2014.08.21

入門曲?

テルミンネタでもうちょっと引っ張ってみる。な~に、ネタはまだまだあるぜ、けけけけけ。

この不思議な赤い小箱がついてきた大人の科学マガジンの本誌によれば、小山田圭吾さん曰く「ギター小僧の Smoke on the Water 的な曲が Scorpions の、滝廉太郎の『荒城の月』」なんだそうで。



Scorpions の ボーカル、Rudolf Schenker(ルドルフ・シェンカー)とオーディエンスによる荒城の月は、会場の温度を数度上げたことだろう。この例に限らず、外タレがジャパンツアーをするときは、演奏する土地の言葉やCMソングみたいな曲もやるらしい。昔あった「タモリの音楽は世界だ」でデーモン小暮(現デーモン閣下)がそのようなことを話していた。

また、2006年に札幌ドームにやってきた The Rolling Stonesミック・ジャガー(Sir Michael Philip Jagger)に至っては、MCで「札幌に来れてなまらよかった(訳 札幌に来ることができてとてもよかった)」「次の曲はみんな知ってるべや(訳 次の曲はみなさんご存知でしょう)」「また来るべや(訳 次の機会を待ってろよ)」と誰から教わったのか怪しい北海道弁を話し、ライブに参戦した人は涙を流して喜んだという(多少脚色アリ)。


という訳で、私のつたない「荒城の月」を以下に・・・。

ヘッドホンで聞いている人は多分、質の悪い酒を飲んだ後のように悪酔いしてしまうんじゃないかと多少危惧もしていたりするが、背景に THE OFFSPRING のドクロマークを置いた動画はまだ2つ残っている。いつまた出てくるか、震えて待たれたい。けけけけけ。

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2014.08.17

【Theramin mini challenge】君が代

大人の科学マガジンの付録、テルミン mini、相当前に手に入れ、組み立てては、気持ちの平穏のためにちょこちょこ音出しをしていた。しかし、何か適当な曲を「演奏」してみても、その姿をデジカメの動画機能を用いて撮影し、見返してみると・・・・・・・・・、自分で演っていながら何という曲を演っているのか、さっぱり分からなかった。

そして、その現実のあまりのバカバカしさに爆笑し、これはしばらくの間は人様にお見せするようなものにならないな、と判断し、ただひたすらに音出しだけに専念していた。ただ、どうにもこうにも眠れないときなどにこの赤い小箱のアンテナに手をかざして、音程が変わる正弦波に意識を向けていると、これがまた妙に気持ちが落ち着き、眠れなかったものが眠れたりしたのだ。

しばらくはそんな「密室芸」として密かに音出しを楽しんでいたのだが、この赤い小箱とある程度以上付き合うようになると、鼻歌で再現できる曲だったらある程度は演奏できるよう(な気に)になった。

最初に他人様にお披露目したのは、求職活動中に老人福祉施設に面接に行ったときだ。指定されたのがちょうど敬老の日だったため、電話で「じゃ何か出し物をお持ちしましょうか云々」という話になった。

そして当日。面接の後にじーさんばーさんの前に立ち、確か「君が代」と「里の秋」と「宗谷岬」を演ったのだ。そして、「宗谷岬」は練習もしたことがない曲だったのだが、じーさんばーさんの歌に合わせて音を合わせていくという変なセッションみたいな感じになり、それはそれで楽しかったりもした。まぁ、面接の結果は不採用だったけど。

そんなこんなで、演奏できそうな曲を見つけては試してみて、できそうだったらもうちょっと深く掘り下げる、なんてことをやり、そしてまたデジカメで撮ってみた。その動画を見返したときは、「この曲だ」と分かって最初から聞いてみたなら、その曲に聞こえないこともないのだが、何も知らされないで途中から聞いてみたら、やっぱり何を演っているのかが分からないくさい。自分だけの判断じゃ如何ともし難いので、それじゃ他人様に聞いてもらおうかいと、YouTube にアップしてみる次第なのだ。

でも・・・、最初にアップするのが国歌、しかも、改めて聞き直してみると、ところどころ怪しい部分もあったりするんだけど、そこのところは笑って許してほしい。

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2014.08.13

【Digital】私がアート・オブ・ノイズを・・・【Archives】Into Battle With The Art of Noise / The Art of Noise

Into_battle_with_the_2


私がアート・オブ・ノイズ(The Art of Noise)を知ったきっかけは何だったろう。音楽環境があまり優れているとは言えない田舎暮らし。なので、多分、FM情報誌か、それと連動しての NHK-FM のクロスオーバー・イレブンの2択でほぼ間違いないと思うのだが・・・。最初に聞いた曲は覚えている。「クローズ・アップ(ホップ)」だ。ということはやっぱり、クロスオーバー・イレブン、かな。以前、トレヴァー・ホーンのシゴトのことを取り上げたが、おそらくそれがファースト・コンタクトだったと思う。

やっぱり衝撃的だったよ。破壊的で衝撃的なスネア、重いバスドラ、サンプリングされた叫び声、それらが耳に残り、アタマに巣食って渦を巻くんだもん。で、この曲の次が名曲「ラジオ・スターの悲劇」と来たもんだ。

それから、トレヴァー・ホーンやアート・オブ・ノイズに関わる情報はないかと、目を皿にように見開き、耳をダンボのようにして情報収集に励んだのだが、そこはそれ。田舎暮らしの貧乏中学生(~高校生)。ソースはFMとFM情報誌しかないんだよ。そういう音楽的閉塞感から逃れたいからと、工業都市の高校に進学し、駅前にあったレンタルレコード屋に入り浸るようになったんだ。

そして、そこでLPレコードをディグって発見したのが「Into Battle With The Art of Noise」なのだ。レンタルレコードだと時間を経るごとに盤面が劣化していくのだが、このレコードはさほど回転していなかったのか、30年近く前に録音したとは思えない大変クリアな音質を保っていた。針ノイズもほとんど聞こえなかった。

だけど、曲的にはどう考えたら良いのかな? A面で一つの組曲、B面も同様。メモ用紙にアルファベットと数字のテンプレートを使って曲目を書いてカセットテープと一緒にケースの中に突っ込んでいたんだけど、それには


BEAT BOX 9.06
BATTLE
THE ARMY NOW
DONNNA

Ztis100_13si237a_thelabelZtis100_13si237b_thelabel


MOMENTS IN LOVE 14.33
BRIGHT NOISE
FLESH IN ARMOUR
COMES AND GOES
MOMENTS IN LOVE

なんて具合で書かれていたのに対し、最初に貼り付けたジャケット画像や英語の Wikipedia によると、記されていた曲名全てに尺が書かれていた。それじゃー、サウンドデータをその尺を参考にして切り分けていったら、あらピッタリ。

Battle
Beat Box
The Army Now
Donnna

Moments in Love
Bright Noise
Flesh in Armour
Comes and Goes
Moment in love


ただ、曲と曲の間に明確な隙間がほとんど無いに等しかったため、ホントにこれでいいのか、とやや疑心暗鬼になったりも、した。

大体、アート・オブ・ノイズ自体、同じ曲なのに違うバージョンを出したり、といったようなことを頻繁にしていたため、その辺りはしっかりした見極めが必要になってくるのかもしれない。


Img017_3ちなみに、なぜか1986年夏にアート・オブ・ノイズが来日して、夜のヒットスタジオに出た時の新聞のラテ欄の切り抜きもこのカセットケースの中に入っていたのだが・・・、番組紹介の文章を書いた人はアート・オブ・ノイズの音楽性を理解していたのか、はなはだ疑問を感じた。

大体、「ピーター・ガンのテーマ」自体インストだし。サラ・ヴォーンが歌っているというレアケースもあったりするけど、やっぱり基本はインスト。そして、番組で演ったのは「Paranoimia」という(苦笑)。


そして、その番組の出演者を見ると、懐かしいの一言で片づけられないような、ね。3030


Img019

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2014.08.10

(ヘタレ)オカルティストによる、TVによる心霊画像の一考察

この時期に、無ければ無いでちと寂しく思うのが心霊現象、怪奇現象、超常現象などを扱ったテレビ番組だ。20年前の地元民放の平日午後のワイド番組では、有名無名問わずで、そのような噂がある場所にリポーターとカメラ部隊を派遣し、まず深夜にロケ敢行し、翌日はその地の周辺、近所で聞き込みをする、という感じのスタイルだった。

そしてスタジオでは、視聴者からの投稿による心霊写真が紹介され、金曜日には坊さん呼んで護摩を焚き、供養する、というのがテッパンだった。

元々北海道は石炭で栄えた地なので、それらの産業遺構のある場所で地元の人のインタビューをすると、「日本人ではない人が強制的に連れてこられて、死んだら死んだで無縁仏」「脱走を図ったものも捕まってしまった人は酷い仕打ちを受ける」云々、という証言が、やっぱりテッパンだった。スタジオではそういう光景を見ていたら霊能者(占い師?)が「その地は地元の心ある人がちゃんと手入れをしている」「そこは、もうある種の聖地のような場所になっている」といったようなコメントをし、その次に番組に寄せられた心霊写真の紹介になるのだが、まぁ、いろんな心霊写真があるもんだわ。

点けていないテレビのブラウン管に大写しになる人の顔だの、観光地で撮った記念写真を見ると、この足は誰の足なんだ? この手は誰のだ? というタイプの写真が紹介されると、大体が「その集団の楽しそうな雰囲気に連れられてきた浮遊霊」だったり、写っているのが個人でその人の手足が透けていたりすると、「事故などで手足の怪我ににご用心」というアドバイスがなされたりした。


そして現在。
いまさら感が強いけど、去る7月16日にTBS系列で放送された『水トク!「世界の怖い夜! 真夏に震える恐怖の絶叫SP」』を見ていたのだが・・・、今は心霊写真というより、心霊動画の方がメインっぽいな。ケータイにも動画機能がついているし、デジカメにも動画機能がある。もはや、誰もがカメラマン、なんて時代だ。ブルーレイレコーダーに録画していたかの番組を見てみると、紹介されたのはやっぱり心霊動画ばかり。余った時間(!?)で、雛壇芸人が心霊スポットを探訪し、ラップ音やポルターガイストによって起こされたと思われる、何らかの物理現象に、その雛壇芸人がビビりまくる、というのも、まぁ、おヤクソクと言えばおヤクソク。

そんなおヤクソク部分はもう、どっかにほっぽっちゃって、と。
よくもまぁ、この世ならざる者が一瞬ではあるけれど存在感を発揮して、レンズの前に現れてくれたな、と思ってしまう。だけど、その「この世ならざる者」が、全部が全部、何らかの現象の積み重ね、偶然の一致によって画像データになったのか、そこのところにどうしても疑問を持ってしまう。鮮明過ぎるがゆえに、逆に信用できない、というか・・・。

たとえばこれ。

尺が短いけど、日本語字幕つきがこれ。

NHKは土曜の夜に放送される「幻解! 超常ファイル」によれば、この「幽霊を乗せた自動車の事故動画」は映像作家によるフィクションであるという。

「世界の怖い夜! 真夏に震える恐怖の絶叫SP」に出てくる動画がフェイクであるとは言わないけど、高画質なカメラに映った「この世ならざる者」はあまりに鮮明過ぎるように感じた。有り得ない場所に映っている顔、信じられない場所から這い出して来る男性の顔、最初は距離が離れた場所にいた「この世ならざる者」が、カメラを振ってまた元に戻したらその存在が近くに移動してきていた・・・・・・。

似たような事例ならUFOにも当てはまる。画像解析の結果、それらしい物体を釣糸で垂らしているとか、CGによるでっちあげとか。

全てが全てインチキであると断定はできない。
しかし、科学的見地から再現実験をしようとしても、再現性が非常に低いのが、幽霊、UFO、あー、超能力も入れてしまおう、などの超常現象だ。ただ、完全アウェイ、猜疑心の目に囲まれた中でも結果を出してきた能力者もいて、彼は今も健在だという。彼の名はユリ・ゲラー。でも・・・・・・、スプーンやフォークを曲げたところで何の役に立とうか(苦笑)。

そう言えば・・・、イギリスの畑じゃ、また複雑怪奇なミステリー・サークル(Crop circle)が作られているのかねぇ。じじぃ二人組が「俺たちが作った」と告白して以来、もの好きたちのイタズラという見方が一般的になったけど、それだけじゃ納得できないぞ。

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2014.08.03

ウホっ、これはイイクルマ♡

煮詰まり気味だったので、気分転換を兼ねて近郊の解体屋に行ってきた。
天候、晴れ 微風。その状態で、我がクルマのエアコンは頑張ってくれるのかをテストしたかった、というのもある。

エンジンを掛ける。そしてエアコンスイッチポチっとな~。
ふむ、エアコンのコンプレッサーは轟音を立てて頑張ってくれているようだ。日が差していない状態だと、まぁ、それなりに涼風を感じた。が、炎天下を走っているうちにそれなりの涼風温風へと変わり、風量スイッチ最大、内気循環モードにしても温風熱風へと変わった。

涼しい顔して窓を閉めているものの、半そでから出た腕に汗が流れる・・・。

解体屋到着。クルマの下を覗いてみても・・・、「お漏らし」している様子がない。ひょっとしたら、これは大問題か?
そして、広大なヤードに入って我がクルマに使えそうなネタはないものかと軽自動車コーナーをうろついてみた。が、収穫らしい収穫は、なかった。

ならば次は面白そうなネタを探してみた。そしたらあるじゃないの、カネがあったら「これください」と言ってしまいたくなるようなイイクルマが。


じゃん♡

Dsc_0003


トヨタ カリーナの SE だ。私が乗っていた AA63、FRカリーナの最終型と並行販売されたFFカリーナの初代。このクルマは、AT151 ってところかな? 正面シチサンで見ると外装もきれいだし、ホントにこのまま乗って帰りたくなる。
いやー、こんなサプライズがあるとは、あー、デジカメ持ってこれば良かった。

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お尻のラインも最高だ。テールランプはホントに、私が乗っていたFRカリーナのイメージを彷彿とさせる。

外装のダメージと言ったら、運転席後ろのドアに結構大きめ目で激しい凹みがあるくらい。自動車板金のプロだったり、運良くそのドアパネルが見つかれば、そこの交換だけでホントに路上に復帰できるんじゃないかと思った。


あ、以降はカリーナ画像はありません。

運転席ドアを開ける。うん、このグリップ感は安心感すら覚えるな~。今乗っているクルマは、まぁ、軽自動車ってこともあるんだろうけど、グリップをそのまま起こしてドアを引っ張るんだ。だけどカリーナは、表に出ているカバーの下の・・・・・・・・・・・・、なんて書けばいいんだ、これは・・・。カバーの下に存在感を主張している押し込み型のノブ、ってことで分かってもらえるだろうか。

この差は大きいよ。特に冬場。雪が降っている中を走ってシゴトに向ったとしよう。仕事中も雪が降ったりやんだりで、気温は0度を下回る屋外の駐車場。出勤のために走り、一度温まったクルマは駐車場にいる間、ずっと零下に晒される。するとドアが凍るんだよ。正確には、気密性を保つためにドアと車体の間にあるゴムが凍る。

今乗っているクルマはその状態になると、華奢なノブを無理矢理に引っ張ってドアを開けるんだけど、その時にそのドアノブが分解してしまうんじゃないかと不安になる。それが怖いから、出勤の時には開閉もしなかった助手席ドアからのアプローチを試みるのだが、車上荒らしイタズラかで鍵穴をドライバーか何かで潰された助手席のドア鍵。仕方がないからここの解体屋で助手席用のドアシリンダーをもぎ取ってきて交換したのだが、これが冬に冷えてしまうと、正しい鍵を突っ込んで回してもロックが解除されない。

仕方がない。選択肢は残りのドア、つまりリアゲートを開けて体を潜り込ませ、エンジンを始動させてちょっと待つ、という方法しか残っていない。・・・・・・、だけどさ、私のクルマはリア周りの剛性感を高めるために鉄製のピラーバー・・・、分かりやすく書くと、大きな開口部のリアゲートを上下に二分するように突っ張り棒を入れているのだ。

ピラーバーの上から体を滑り込ませようとしたが、ちょと無理があった。次は、リアシートを倒してピラーバーの下をくぐる作戦をとった。

えー・・・、私のクルマのリアシートには、エンジンオイル缶2個、ウィンドウォッシャー液の原液がレジ袋に入り、レジ袋の穴にリアシートベルトを通して、急ブレーキやオカマを掘られた時の用心のために固定してある。そのシートベルトのバックルを開放して荷物をバラし、それでようやく運転席までたど・・・・・・・・・、運転席にレカロ(のOEM)を入れていると、後ろから運転席へのアクセスが非常に厳しい。結局、助手席の背もたれを倒して、何とかエンジンの始動に成功した。

エンジンに火が入り、車室内も少しは温まると、それまで頑強に抵抗していた運転席ドアのウェザーストリップ(ゴム、ね)も、解体屋からもいできたキーシリンダーも呆気なく降参した。

なーんでこんな苦労をせにゃならんのだ。あー、リモコンエンジンスターターが欲しいわー。あ、5速マニュアル車でサイドブレーキの凍結防止のためにギアを入れておく癖がついていたら、無人車の暴走事故になりかねないし。むー。

でも、カリーナはカバーの下にあるドアノブを押し上げ、それで「かちゃっ」と音がしたらただドアを引っ張ればいい。ゴムが なんて悲鳴を上げようが関係なし。ただ、冬場に洗車してドアノブあたりの水分が凍ってしまうと、押し上げたドアノブが戻ってこない、なんてこともあったけど・・・、車室内が適当に温まったらドアノブの凍結も解消された。

そんなときに一番有効なのが、ヤカンのお湯をぶっかけるか、解氷スプレーを使うだけど、そんなときに限ってお湯もスプレーも調達できなかったりするんだよなー。


って、冬場のクルマのドアの開け閉めだけで、何でこんなに文章を打たなきゃならないんだ?
話をカリーナに戻そう。運転席ドアを開けてメーターを見る。ツイントリップメーターは健在だった(涙)。走行距離・・・・・・、チェックするの忘れた(^^ゞ。そして、豪華にもオートエアコンがついていた。私が乗っていたカリーナもオートエアコンで、風量や吹き出し口、設定温度は全てダイヤル式だった。でも、ここにあったカリーナはレバー式。

オートエアコンも一長一短があって、冬場にちょっと窓を開けて空気の入れ替え&気分の持ち上げをすると、その寒気をどこで拾うのか、設定温度を変えていないのにも関わらず足元暖房全開になって、それじゃ暑いからと風量を最弱にしても、微弱な熱風が足元に送られるんだよ。窓を閉めて少し経てばその現象も収まるんだけど、ひょっとしたらこのカリーナも同じ症状を持っていたりして。

で、豪華装備、オートエアコンが装着されていたのにも関わらず、窓の上げ下げは手動。手動。手動。ハンドパワーウィンドウだ。オートエアコンにこだわっていながら窓は手回しってのは一体・・・。窓の開閉のためにキーをひねらなくていいメリットもあるが、前後左右の窓を運転席で管理できないというデメリットも。

そして、このカリーナにもしもサンルーフがついていたら・・・、私ゃオーナーのセンスを疑ってしまうね。さすがにそれはなかったけど。

ドアを閉めた。その音もかつての相棒を思い出す。文字で表すなら、ばどん、だな。敢えて今乗っているクルマのドアを閉める音を文字にするとしたら・・・・・・、ばしゃん、かな。中型セダンと元々商用の軽自動車を比較すること自体、全く無意味だが。

つかの間のタイムトリップだった。大量生産されていたモノが徐々に姿を消し、生き残ったモノがその存在を通してその時代を映してくれる。ここは解体屋なので、ぶっちゃけるとクルマの墓場ということになる。まぁ、もうすぐお盆なので、そういった存在が呟く声に耳を傾けるのも一興かとは思う。


さすがに、フロントガラスが蜘蛛の巣状に割れて、明らかに人を食っていそうなクルマ、いや、クルマは悪くないんだよな。でも、そういう存在の声は聞きたくないな。あ、そういうクルマはさっさと部品ごとにバラして輸出させちゃうか・・・。


帰り道もエアコン全開で走ってきたけれど・・・、やっぱり「お漏らし」はしていないなぁ。リキッドタンクの窓を見ると泡立っているのが見えたから、ガスが抜けちゃったかな? 8月、お盆の声を聞くようになるとエアコンを冷房として使うこともなくなっていくだろう。それまでの辛抱だな、うん。それにしても・・・、「エアコン全開」の車内より外の方が涼しいのはちょっとね・・・。で、店に入ると寒いんだこれが。むー。

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2014.07.05

【Digital】これは酷い。あまりに酷い【Archives】Space Invaders(Bootleg) / YMO

昔、シゴト場の「音もだち」のオガタさんに借りたのが、YMOとしては珍しい存在の海賊盤で、その名も「Space Invaders」だ。確かにYMOのファーストアルバムA面の最後には「COMPUTER GAME ”Theme from the Invader”」、「コンピューターゲーム(インベーダーのテーマ)」があるけど、それは曲というか、んー、刺身で言うところのツマ的なもんじゃないのか、なんて思っていたのだが、この海賊盤を作った人は「日本人が訳の分からん装置を持ち込んで音楽みたいなことをやっている。インベーダーゲームのようなものか?」なんて思ったのだろうか。

さて置き、この「Space Invaders」の酷いところは、まず、曲のクレジットがインチキであること。そして、音質もどうしようもなく悪いこと。そのCDを借りたのが結構昔なので、CDのアートワークに関しての記憶は既にない。

じゃまず、インチキなクレジットを貼り付けてみよう。明らかにインチキである部分には色を着けていく。


YMO - Space Invaders(Bootleg)
Live in The USA 1980

01 YMO - Behind The Mask
02 YMO - Rydeen
03 YMO - Nice Age
04 YMO - The End of Eden
05 YMO - Citizens of Science

06 YMO - La Femme Chinone
07 YMO - Canton boy
08 YMO - Firecracker
09 YMO - Cosmic Surfin'
10 YMO - Space Invader
11 YMO - Yellow Magic

なんてことをしてみたけど、実際のところは3曲目から既にインチキだったりする。
もー、曲順もぐちゃぐちゃだし、曲のタイトルも残念な部分があるし、「知らねぇ曲」も、ある。なんだなんだ、The End of Eden って。The End of Asia と The Core of Eden をごっちゃにしてしまったのかな?

じゃ、以下には正しい曲順を。


01 YMO - Behind The Mask
02 YMO - Rydeen
03 YMO - Maps
04 YMO - Nice Age
05 YMO - The Core of Eden
06 YMO - Citizens of Science
07 YMO - La Femme Chinoise
08 YMO - Radio Junk
09 YMO - Zai Kung Tong Boy
10 YMO - Firecracker
11 YMO - Cosmic Surfin'

海賊盤の制作者はYMO「しか」知らなかったのかしら?
3曲目は第二次ワールドツアーのサポートギタリスト、大村憲司さんの曲だし、5曲目はユキヒロさん、9曲目は矢野顕子さんの曲だ。

大村憲司さんの Maps は YouTube ではリクエストにより埋め込み無効なので、これをクリックしてくだされ。

矢野顕子さんの「在広東少年」埋め込み無効か。2度のワールドツアーのCDでは、アッコちゃんの歌声の一部が編集されていたけど、海賊盤だとそういうこともなく・・・。在広東少年が世に出た時もそういうことがあったのかなぁ。って、重箱の隅をつつくようなことは止めよう。要は、インチキ極まりない海賊盤もデジタル化を終えた、それだけだ。


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2014.07.02

一粒で、何度美味しい?

暇つぶしにハードオフで色々と物色していると、「何だこれは」と衝撃を受けたレコードを発掘するに至った。

Img010

似たようなタイトルの曲は、(多分)誰もが知っている狩人の「あずさ2号」が有名だ。

だから、アジトに持ち帰り封を切って中身を確かめるまでは、「あずさ2号の二匹目のドジョウ的なもんじゃね?」確信し、ジャケットに写っている国鉄色の特急電車は何系だ、おお、湘南色の電車もあるなぁ、と、曲のことなど全く考えずに、ただニヤニヤしていた。

が、いざ開封してみると・・・・・・、まず、アーティストの BUZZ に関しては全く知識がない。しかし、歌詞などが書かれている裏を見ると、え? あれ? こっちの方が先であるという事実にまず驚いた。

Img011

Wikipediaによれば、「あずさ2号」のリリースは昭和52(1977)年3月25日なのに対し、「はつかり5号」は昭和50(1975)年5月10日リリースと、2年近く先に「はつかり5号」は世に出ていた。しかし、驚きはまだあった。B面の「サマー・ビーチ・ガール」の作詞が竜まち子、作曲、編曲が高橋幸宏だった。


何だと!?


Title竜まち子が竜真知子の変名で、「あずさ2号」の歌詞を書いたのも竜真知子であるというのは、A面、B面の違いがあるにせよ、似たようなタイトルの曲に関係しているのは偶然なのだろうか。
そして、作曲が高橋幸宏。YMO信者として鼻血物である。ユキヒロさん、こういうシゴトもしていたの?

Playersだがしかし、驚きはまだ終わらなかった。
この曲を演奏していた人のクレジットもあったのだが、それはさらに鼻血を出す要因となった。ギターが高中正義伊藤銀次、小出博志、は BUZZ の人か。で、キーボードが今井 裕、小出さんと同じく、BUZZ の人、東郷昌和、ベースの重見 博・・・は検索しても見つけることができなかった・・・、そしてドラムが高橋幸宏。フォークコンビのバックに、後藤次利以外のサディスティックスが揃い踏みである。これを驚きと言わずして何と言おう。

ホントに思わぬところに思わぬ形で興味深いものを発掘しちゃったなぁ。良い意味で、犬も歩けば棒に当たる、だな、こりゃ。これだもん、チープな「宝探し」は止められない。


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2014.06.09

【Digital】なんだなんだ、このテープは【Archives】制作日時不明、意図不明

今回アップするネタでは、まず初めにトラックリストを貼り付けておくことにする。

01 渡辺真知子 - 唇よ、熱く君を語れ
02 ファニー・カンパニー - スウィート・ホーム大阪
03 サディスティック・ミカ・バンド - タイムマシーンにお願い
04 海援隊 - JODAN JODAN
05 井上陽水 - 東へ西へ
06 カルメン・マキ - 時には母のない子のように
07 ヘドバとダビデ - ナオミの夢
08 南沙織 - 純潔
09 Aram Il'ich Khachaturian - 剣の舞
10 海道はじめとスナッキーガールズ - スナッキーで踊ろう

11 山寺宏一 - ヤンパパの主張
12 アグネス・チャン - 愛の迷い子
13 ジローズ - 戦争を知らない子供たち
14 かまやつひろし - 我が良き友よ(テープ反転)
15 サザンオールスターズ - 勝手にシンドバッド
16 クリスタルキング - 蜃気楼
17 ハイ・ファイ・セット - フィーリング
18 太田裕美 - しあわせ未満
19 天地真理 - ちいさな恋
20 尾崎紀世彦 - また逢う日まで

21 渚ゆう子 - 雨の日のブルース
22 和田アキ子 - どしゃ降りの雨の中で
23 サーカス - Mr.サマータイム
24 五十嵐浩晃 - ペガサスの朝
25 山下久美子 - 赤道小町ドキッ
26 アン・ルイス - グッド・バイ・マイ・ラブ
27 イルカ - 海岸通(尻切れトンボ)

90分テープで、例によって例のごとく、カセットレーベルには何の情報も記されていない。カセットテープを見ても、「このテープ使ったかなぁ?」と全く記憶にないのだ。第一、制作意図すら見出せない。ドライブ用にちょっと長めのテープにありあわせの素材を用いて、何も考えずにテープに詰め込んだのか、とも思ったのだが、なんでハチャトリアン剣の舞がその中に入っているのかが理解できない。大体、レコード、CDも持っていないし。クラシックなら NHK-FM か、とも思ったのだが、FM情報誌を読む習慣は、多分、その頃はなかっただろうし、FM情報誌自体売っていたかどうか・・・。仮に情報誌を読んでいたとしても、剣の舞だけのためにラジカセと向き合ったかどうかも怪しいもんだ。

剣の舞に続いて録音されている「海道はじめとスナッキーガールズ - スナッキーで踊ろう」も、いったいどこで音源を手に入れたのか覚えていない。

当然、「山寺宏一 - ヤンパパの主張」・・・・・・、なぜ私はこの情報を持っているんだ? ・・・・・・あ、当時聞いていて、ハガキ職人みたいなこともやっていた地元民放FM曲の女子大生DJの深夜番組「電波フリークス804」の中で流れたのを抜き出した、のかな。多分、そういうことになると思うのだが、だとすると、それ以外の普通の、まぁ、普通というにはいささか古すぎるような気がしないでもないけど、そのような曲をどうやって調達したのかが、今度は怪しくなってくる。

深く考えるのはやめよう。
このテープ音源をパソコンに取り込んで MP3 化し、そのファイルを曲毎に切り分けて、音声編集ソフトでちょいちょいと手直し・・・、手直し・・・・・・、27曲・・・。正直ちょっとメンドくせー。

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2014.06.01

【Digital】解決は、意外な形で訪れた・・・【Archives】1998(平成10)年4月01日 水曜日 NHK-FM 23:15~ クロスオーバー・イレブン リクエスト特集、ディープ・フォレスト、リッピントーンズ フィーチャリング ラス・フリーマン

このまま 10 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - を無かったこと、聞かなかったこととして、電子の藻屑にしてしまってもよかったのだが、どーもこの、何とも言えないやりきれないさとか、残尿感とか、喉の奥に刺さってしまった魚の骨のような気持ち悪さが残ってしまって、どうにもこうにもやりきれない。正直言うと、気持ちが悪い。

こういうものは、視点を変えることで身近なところに答えがあったりするもんだ。そういう訳で、リッピントーンズの曲を試聴できるサイトに飛び、これか? これか? こうならどうだ? とクリックしたら、あらビンゴ・・・。この二日間の苦闘はあっけないほど簡単に幕が引かれた。じゃ、頼みの YouTube ならどうだ、とその曲名を入れて検索したらしっかりあるし。しかもそのサムネイルは、リッピントーンズの曲名探しをし始めてからずっと目にしていたものだけに、そのあっけなさは、ホントに全身の力が抜けた。

そりゃないぜ~。
エアチェックテープをパソコンに録音し、MP3 化して曲毎にファイルに切り分けた結果、その曲名が分からなかったファイルの尺は2分38秒だった。試聴サイトにあったのは1分29秒。そして、YouTube にあったのは4分09秒・・・。曲名が分からないからと、曲の尺をも目安にしていたのだが、ラジオ番組だと「涼しい顔してフェードアウト」なんてことが割によくあるのだが、よもやここで引っかかるとは、くぅ、なんか悔しい。ええい、その曲は Black Diamond (Acoustic Version) だ、こんちくしょうめ。



01 Crossover Eleven OP
02 Deep Forest - Deep Forest
03 Deep Forest - Sweet Lullaby
04 Deep Forest - Gathering
05 Deep Forest - Madazulu
06 Deep Forest - Deep Weather
07 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Kilimanjaro
08 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Vienna
09 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Deep Powder
10 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Black Diamond (Acoustic Version)
11 Crossover Eleven ED
12 NHK 時報 ~ live Beat '98

最後の「1ピース」を探し当てることはできたけど、なんだろうこの虚脱感というか虚無感というか、やりきれなささというか、どうにも言葉に表せないモヤモヤしたこの気持ちは。

「てめぇが勝手に持った先入観に勝手に振り回されているだけだろうが」と言われればその通りなんだけどさ。その通りなんだけど、曲が盛り上がっているときに FO ってのはどうなの。

ま、まぁ、こういうこともある、いい勉強になった、いいネタができたと自分に言い聞かせて、この辺りでこの3連続のネタはお開きにしよう。

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2014.05.31

【Digital】やれるところまでやってみた【Archives】1998(平成10)年4月01日 水曜日 NHK-FM 23:15~ クロスオーバー・イレブン リクエスト特集、ディープ・フォレスト、リッピントーンズ フィーチャリング ラス・フリーマン

昨日アップ分の続きである。

基本的な手法は変えずに、まず最初に見るサイトを リッピントーンズ フィーチャリング ラス・フリーマン(The Rippingtons (Featuring Russ Freeman))オフィシャルサイトにし、そこの Discography に記されている曲名をあたっていった。

さらには、その昔付き合っていた彼女とのドライブで聞いた記憶があるから、年代的にもある程度絞り込みができた。それに、探す曲といっても4曲だし、1曲分かれば気持ち的にも楽になるだろう。と思って「これか? この曲か?」とシラミつぶし的に当っていくと、そ~れ見つけた。

いや実は、この曲はホントにリッピントーンズのものなのか、実はディープ・フォレストなんじゃないのか、不安になっていたのだ。ジャングルを進んでいくような音風景が広がり、水牛みたいな音すら聞こえる。そのあたりが同もディープ・フォレストっぽい。しかし、曲が始まると、音楽の作り方がどーもディープ・フォレストとは違う、なんとなく腰の据わりが悪い、まぁ、そっち(どっち?)方面的な臭いがしたし、実際に「当たり」を引き当てたことで、やっぱり気持ち的にも楽にはなった。

ただ、リッピントーンズとして YouTube で検索してみても、リッピントーンズとは違う動画も紹介されていたりして、それはそれで厳しいものがあった。それでもなんとか3曲ヒットさせることができた。だが、残りの1曲が非常に手強い。イントロがが♪ふぅ~、ふぅううううぅ~♭というコーラス(?)、ハーモニー(?)から始まって、それで曲の尺が2分40秒弱。ただ、その曲の尺もフェードアウトして行った感じがあるので当てにできないのだ。それに、シラミつぶし作戦でもそのものがヒットしない。いや、多分 Discography の中にはその曲があるのだが、YouTube ではその曲が見つからないだけなのかもしれない。

打つ手は尽きたか? うーん、近所のツタヤにリッピントーンズのCDがあるかどうかも怪しいもんなぁ。それに第一、指向する音楽との方向性が違うから、そうまでして探したいとも思わないんだけど、反面、残り1曲なのにその曲を見つけられないのが悔しいのだ。またいずれ、このネタを引っ張って一つ二つ書き上げるかもしれない。やーれやれ、やっと見つかったよ。でももう、このアーティストとは関わりたくない、なんて思って、それで終わりにするかもしれない。ま、もうちょっと頑張ってみるか。

あ、昨日アップ分には曲のリストを載せなかったな。

01 Crossover Eleven OP
02 Deep Forest - Deep Forest
03 Deep Forest - Sweet Lullaby
04 Deep Forest - Gathering
05 Deep Forest - Madazulu
06 Deep Forest - Deep Weather
07 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Kilimanjaro
08 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Vienna
09 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) - Deep Powder
10 The Rippingtons (Featuring Russ Freeman) -
11 Crossover Eleven ED
12 NHK 時報 ~ live Beat '98

さて、最後の「1ピース」を探し当てることができるかな?


ポチッとよろしく!


PS
時報の後にちょっとだけ録音されていた「Live Beat '98」と、出演バンドを検索してみたら、こちらに放送日時がアップされていた。有りそで無い。無さそで有る。これがネット、なんだよね。

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