、それから先述の「増殖」に収録されていた「NICE AGE」が、ポール・マッカートニー大麻不法所持の現行犯逮捕に深く関わっていたとは、その当時は全く知らなかった。


F0232256_1824510・・・・・・相当激しく脱線したな。
1987年。高校2年生。その当時清水ミチコという存在を知っていたかどうかは怪しい。テレビで見たのか、それとも、やっぱりFM情報誌のレビューによるもので、レンタル屋にあったら借りようと唾をつけていたのか。その当時、レンタル屋で借りてきたLP、CDの録音にTDKのSAというハイポジションテープを使っていたのは、後々にも良い音で聞きたいという気持ちの表れだったのか。

という訳で、清水ミチコさんの「幸せの骨頂」なのだが、これはさほど大きくないライブハウスでの一発録り、という印象を持った。清水さんとオーディエンスの拍手の音がかなり近い。そして、圧巻というか、現代でも十分に通じるように思えるネタが、「音楽講座・オン・ピアノ - ネコ踏んじゃったパロディ」「富士山爆発」「やな六人」「十年前の矢野顕子」あたりになるのかなぁ。

「ネコ踏んじゃった」は、まず普通の「ネコ踏んじゃった」、そして、松田聖子の「ミケ踏んじゃった」、五輪真弓の「化け猫」、ノイローゼ気味の松任谷由実の「イリオモテが死んだ朝に」、うーん、これはネコ踏んじゃった原曲のイメージが全くないような気もするんだけど、まぁ、それはそれで。そして、モーツァルトやベートーベンというクラシック界の大御所、あとはキース・ジャレットがどう弾くか、また、これまではカール・ルイスと呼んでいた物が、これからはベン・ジョンソンが弾いたらで、曲名が「9秒83」なんてネタに展開していくのだが、どれを取っても「ありそうだな」と思えるところが凄い。流石に世界的な陸上選手がピアノと向き合うというのはあまりなさそうだとは思ったけど。

松田聖子の「ミケ踏んじゃった」は、普通のネコ踏んじゃったよりもオクターブが高かった。
五輪真弓の「化け猫」は、冒頭に「恋人よ」が来て、それからは転調っていうのかな、非常に暗いネコ踏んじゃったが続き、最後には葬送行進曲、ときた。
ノイローゼ気味の松任谷由実の「イリオモテが死んだ朝に」は・・・、清水ミチコさんによる松任谷由実の歌真似で、実際にありそうな気分にさせられた。
そして、モーツァルトのネコ踏んじゃったは、なんか明るく、キラキラしている感じを受け、落ちに「アイネ・クライト・ナハトムジーク」が来た。対しベートーベンは、何というか、激情を鍵盤に叩き付けるかのような力強さと「これでもか」というしつこさ、なんて感じも受けた、おヤクソクの「運命」のフレーズも入ってきたりして、ま、やっぱりありそうだな、と。
キース・ジャレットに関しては全く知識がないため、「こうだ」と言われたら「そうなの」と答えざるを得ない。
カール・ルイスからベン・ジョンソンの「9秒83」は、大体想像がつくと思うし、多分今だった、ウサイン・ボルトになりそう。これは、ネコ踏んじゃったのフレーズ、印象を残しながら猛烈な速弾きだった。

「富士山爆発」は、おそらくヘリ搭乗でのレポートの再現だと思うんだけど、その効果音が電動鉛筆削りだったり。

「やな六人」は、楠田恵理子の物まねをオーバーダビングして「帰ってきた楠田枝里子」「楠田枝里子セブン」「楠田枝里子ゾフィー」「楠田枝里子タロウ」「楠田枝里子の母」「楠田枝里子の父」とやり「ロボットという古いタイプではない。せめてレプリカントとでも呼んでください」と畳み込んでくるという。

「十年前の矢野顕子」は、今現在の矢野顕子でも同じなんじゃなかろうか。矢野顕子さんが「あんたがたどこさ」と「ひょっこりひょうたん島」を歌うとこんな感じになるんじゃないか、とホントに強い説得力を持って迫ってきた。

01 清水ミチコ - オープニング・アナウンス
02 清水ミチコ - I Feel Sad
03 清水ミチコ - 慰問の女
04 清水ミチコ - 放送特別音楽講座
05 清水ミチコ - 音楽講座・オン・ピアノ - ネコ踏んじゃったパロディ
06 清水ミチコ - 柴山ビニール
07 清水ミチコ - 渡米するあなたに
08 清水ミチコ - ウィ・セシボン
09 清水ミチコ - 世界のくしゃみ
10 清水ミチコ - カメヤマ美容室

11 清水ミチコ - ピアノであそぼう - ドのジャズ ~ オーメン
12 清水ミチコ - 富士山爆発
13 清水ミチコ - 寿し屋の注文
14 清水ミチコ - アルプス一万尺
15 清水ミチコ - 二人の比較
16 清水ミチコ - 謎の中華三昧
17 清水ミチコ - オーシャンゼリゼ
18 清水ミチコ - 五人の港
19 清水ミチコ - いたわり
20 清水ミチコ - やな六人

21 清水ミチコ - 2x3=6
22 清水ミチコ - ドレミのうた
23 清水ミチコ - その後の寿し屋
24 清水ミチコ - 十年前の矢野顕子
25 清水ミチコ - Lover Comeback To Me

このカセットケースの背には、アルファベットのテンプレートを使って「SHIAWASE NO KOCCHO / MICHIKO SHIMIZU」と書かれていたし、そのテープの内容も覚えているつもりだった。が、改めて聞き直してみると、覚えていたはずのネタにもかかわらず、笑うことができた。これはこれで結構有意義な時間だったような気も、する。

そして、清水ミチコという人は、品と育ちが良く、頭の回転が速く、「ボール」を投げたら思った以上の大ホームランを打ってくれそう、そんな気がする。


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2014.08.21

入門曲?

テルミンネタでもうちょっと引っ張ってみる。な~に、ネタはまだまだあるぜ、けけけけけ。

この不思議な赤い小箱がついてきた大人の科学マガジンの本誌によれば、小山田圭吾さん曰く「ギター小僧の Smoke on the Water 的な曲が Scorpions の、滝廉太郎の『荒城の月』」なんだそうで。



Scorpions の ボーカル、Rudolf Schenker(ルドルフ・シェンカー)とオーディエンスによる荒城の月は、会場の温度を数度上げたことだろう。この例に限らず、外タレがジャパンツアーをするときは、演奏する土地の言葉やCMソングみたいな曲もやるらしい。昔あった「タモリの音楽は世界だ」でデーモン小暮(現デーモン閣下)がそのようなことを話していた。

また、2006年に札幌ドームにやってきた The Rolling Stonesミック・ジャガー(Sir Michael Philip Jagger)に至っては、MCで「札幌に来れてなまらよかった(訳 札幌に来ることができてとてもよかった)」「次の曲はみんな知ってるべや(訳 次の曲はみなさんご存知でしょう)」「また来るべや(訳 次の機会を待ってろよ)」と誰から教わったのか怪しい北海道弁を話し、ライブに参戦した人は涙を流して喜んだという(多少脚色アリ)。


という訳で、私のつたない「荒城の月」を以下に・・・。

ヘッドホンで聞いている人は多分、質の悪い酒を飲んだ後のように悪酔いしてしまうんじゃないかと多少危惧もしていたりするが、背景に THE OFFSPRING のドクロマークを置いた動画はまだ2つ残っている。いつまた出てくるか、震えて待たれたい。けけけけけ。

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2014.08.20

タイヤ要らん?

我がアジト内にはタイヤが12本あった。過去形なのは4本処分したから。

その内訳だが、まず、頂き物のタイヤラックに DUNLOP のスタッドレスタイヤ WINTER MAXX に、シゴト場の知人からの頂き物の黒いアルミホイールが組んである。155/65-13 という、今だったら軽自動車のタイヤでも小さい部類になるんだろうなぁ。

このタイヤ、年末も押し迫った時期の深夜に、それまで履いていたスタッドレスタイヤ、BRIDGESTONE REVO1 155/65-13 がパンクし、そのままの状態で手当てできそうなガソリンスタンドまで走ったのがいけなかった。修理してホイールに組んでも空気が漏れる、と店員に言われ、仕方なくガソリンスタンドからタイヤを買ってしまった。それが WINTER MAXX だったのだが、これが思った以上にコントロール性が良かった。良い方に誤算だった。

BRIDGESTONE 自体は2006年に手に入れたもので、パンクした時点で6年の時間が経っていた、んだな。まだまだ十分に走れると思っていたし、残り溝が足りないようだったらそのまま履き潰してしまおうか、とも思っていた。で、BRIDGESTONE REVO1 はカーショップの夏の終わりの早期予約の割引で手に入れ、その時に外したタイヤが YOKOHAMA GUARDEX F720 で、それが寝室の角に積んである。

さらにその上に積んであったのが、今回処分した BRIDGESTONE POTENZA GⅢ で、これは競技会に出て帰るときに、「何か悪い物」を食ったっぽく、空気を入れても入れたそばから漏れていく感じだった。このときにはちゃんとスペアタイヤに履き替えて、ガソリンスタンドに修理お願いと持ち込んだのだが、穴が開いた位置が微妙に悪かった。トレッド面とサイドウォールの中間ぐらいで、このタイヤで無理無茶はできないなぁ、と思いながらも、履き潰し用として保存していた。

で、ヤフオクで比較的格安で手に入れたのが、YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD07 の 165/60-13 だったのだが、オートバックスに「タイヤ替えてくれー」と持ち込んだら、ホイールがちょっとボディからはみ出ているっぽいからウチではできない、と断られ、仕方なく当時のシゴト場の近くの出光のスタンドで交換してもらったのだ。

それにしても、やっぱり軽自動車だからなのだろうか。タイヤが想像以上に減らない。
履き潰し用、遊び用として GUARDEX を置いてはいるものの、さて、その機会はいつ来るかな。

さて、今回処分した BRIDGESTONE だが、某所では「処分するからカネ寄越せ」とそのようなことを言われ、他をあたってみたら「本来なら処分料を頂くんですが・・・・・・、今回は内緒で」と天使のようなセリフを言われ、もー、頭を下げっぱなし。とりあえず、アジト内のガラクタがちょっとだけ、少なくなった。

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2014.08.17

【Theramin mini challenge】君が代

大人の科学マガジンの付録、テルミン mini、相当前に手に入れ、組み立てては、気持ちの平穏のためにちょこちょこ音出しをしていた。しかし、何か適当な曲を「演奏」してみても、その姿をデジカメの動画機能を用いて撮影し、見返してみると・・・・・・・・・、自分で演っていながら何という曲を演っているのか、さっぱり分からなかった。

そして、その現実のあまりのバカバカしさに爆笑し、これはしばらくの間は人様にお見せするようなものにならないな、と判断し、ただひたすらに音出しだけに専念していた。ただ、どうにもこうにも眠れないときなどにこの赤い小箱のアンテナに手をかざして、音程が変わる正弦波に意識を向けていると、これがまた妙に気持ちが落ち着き、眠れなかったものが眠れたりしたのだ。

しばらくはそんな「密室芸」として密かに音出しを楽しんでいたのだが、この赤い小箱とある程度以上付き合うようになると、鼻歌で再現できる曲だったらある程度は演奏できるよう(な気に)になった。

最初に他人様にお披露目したのは、求職活動中に老人福祉施設に面接に行ったときだ。指定されたのがちょうど敬老の日だったため、電話で「じゃ何か出し物をお持ちしましょうか云々」という話になった。

そして当日。面接の後にじーさんばーさんの前に立ち、確か「君が代」と「里の秋」と「宗谷岬」を演ったのだ。そして、「宗谷岬」は練習もしたことがない曲だったのだが、じーさんばーさんの歌に合わせて音を合わせていくという変なセッションみたいな感じになり、それはそれで楽しかったりもした。まぁ、面接の結果は不採用だったけど。

そんなこんなで、演奏できそうな曲を見つけては試してみて、できそうだったらもうちょっと深く掘り下げる、なんてことをやり、そしてまたデジカメで撮ってみた。その動画を見返したときは、「この曲だ」と分かって最初から聞いてみたなら、その曲に聞こえないこともないのだが、何も知らされないで途中から聞いてみたら、やっぱり何を演っているのかが分からないくさい。自分だけの判断じゃ如何ともし難いので、それじゃ他人様に聞いてもらおうかいと、YouTube にアップしてみる次第なのだ。

でも・・・、最初にアップするのが国歌、しかも、改めて聞き直してみると、ところどころ怪しい部分もあったりするんだけど、そこのところは笑って許してほしい。

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2014.08.14

月はどっちに出ている

ワタクシ事ながら甚だ恐縮なのだが・・・、あ、ブログはワタクシ事のオンパレードか。

とりあえず・・・、昨日、8月13日水曜日に、私はまた一つ年を重ねた。
閉塞感に苛まされて、多分に息苦しさ、生き辛さを抱えている現状において、こんな私にも「おめでとう」というメッセージを送ってくれる方がいらっしゃることに、嬉しさから恥ずかしながら涙が出た。

ネット上、リアルに関しても、まだ「鎖国」状態から脱せそうにない。なので、今の私がお返しできるのはこれくらいしかない。そうそう、数日前の満月はスーパームーンだったそうで。道理で空が明るい訳だ。そんなお月様画像と、近所の寺と雲と月の組み合わせがどう写るかをちょっと試してみた、そんな画像を並べてみる。

Img_2742Img_2745

ヘボいけど。画像のサイズもデカいけど。そして、


本当に

どうもありがとう。


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2014.08.13

【Digital】私がアート・オブ・ノイズを・・・【Archives】Into Battle With The Art of Noise / The Art of Noise

Into_battle_with_the_2


私がアート・オブ・ノイズ(The Art of Noise)を知ったきっかけは何だったろう。音楽環境があまり優れているとは言えない田舎暮らし。なので、多分、FM情報誌か、それと連動しての NHK-FM のクロスオーバー・イレブンの2択でほぼ間違いないと思うのだが・・・。最初に聞いた曲は覚えている。「クローズ・アップ(ホップ)」だ。ということはやっぱり、クロスオーバー・イレブン、かな。以前、トレヴァー・ホーンのシゴトのことを取り上げたが、おそらくそれがファースト・コンタクトだったと思う。

やっぱり衝撃的だったよ。破壊的で衝撃的なスネア、重いバスドラ、サンプリングされた叫び声、それらが耳に残り、アタマに巣食って渦を巻くんだもん。で、この曲の次が名曲「ラジオ・スターの悲劇」と来たもんだ。

それから、トレヴァー・ホーンやアート・オブ・ノイズに関わる情報はないかと、目を皿にように見開き、耳をダンボのようにして情報収集に励んだのだが、そこはそれ。田舎暮らしの貧乏中学生(~高校生)。ソースはFMとFM情報誌しかないんだよ。そういう音楽的閉塞感から逃れたいからと、工業都市の高校に進学し、駅前にあったレンタルレコード屋に入り浸るようになったんだ。

そして、そこでLPレコードをディグって発見したのが「Into Battle With The Art of Noise」なのだ。レンタルレコードだと時間を経るごとに盤面が劣化していくのだが、このレコードはさほど回転していなかったのか、30年近く前に録音したとは思えない大変クリアな音質を保っていた。針ノイズもほとんど聞こえなかった。

だけど、曲的にはどう考えたら良いのかな? A面で一つの組曲、B面も同様。メモ用紙にアルファベットと数字のテンプレートを使って曲目を書いてカセットテープと一緒にケースの中に突っ込んでいたんだけど、それには


BEAT BOX 9.06
BATTLE
THE ARMY NOW
DONNNA

Ztis100_13si237a_thelabelZtis100_13si237b_thelabel


MOMENTS IN LOVE 14.33
BRIGHT NOISE
FLESH IN ARMOUR
COMES AND GOES
MOMENTS IN LOVE

なんて具合で書かれていたのに対し、最初に貼り付けたジャケット画像や英語の Wikipedia によると、記されていた曲名全てに尺が書かれていた。それじゃー、サウンドデータをその尺を参考にして切り分けていったら、あらピッタリ。

Battle
Beat Box
The Army Now
Donnna

Moments in Love
Bright Noise
Flesh in Armour
Comes and Goes
Moment in love


ただ、曲と曲の間に明確な隙間がほとんど無いに等しかったため、ホントにこれでいいのか、とやや疑心暗鬼になったりも、した。

大体、アート・オブ・ノイズ自体、同じ曲なのに違うバージョンを出したり、といったようなことを頻繁にしていたため、その辺りはしっかりした見極めが必要になってくるのかもしれない。


Img017_3ちなみに、なぜか1986年夏にアート・オブ・ノイズが来日して、夜のヒットスタジオに出た時の新聞のラテ欄の切り抜きもこのカセットケースの中に入っていたのだが・・・、番組紹介の文章を書いた人はアート・オブ・ノイズの音楽性を理解していたのか、はなはだ疑問を感じた。

大体、「ピーター・ガンのテーマ」自体インストだし。サラ・ヴォーンが歌っているというレアケースもあったりするけど、やっぱり基本はインスト。そして、番組で演ったのは「Paranoimia」という(苦笑)。


そして、その番組の出演者を見ると、懐かしいの一言で片づけられないような、ね。3030


Img019

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