2014.08.17

【Theramin mini challenge】君が代

大人の科学マガジンの付録、テルミン mini、相当前に手に入れ、組み立てては、気持ちの平穏のためにちょこちょこ音出しをしていた。しかし、何か適当な曲を「演奏」してみても、その姿をデジカメの動画機能を用いて撮影し、見返してみると・・・・・・・・・、自分で演っていながら何という曲を演っているのか、さっぱり分からなかった。

そして、その現実のあまりのバカバカしさに爆笑し、これはしばらくの間は人様にお見せするようなものにならないな、と判断し、ただひたすらに音出しだけに専念していた。ただ、どうにもこうにも眠れないときなどにこの赤い小箱のアンテナに手をかざして、音程が変わる正弦波に意識を向けていると、これがまた妙に気持ちが落ち着き、眠れなかったものが眠れたりしたのだ。

しばらくはそんな「密室芸」として密かに音出しを楽しんでいたのだが、この赤い小箱とある程度以上付き合うようになると、鼻歌で再現できる曲だったらある程度は演奏できるよう(な気に)になった。

最初に他人様にお披露目したのは、求職活動中に老人福祉施設に面接に行ったときだ。指定されたのがちょうど敬老の日だったため、電話で「じゃ何か出し物をお持ちしましょうか云々」という話になった。

そして当日。面接の後にじーさんばーさんの前に立ち、確か「君が代」と「里の秋」と「宗谷岬」を演ったのだ。そして、「宗谷岬」は練習もしたことがない曲だったのだが、じーさんばーさんの歌に合わせて音を合わせていくという変なセッションみたいな感じになり、それはそれで楽しかったりもした。まぁ、面接の結果は不採用だったけど。

そんなこんなで、演奏できそうな曲を見つけては試してみて、できそうだったらもうちょっと深く掘り下げる、なんてことをやり、そしてまたデジカメで撮ってみた。その動画を見返したときは、「この曲だ」と分かって最初から聞いてみたなら、その曲に聞こえないこともないのだが、何も知らされないで途中から聞いてみたら、やっぱり何を演っているのかが分からないくさい。自分だけの判断じゃ如何ともし難いので、それじゃ他人様に聞いてもらおうかいと、YouTube にアップしてみる次第なのだ。

でも・・・、最初にアップするのが国歌、しかも、改めて聞き直してみると、ところどころ怪しい部分もあったりするんだけど、そこのところは笑って許してほしい。

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2014.08.13

【Digital】私がアート・オブ・ノイズを・・・【Archives】Into Battle With The Art of Noise / The Art of Noise

Into_battle_with_the_2


私がアート・オブ・ノイズ(The Art of Noise)を知ったきっかけは何だったろう。音楽環境があまり優れているとは言えない田舎暮らし。なので、多分、FM情報誌か、それと連動しての NHK-FM のクロスオーバー・イレブンの2択でほぼ間違いないと思うのだが・・・。最初に聞いた曲は覚えている。「クローズ・アップ(ホップ)」だ。ということはやっぱり、クロスオーバー・イレブン、かな。以前、トレヴァー・ホーンのシゴトのことを取り上げたが、おそらくそれがファースト・コンタクトだったと思う。

やっぱり衝撃的だったよ。破壊的で衝撃的なスネア、重いバスドラ、サンプリングされた叫び声、それらが耳に残り、アタマに巣食って渦を巻くんだもん。で、この曲の次が名曲「ラジオ・スターの悲劇」と来たもんだ。

それから、トレヴァー・ホーンやアート・オブ・ノイズに関わる情報はないかと、目を皿にように見開き、耳をダンボのようにして情報収集に励んだのだが、そこはそれ。田舎暮らしの貧乏中学生(~高校生)。ソースはFMとFM情報誌しかないんだよ。そういう音楽的閉塞感から逃れたいからと、工業都市の高校に進学し、駅前にあったレンタルレコード屋に入り浸るようになったんだ。

そして、そこでLPレコードをディグって発見したのが「Into Battle With The Art of Noise」なのだ。レンタルレコードだと時間を経るごとに盤面が劣化していくのだが、このレコードはさほど回転していなかったのか、30年近く前に録音したとは思えない大変クリアな音質を保っていた。針ノイズもほとんど聞こえなかった。

だけど、曲的にはどう考えたら良いのかな? A面で一つの組曲、B面も同様。メモ用紙にアルファベットと数字のテンプレートを使って曲目を書いてカセットテープと一緒にケースの中に突っ込んでいたんだけど、それには


BEAT BOX 9.06
BATTLE
THE ARMY NOW
DONNNA

Ztis100_13si237a_thelabelZtis100_13si237b_thelabel


MOMENTS IN LOVE 14.33
BRIGHT NOISE
FLESH IN ARMOUR
COMES AND GOES
MOMENTS IN LOVE

なんて具合で書かれていたのに対し、最初に貼り付けたジャケット画像や英語の Wikipedia によると、記されていた曲名全てに尺が書かれていた。それじゃー、サウンドデータをその尺を参考にして切り分けていったら、あらピッタリ。

Battle
Beat Box
The Army Now
Donnna

Moments in Love
Bright Noise
Flesh in Armour
Comes and Goes
Moment in love


ただ、曲と曲の間に明確な隙間がほとんど無いに等しかったため、ホントにこれでいいのか、とやや疑心暗鬼になったりも、した。

大体、アート・オブ・ノイズ自体、同じ曲なのに違うバージョンを出したり、といったようなことを頻繁にしていたため、その辺りはしっかりした見極めが必要になってくるのかもしれない。


Img017_3ちなみに、なぜか1986年夏にアート・オブ・ノイズが来日して、夜のヒットスタジオに出た時の新聞のラテ欄の切り抜きもこのカセットケースの中に入っていたのだが・・・、番組紹介の文章を書いた人はアート・オブ・ノイズの音楽性を理解していたのか、はなはだ疑問を感じた。

大体、「ピーター・ガンのテーマ」自体インストだし。サラ・ヴォーンが歌っているというレアケースもあったりするけど、やっぱり基本はインスト。そして、番組で演ったのは「Paranoimia」という(苦笑)。


そして、その番組の出演者を見ると、懐かしいの一言で片づけられないような、ね。3030


Img019

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2014.03.13

古い人間なのかなぁ?

YouTube を徘徊していたら、レコードプレーヤーとレコードを買った若い人、‐おそらく高校生‐のレビューを見つけた。それはそれでいいのだが、その動画を見ていてちょっと耳を疑うことを言っていたのには驚きを通り越し、呆れた。ひょっとしてジョークなのか。それとも、マジで? 概容だけピックアップするならば「レコードを買ったはいいが、どういう風に聞くんだ?」なんて感じだ。

レコードは

外周部に針を置く

これはもう、常識以前の当たり前のことだと思っていたのだが、逆に平成生まれの若いモンには、知らなくて当たり前のことなのかもしれない。となると、これを常識だと思っている私や同世代はもう、年寄り扱いされてしまうのだろうか?

例えばテレビのチャンネルは回すもんだったし、それからタッチ式のチャンネルになって、ようやくリモコンでチャンネルを変えるようになった。電話だってそうだ。ダイヤルは、やっぱり回すものだった。数字に対応した穴に指を突っ込み、時計回りにストッパーまで回す。ダイヤルが戻ったら次の数字も同様に、数字に対応した穴に指を突っ込んでストッパーまで回す。じーころころころころ、なんて擬音だってあった。

が、今はプッシュ式が主で、数字に対応した周波数の音の組み合わせ、DTMF 音が幅を利かせている。ちなみに擬音としては、ぴぽぱ、だな。私はそのダイヤルの音で「メリーさんの羊」を「演奏」することができる。

凄い人になると、ルパン三世のテーマを「演奏」する人もいる。

0025プッシュホン全盛の現代で、じーころのダイヤル式の黒電話を見せたら、その扱い方を分かる若いモンはいるんだろうか。ま、こんなネタを上げること自体、もう年寄りの仲間なんだろうけど・・・。


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2014.02.03

週刊**

録画した正月特番を見ていた。
いつもならCMは全てすっ飛ばすのだが、上手いことチャプターを切ってくれていない場合もあって、まぁ、その時はリモコンの30秒飛ばしボタンを数回押せばいいんだけど、そのボタンを押し過ぎてしまうこともままあるのだ。それならば、10秒戻しボタンを数回押せばいいのだが、その際に、いつの頃からか本屋で存在感を増しつつある「週刊**」のCMのところにぴったりハマってしまうこともある。

そのひとつが、デアゴスティーニの「週刊 日本の名車」だったり、毎号買って少しずつ組み立てていく週刊 日産フェアレディZだったり。他にも、国鉄時代の貨物列車だの、戦艦だの、時代劇だのといった、ニッチな市場を抉り込んで狙っている「週刊**」が沢山ある。その手の雑誌って、創刊号は安くて、さらに特製バインダーなんかもついていたりして、いかにして財布のヒモを緩めさせるかに躍起になっているような気がする。

で、最初に上げた「週刊 日本の名車」のテレビCMで、何とも許し難いミス(?)を見つけてしまったので、ちょっとほじくってみようと思う。

CMの最初に登場するのはトヨタ2000GT。で、その次に出てきたのがトヨタスポーツ800だったのだが、な~んでヨタハチのケツのナンバープレート(?)に


2000GT-R


という文字のプレートが貼ってあるんだ? 多分、その2000GTの上には SKYLINE という文字があるんだろうけど、ちょーっとそこまでは判読できないな。

ま、細かいミスなんだろうけど、一応ヨタハチ好きとしては、これはして欲しくなかった。

で、その「週刊 日本の名車」って何号まで出るんだ? そう思ってデアゴスティーニのサイトに行ってみたら、あるわあるわ、週刊 マクラーレン ホンダ MP4/4 とか、週刊 蒸気機関車D51を作るとか、隔週刊 銀河鉄道999 DVDコレクションとか・・・。日本の城、なんかもあるな。でも、日本の名車が何号まで出るのかはちょっと分からなかったな。

そもそも、どういう基準で名車に選ばれるんだ? 私が昔乗っていた AA63、あれは前後の重量バランスがほぼ 50:50 で、AE86 より重いけど、キャッチコピーのように、足の良いヤツだった。セリカとの兄弟車種だったけど、これも名車にして欲しいものだが、はてさて。


そして、いつまでこういう「週刊**」が続くんだろう?
とんでもなく狭い隙間を狙って行って「週刊 モーグシンセサイザーを作る」なんてのが出てきたら、それはそれで面白いと思うのと同時に、怖ろしさも感じたり。


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2014.01.31

レコードプレーヤー入手

今月頭に「使えん」と題して、実家にあったレコードの「再生装置もどき」に文句をつけた。そして、自分でもなんだか良さげなレコードプレーヤーを探そうと思うに至った。

新品で探すなら、やっぱり名の通った音響メーカー製に限るだろ、と思ってピックアップしたのが、デノンの DP-200USB か、オーディオテクニカの AT-PL300USB というところか。デノンの方は、音楽データの保存先は USB メモリーに限られるが、プレーヤーに USB メモリをぶっ刺して、レコード再生、メモリーに録音と、それだけで完結できる。オーディオテクニカの方は、 USB ケーブルで直接パソコンと繋いで録音する。どっちが楽かと言われたら、デノンに軍配が上がる。ただ、最終的にはデノンでもオーディオテクニカでも、パソコンを起ち上げて、音源データを分割しないといけない。値段を価格.com で見てみれば、デノンは17,000円弱で、オーディオテクニカの方は15,000円弱。まぁ、大きな差ではない。

そして、どちらともレコードサイズを設定してスタートボタンを押せば、フルオートでレコードの再生ができる。ありがたいっちゃありがたいけど、30センチLP がしっかり乗るサイズは、ちょと置き場所に困る。使う度に箱から出して、というのもメンドくさい。かと言って、「使えん」でも上げた、レコードプレーヤーの機能だけを形にしたものは、作りがちゃちっぽく、なんでもないところで針飛びしそうな気がしないでもない。

という訳で、時間潰しのためにハードオフに行ってみたら、なんだか良さげなブツが並んでいた。して、その品は KENWOOD の P-110 だ。メーカーの希望小売価格は18,900円なれど、ヨドバシカメラだと3,900円だぁ? 捨て値だなぁ。ちなみに、ヤフオクでは、4,999円と10,890円と強気な値段で出品されている。そして、私が見たのは3,150円。

ビニールのラップでくるまれていたそれにはちゃんと取扱説明書もついていて、それだけで大切に使われていたことが窺い知れる。サイズは、ターンテーブルがドーナツ盤 EP がピッタリなサイズで、LP レコードを乗せると筐体の左と手前にレコードがはみ出してきてしまう。まぁ、それでも、3,150円だったらその品がハズレであってもそれほど懐は痛まない。

古かったり、高級だったりするレコードプレーヤーは出力される信号が小さいので、アンプの PHONO の端子にケーブルを繋げなくてはいけないんだけど、上記の3機種は PHONO イコライザーが付いていて、ふつーに赤白の入力端子に繋げば、ちゃんと音が出てくれる。

ハードオフでその品を見て品番をチェックし、インターネットでスペックを調べてたら、とりあえず、今の時点ではベストな選択だ、と思うに至った。でも、レコードプレーヤーだけ手に入れて、手持ちにレコードがないっていうのもバカな話なので、試聴用に久保田早紀の「異邦人」と、もう一枚 うぷぷぷぷ なドーナツ盤を手に入れた。

さて、じゃこのプレーヤーをアジトの MP3 録音ができるマイクロコンポにどう繋げようか。プレーヤーからは赤白のピンジャック(オス)が付いているケーブルが伸びているが、マイクロコンポの入力端子はステレオミニジャックしか受け付けてくれない。その上、以前にヤフオクで手に入れたカセットデッキからのケーブルが既にその入力端子に刺さっていると来たもんだ。

3秒で答えが出た。
アジトの片隅に転がっているピンジャック - ステレオミニジャック(オス)のオス同士を繋げるアダプターと、ミュージックプレーヤーを二人で同時に聞く(ってそんなシチュエーションあるのか?)為の、ステレオミニジャックを2系統に分けるケーブルを手に入れて、繋いだらオッケー。プレーヤーを置く場所も、マイクロコンポの上面にカセットデッキがあるのだが、それはただ再生できるだけだし、そこにカセットテープを突っ込んで MP3 ファイルを作ろうとしても、ぶつっぶつっとノイズが入るわ、USB メモリーを始め、コンポ自体がフリーズするわと使い物にならないから、マイクロコンポの上で決定。

それで久保田早紀を試聴してみると・・・、うむ、レコード自体に細かな傷があるせいで針音が耳に刺さるが、実家にあったレコードプレーヤーもどきと比べると音質も比べようもない。針を上げ下げするためのレバーがあったが、それが無くても別にふつーに再生できたし、レコードの最も内側の溝まで針が行ったら、ちゃんと針が元の位置に戻って来てくれて、レコードの回転も止まった。その動き方はちょっとばかり軽いというか、頼りない感じもしないでもないんだけど、まぁ、これで十分じゃね?

実家のプレーヤーもどきだと、やたらと高音がシャリシャリし過ぎて音が薄っぺらく感じたけど、これだとそういうことも感じない。

だけど、CD音源で持っていた「異邦人」とこの KENWOOD から抽出した MP3 の異邦人は、ちょっとばかり再生速度に差があった。レコードプレーヤーの方が少しばかり速いようだ。が、別段気になるほどでもないし、ホントに気になってしまうようだったら、それこそデノンやオーディオテクニカのプレーヤーの導入を考えても良いだろう。

それにしても、普段、MP3 だCDだと、ノイズがほとんどない音を聞いていると、レコードの針音や音の膨らみ方は、安くてもやっぱりレコードの方が何となく温かみを感じるんだよな。これは私が古い人間だから、だろうか?


PS
同じハードオフに、同じ3,150円でジャンクとしてナショナルの赤いポータブルレコードプレーヤーがあった。まぁ、ネタとしてそれを手に入れても良かった、かな?

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2014.01.04

使えん

帰省中である。
ただぼーっと過ごすのも芸がないので、親の代からのアナログレコードライブラリーのデジタル化をしようかと思い立った。

Dsc_00111以前は Kenwood の巨大なミニコンポ(カセットデッキ使用不能。サラウンドプロセッサー不動)があって、アンプの背面から赤白のピンジャック‐ステレオミニジャックのケーブルをノートパソコンと接続し、録音した後に MP3 化したのだが、その Kenwood がほぼ不動だからと知らぬ間に処分され、その代り、ホームセンターで(多分)1万円弱で売られている AucSale の Dioconnect DR-260 なる、SDカード、USBメモリ、CD、レコード、ラジオが聞ける小さな再生装置が、Kenwood が鎮座していた場所に置かれていた。

レコードがSDカード、USBメモリに MP3 で録音できるとあって、いざレア音源作成と興奮したのだが、すぐにその興奮は冷めてしまった というのも、パッと見てきれいな盤面のドーナツ盤をターンテーブルに乗せて針を置いたら、何でもないところで針飛びしやがった。物は試しと針の上に10円硬貨の乗せてみても、やっぱり何でもないところで針飛びしやがる。

これで萎えてしまった。
大体、針が思った以上に軽く感じ、レコード盤に掘られた溝の振動が針やアームをも振動させているように感じた。これじゃ、ビートの効いたロックをかけようものなら、すぐに針飛びしそうだと思い、実際に試してみたらやっぱり・・・。

それからはもう、嫌なところしか目に入らなくなってしまう。
背面に「レコード自動停止スイッチ」なるものがあるのだが、このスイッチをONにしておくと、レコード片面の最後の曲がまだ終わっていないところで勝手にターンテーブルが停止してしまう始末。っつか、こんなもんいらねー。

ならば、そのスイッチをOFFにしたら、ソースのセレクターをレコードにした途端にターンテーブルが回りだす。それならそれで納得もしよう。が、レコードの最も内側の溝に針が到達すると、音声が記録されている溝の密集部分まで弾かれて戻ってしまう。なんか、この針もアームも軽すぎはしないか?

レコードプレーヤーに贅沢を要求すれば、再生ボタンをぽちっと押すだけで針がレコードの端(17センチと30センチ、だろうな)を自動的に認識し、最も内側の溝に到達したら自動的に針が持ち上がって所定の位置まで戻る、なんて具合だけど、要求すればするほどコストがかかるのは目に見えている。

ならば、針は自分で下すから、最も内側の溝まで行ったら所定の位置まで戻ってほしい。
これも贅沢ならば、もうちょっと針の圧力、重さを増やして、ちょっとやそっとでは針飛びしない、最も内側の溝に到達しても、溝が密集しているところまで弾かれないでそのまま回り続けてもらってもいい。手動で針を戻したらそれに連動してターンテーブルの回転が止まれば御の字、と、そんなレベルでもいい。

大体、Kenwood がウチに来るまで、レコードを聴く手段は電蓄(電気蓄音機)に限られた。モノラルで、外部出力端子、イヤホンジャックからラジカセなどに繋いでレコードを録音してもモノラルはモノラルで、レコードをステレオで聴くのが悲願でもあった。でもその電蓄は、針を持ち上げないとターンテーブルは回転しないし、最も内側の溝に到達しても、針が弾かれることはなかった。そこから針を持ち上げて所定の位置に戻したら、ターンテーブルの回転も止まった。

そんな電蓄と今実家にあるレコードの再生装置を比較すると、ステレオかどうかを除けば、機能的には電蓄の方が上のような気もする。

ちなみに、パソコンショップ系列の上海問屋では、レコードプレーヤーにとって必要最小限の機能、形をしたものが4000円弱で売られているのだが、これはどうなんだろ? ホントに手に入れようと思ったときにまた、コストと音のバランスなどの比較検討しようかと思う。まぁ、名の通った音響メーカーの品の方が、色々な面でバランスが良いとは思うけど。


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2014.01.03

あれー、おかしいなー

無造作にわがスマホにブチ込んだ楽曲をランダム再生し、ぼーっとしていたのだが、その曲データをツイートできるアプリを入れていたことを思い出した。ので、ツイートしようとしてみたら・・・、エラーが表示されてできない。

エラーのコードを確かめて検索してみたら、その他>カレンダー>同期をリセット、という文言が並ぶサイトに行きついた。しかし、その通りにしようと思っても、まず
「その他」がどこにあるのかを見つけることができなかった。

ならば、件のアプリを削除し再インストールしてみたのだが、状況は変わらない。しばらくこのアプリも使っていなかったから、その間にツイッターの方で何かが変わったのかな? 同様な機能を持つアプリをインストールしてもいいのだが、なんかそこまでして「NowPlaying」を呟いてもなー。

さて、どうしたものか。
我がスマホは頻繁に、内部メモリが足りない、要らないメールは削除しろ、と言ってくるちょっと困ったちゃん。件のアプリを削除しても、さほど空き容量が増えるとも思えない。しかし、これからも件のアプリを入れておいたとしても、またいつ起動させるか分かったもんじゃない。まぁ、しばらく様子を見て、その間に件のアプリを起動することがあるかどうかを見定めてから、さっくり削除、と行こうか。

それにしても、今使っているスマホの前に使っていたケータイでは、ある程度メールが溜まったら、古いメールから順々に消えていった。が、このスマホは、自らメールを選んで削除しなければならないというのが、ちょとメンドくさい。試しに検索してみたら、ああ、やっぱりあるんだなぁ、通話記録だのネット接続の記録だのメールだのを自動的に削除してくれるアプリが。

楽曲名をツイートするアプリを削除したら、今度はこの自動削除アプリをインストールしようか。いつも届くメールが届かない、と思って新着メールの確認をしてみたら、10通ほどドカッと落ちてきたこともあったし。ま、もうちょっと考えよう。


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2014.01.02

へたれオカルティストによる、音楽に取り上げられるエイリアンの関係の一考察

このようなろくでもないことを考えたきっかけは、まず四人囃子の「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」を聴いたことによる。曲自体は高校時代にFMで聴いて知っていた。そして、専門学校時代に手に入れた四人囃子のファーストアルバム「一触即発」が、普通の12センチCDの「一触即発」と8センチのシングルCD「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」の2枚組で、改めて聴いてみると、まぁカッコ良く感じたのと同時に、「なんじゃこりゃ?」と思ったものだった。

「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」に関しては後述するとして、その他にUFOや宇宙人に関する曲がないものかと手持ちの音源を漁ってみたら、数は少ないものの、見つけることができた。

Img_70370_9732027_0ある程度以上の年齢の人だったら誰でも知っているテッパンな曲は、ピンク・レディーのUFOだと思う。しかし、歌詞を見る限りはUFOのことを歌っているのではなく、思っていることを知ることができる不思議な男(宇宙人? 超能力者?)のことを歌っているように思えてしまう。



1191255121その他には、んー、時代の流れに乗ってしまえとばかりに、勢いだけでリリースしたかのようなマキ上田の「あいつはインベーダー」なんて珍曲があった。この音源は過去に有線放送をアジトに引いていた時に、ビデオデッキの3倍モードで録音したテクノ歌謡特集の中にあった。多分これは、テクノポップとスペースインベーダーの流行に上手いこと乗ろうとしてコケた曲のような気がしてならない。歌詞そのものを掲載しているサイトは見つからなかったが、要約しているサイトなら見つけることができた。それがここで、レコードジャケットの画像も載っている。そして、驚いたことに YouTube で曲そのものを発見することができた。

それにしても、子供の声と電子処理されたかのような低音の絡み具合が何とも言えない。負けるのが悔しいと歌っているのは、やっぱりプロレスラーだったからだろうか?

有線放送のテクノ歌謡特集の中にはもう一曲、UFO、エイリアン関係の曲が、あった。
それが大和田りつ子の「宇宙人のテレパシー」だ。この人は何者かとネットの海を漁ってみたら、あっさりヒット。その昔はNHKの歌のおねえさんだったそうな。という訳で、 歌詞も簡単に見つけることができた。ならば YouTube も、と思ったら案の定・・・。

友好的な宇宙人ならいいけど、これがマキ上田が歌うようなインベーダー、侵略者だったらどうするんだろう? 精神感応が可能だとしたら、マインドコントロールで地球人同士で争わせて、絶滅、あるいは地球環境を侵略者にとって住みよいものに変えてしまうという、どこかのアニメの設定みたいなことにもならないだろうか、と要らぬ心配をしてしまったり・・・。

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2013.10.28

漢字が出てこない・・・

我がアジトにあるブルーレイレコーダーは2年前の地上アナログ放送終了直前に仕入れたシャープ製で、HDD 容量は 320GB とちょいと少な目。その手の情報誌によれば、とあるメーカーのレコーダーは中身の HDD を大容量のに換装して、中身のデータをちょいといじってやることで、大容量なレコーダーにすることができるらしいんだけど、我がシャープ製のはそのような情報もなく、VHSカセットからのダビングものやテレビ放送を録画したもので、残容量が5時間を切ることもざらにある。

その残容量を増やそうと余裕のある時に録画した番組を見返してはいるものの、新たに予約する番組があるものだからなかなか残容量が増えない。

さらに困ったことに、連続した時間帯で別の番組を録画しようとすると、先に録画していた番組の最後数十秒分が録画されないという。ならば、それらの連続した番組を丸ごと録画してしまおうと、昔ながらの日時指定予約で録画して、あとから番組を切り分けて、ブルーレイディスクにダビングする、なんてことをしているのだが、番組情報として表示されるのは最初の番組の分だけ。その後の番組はリモコンの10キーで番組名をぽちぽち入力していくのだが、その際になかなか漢字が出てこないことがあって、やたらとイライラしてしまうのだ。

例えば、VHSからダビングした「タモリ倶楽部」をレコーダーに入力しようとしても、「倶」がどうしても出てこなかった。漢和辞典を引っ張り出して「とも」と打ち込んだら出てくるか、と思っても出てこず、しばらくの間「タモリイ具楽部」と気持ち悪い表記にしていたことがあった。今ではちゃんと「たもりくらぶ」と入力して変換したら「タモリ倶楽部」となってくれるのだが、これはレコーダーが勝手にファームウェアを更新しているからなのだろうか。それとも、録画する番組名を学習しているからなのだろうか。

まぁ、タモリ倶楽部はそれでイイとして、問題は人の名前、なんだよな。
ミュージシャンの「菊池成孔(きくちなるよし)」さんの名前を入力する機会があったのだが、最後の「孔」がどうしても呼び出せなかった。「こう」と入力し、変換しても出てこない。Yahoo! の辞書で検索してみたら「あな」と読むこともできるみたいだけど、私はそこまでは分からなかった。

ならばどうしたか。
古代中国の思想家に「孔子」という人がいたな、と思いつき、試してみたらちゃんと「孔子」が出てきてくれた。そうなったらしめたもの。邪魔な「子」を削除して、なんとか「菊池成孔」と入力することができた。

っつか、これってパソコンと繋ぐことで解決することなのかな? んー、我がアジトのネット環境は、メインのパソコンに Pocket WiFi の端末を繋ぎ、簡易無線 LAN としているんだけど、その環境にまた スイッチングハブを入れて LAN ケーブルを這わせるのはちょっとメンドくさい。レコーダーに無線 LAN の子機を接続することができればいいのかもしれないけれど、地デジを使った番組参加のためだけにパソコンを起ち上げるってのもやっぱりメンドくさい。

それに、携帯電話でもそうだったんだけど、10キーで文字入力をすること自体が苦行に近いんだよな、私の場合。だから、スマホに乗り換えるときもフルキーボード付きってことだけで選んだし。ただ、そのスマホもあまり出来が良い機械じゃなかったみたいで、簡易カーナビとして使っている最中に電源が落ちるわ、ちょっとメールを溜めているだけで内部メモリが足りないからと、そのメールを削除するように求められるわ、グーグルマップを開いているだけで固まるわ、と欠点を上げればきりがない。それまで使っていた携帯電話のように、メモリがいっぱいになったら古いメールから削除してくれればいいものを・・・。って、それってそういうアプリであるのかな? そのアプリをインストールすることで内部のメモリを食ってしまうってことにならないか。

なんか脱線しちゃったけど、やっぱり文字入力はサクサクやりたいなぁ。手書きよりもキーボードで打つ方が早いし。その分、漢字が書けなくなっちゃった。

さて、そんな私を満足させてくれる良い方法ってないものだろうか? USB メモリでファームフェア更新、なんて取説に書いてあったけど、それで何とかならないものかなぁ。ま、復習を兼ねて、取説を隅から隅まで目を通してみるとしようかね。


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2013.09.23

ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ

私が乗っているクルマは平成7(1995)年式の軽自動車。運転席ドアの下部は錆で朽ちて穴が開き、屋根の部分の塗装も薄くなってところどころ白くなっている、18年オチのオンボロだ。ちなみに、9月22日現在の総走行距離は153,915キロ。このクルマを手に入れたのがちょうど10年前の冬の事だったのだが、その頃からこのクルマの持病として「エンスト病」が、あった。エンジンが暖まっている状態で再始動を掛けると、アイドリングが本来の回転まで上がらず、その状態で加速してからアクセルを抜くと、エンストした。

既定の回転数まで上がらない状態だと、エンジンを始め、ボディの各所でブルブルブルとちょっと嫌な振動を感じてしまうのだが、そのエンジンを制御しているコンピューターがその状態を認識する(? のかな?)と、すっとアイドリングが規定回転数まで上がるのだ。

ただその後、走っていて信号に引っかかってアクセルを抜くと、今度は回転数が下がらない。エンジンブレーキが効かず、仕方なくギアを抜いてブレーキを掛ける、と、そういう症状もあったりする。まぁ、ワタシ的にはご愛嬌と感じているのだが。その場合も、ちょっとアクセルを入れてやることでその状態が解消することもあるので、特に気にしちゃいない。

そんな我がクルマだが、エンスト病が進行したのか、それとも燃料ポンプかフィルターか、それともインジェクターが汚れてしまったのか、はたまたプラグの寿命なのか、とにかく、交差点で止まるときにスピードメーターと連動してタコメーターもゼロを指してしまうことがあった。

今売られているクルマに結構な割合で付いている「アイドリングストップ」だと思って笑って済ませている。現行車だとブレーキから足を離したり、アクセルを踏み込んだりしたらエンジンが静かに回り始めるのだが、私のクルマの場合、信号待ちから発進する際は、キーを捻っただけじゃエンジンが掛からない。「きゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅる」とセルモーターが回るだけだ。仕方がないのでアクセルを踏み込む。「ばおん」とまぁ、イイ音を立ててエンジンが復活する。なので、現行車との大きな違いは、アイドリングストップからの復帰のときに、大きな音がするかしないか、だな。

ただ、その状態で何度も信号に引っかかるとちょっと辛い。その度毎に「きゅるきゅるきゅるきゅる」、そして「ばおん」なのだから。まぁ、ある程度走っている間にその原因が消えるのか、その状態の再現性は著しく低い。

しかし現在。主として通勤で400キロ走り、燃料計の針も振り切れた状態で「アイドリングストップ」が、出た。ガソリンを満タンにしたらその状態も解消されるだろう、と思っていたのだが、これがなかなか解消されない。試しに、時間を置いてエンジンを冷やし、その状態でエンジンを掛けてみたのだが、やっぱり回転数が上がらない。アクセルに軽く足を乗っけていないと、規定回転数を保つことができない。

エアコンを入れたらアイドルアップするだろうと思ってボタンを押してみたのだが、まぁ、規定回転数よりかなり低い回転数で なんとか アイドリングをしてくれた。が、軽くアクセルを煽って右足を離したら、そのままメーターパネルの警告灯が点灯する。どうしたもんだろ?

月曜日、出勤する際には、エンジンを焼く意味、燃料系統の汚れ(?)が流れてくれることを期待する意味を込めて、ちょっと高回転維持で走ってみようかとは思う。が、これでその症状が解決しなかったら、さて、主治医の社長の工場に行くか、それともディーラーに行くか。

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PS
P114日本で最初に「アイドリングストップ」機能がついたクルマは、実はトヨタの古いスターレットなのだ。形式名 KP61 。その廉価グレードに「エコランシステム」という名で組み込まれたのだが、当時は今と違ってMT車全盛。「あのクルマ、またエンストこいてら。ヘタクソだなぁ」なんて周囲の目が恥ずかしかったのかどうかは分からないけど、さほど普及はしなかったみたい。参考は昔読んだクルマ雑誌の記憶と、このサイト

改めて見ると、KP61 は新鮮でカッコいいな。後継車の EP71 もほとんど見かける機会もないんだけど、見たら目で追ってしまうもんなー。

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